〜 わたしが月だった頃 〜
リボン作家の『いろいと』です
私の作るリボンには1つずつ物語があります
手に取って下さった方が、楽しく笑顔で続きの物語を作っていけるよう
心を込めて作っています
こちらでは、リボンの物語を紹介しています
楽しんでもらえたら嬉しいです♪
〜 わたしが月だった頃 〜
あれは少し前だったか もっと前だったか
静かな銀色の世界と
穏やかな白い世界
変わらぬ気持ちで いつもそこにいた
シンとした音にピンとした空気
きみとキミとあなたとアナタに出逢い別れ
たくさんの色んな話をしていた
とても楽しく
とても明るく
とても華やかな世界
きみがいたから私は輝いていたのかなと思っていた
だけど それは違っていて
きみも私もいるから輝いていた事に気が付いた時には
わたしは月ではなかった
きみも私も大切なモノで
きみも私もかけがえのないカタチだった
どちらがいなくなってもいけなくて
どちらがいてもいけなくて
バランスがとても大切だったのだ
あなたがいるから輝いてこれて
きみがいるから暖かい
あなたがいるから明るくて
きみがいるから見えたんだ
大切にたいせつにタイセツニ・・・
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『わたしが月だった頃』
少し前の話
わたしがまだ月だった頃
よく星たちや、そこにいる子、遊びにくる子と話をしていた
静かに楽しく
時に微笑んで
音のある世界なのに音のない世界のように
照らされてるけど、照らしている
そこにいる事が当たり前だった
あなたがいるから輝いてこれて
きみがいるから暖かい
あなたがいるから明るくて
きみがいるから見えたんだ
ひっそりと穏やかに、、、
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