〜オリジナル生地トートバッグへの道 vo.2 ミシンの破壊神〜
リボン作家の『いろいと』です
私の作るリボンには1つずつ物語があります
手に取って下さった方が、楽しく笑顔で続きの物語を作っていけるよう
心を込めて作っています
こちらでは、リボンの物語を紹介しています
楽しんでもらえたら嬉しいです♪
~ オリジナル生地トートバッグへの道 vo.2 ミシンの破壊神 ~
前回の『オリジナル生地トートバッグへの道 vo.1 私のミシン奮闘記』をお読みになってから
こちらを読むと、より一層楽しめます♪
こちらの物語は三部作となっています
ぜひご覧ください
~ オリジナル生地トートバッグへの道 vo.1 私のミシン奮闘記 ~
~ オリジナル生地トートバッグへの道 vo.3ミシンと必然 ~
さて、子どもの通っていた幼稚園のママさんが経営するお店
ミシンのソーイングスペース
一度、連絡をしてみようと何年かぶりに連絡を取ってみた
『ミシンを習えるって言ってたけど、全くの初心者で、しかもミシン壊したりするかもしれないけど、そんなのでも入っても大丈夫かな?』
『全然大丈夫だよ!!ミシン壊すの?笑。いつでも来てくれて大丈夫よ!』
そう言ってくれたKちゃん
どこかドキドキしながらも、自分の作りたいものを実現するべく
まずはレッスンバッグを教えてもらいに行くのでした
予約した日になり、ドキドキしながら一歩踏み入れる瞬間が訪れた
ドアをあけるとキレイなエメラルドのような優しいグリーンを基調としたシンプルだけど可愛いワンルーム
ミシンの他に、色んな作家さんの作品をたくさん置かれていた
『久しぶりやね!』
『元気してましたか?』
と、敬語になる私
でも、しばらく話をしていくと普段通りに私も話をし始めていた
『っで?何を作りたいの?』
『実はね、オリジナル生地を作ってバッグを作りたいの!色んな布作家さんにカバンをお願いしてみたりもしたけどみんな忙しいし迷惑かけるし、やっぱり自分で作らないかんて思ってミシンの呪いもあるけど、やってみようって思ってきたん!!』
『ミシンの呪いってなに?笑』
『中学校ん時に、私が使うとすぐミシン止まるし壊れるから、先生に触らんといて~みたいになって、最終先生に作ってもらってん 笑。だからミシンは壊すからそれ以来触ったことない!』
『ミシンの破壊神 笑』
など、ミシンの呪いの経緯も話しつつ、自分の作りたいものをイラストにして来ていたので見せながら話をしていた
『大丈夫やと思うけどなぁ?笑。イラストにしてきてくれたから作りたいイメージが分かったし作って行こうか!』
そう言って、型紙を作ると作りやすい話や、持ち手の長さの話など
少しずつ形になっていく事をわくわくしながら進めていった
布にバッグの大きさを決め寸法を書き出す
そしてサイズに沿って切った後は、呪いのミシンである
破壊神はドキドキしながら、糸掛けの仕方、ミシンの使い方を丁寧に教わる
スピードを調節出来る事を教えてもらい一番遅いスピードでミシンを動かしてみた
真っすぐに縫う事がまず難しい
壊れないかなと心配になりながらも、ゆっくり針を進める
一針一針縫えているのかを確かめながら、やっと縫う事が出来た
『ほら!!大丈夫やったでしょ?出来るよ♪大丈夫大丈夫♪もう破壊神じゃないね!』
Kちゃんのその言葉が私の自信にも繋がっていった
無理かもしれないと思っていたミシンを
止めることなく壊すことなく全部縫い終えた事に、私はとても感動していた
初めてなのに、ミシンも使えないのに自分の作ってみたいバッグはある
イラストにして持っていき、材料だけ持って行った
それだけの一歩だった
そして最高の講師に出逢えた
教えてもらいながら自分の思う作品が自分の手で出来た
それだけの事だったのだが、私にしては晴天の霹靂くらいすごいことだったのである
私の中で何かが少し変わり始めていた
そし破壊神の名前をそっとミシンの神様に返上した 笑
しかし!!
まだ、この時は自分のミシンは持っておらず、家に帰ってからも作る事はしていなかった 笑(というか作る事が出来ない)
何度か、Kちゃんのお店へ通い、画像にあるレッスンバッグを作り上げていったのだった
これは、今から2年前のお話
まだミシンを買うのは先のお話・・・
いつMyミシンが出てくるのだろ?笑
次は、ミシンが登場するかもしれない!
『オリジナル生地トートバッグへの道 vo.2 ミシンと必然』
前回のお話を見たい方はこちらから ↓↓
『オリジナル生地トートバッグへの道 vo.1 私のミシン奮闘記』
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