発達をどうとらえるか
発達の勉強の続きです。
発達は発達段階の理論で捉えていく。(つまり階段状)
発達はふっと質が変わる時期がある。
なんのこっちゃ。
「可逆操作」「発達段階」というものがあると仮定して説明していく。
温度を零度で水が凍りになる、沸騰を100度と仮定して今日の気温の話をするようなもの。
可逆操作
発達という運動の基本単位。
アメリカに住んでいる人も、あなたも私も、すべての条件をとっぱらって可逆操作を通して見ると、誰もが一緒。
どの人も同じ発達のみちすじを通る
発達のみちずじは共通、ひとそれぞれの通り方がある。
大きな発達の節=発達の質的転換期
6か月、1歳半、9,10歳。。。
階層が変わるとぐっと質が変わる。
乳児→6か月→乳児期後半→1歳半→幼児→9,10歳→少年少女期
発達の節を超えるとき、新しい発達の原動力が生まれる
大きな変化に対応する大きなパワーが必要。
大きな変化によって不安定になりやすい。
→発達の壁/発達の危機
※なんらかの疾病、障害、特徴がある場合、問題が大きく出たり、長期化したりする。
今その人の持っている力が、次のステップに進むときに使えるようにちゃんと使えているのか。使えてなかったとしたら、そこを支援していく。
発達というのはできることを増やすのではなく、質の変化。
どういうサポートをしたらできるようになるのか。
おまけ
一次元可逆操作期の特徴は、1歳半の子の特徴と似ているが、
一次元可逆操作期=1歳半というわけではない。
一次元可逆操作期の5歳と、一次元可逆操作期の1歳半の子は違う。
一緒に遊んでも楽しいわけがない。
その子のベースとなっている力が一次元可逆操作期だというだけ。
発達保障
発達を権利としてとらえましょう。
子どもを発達の権利の主体としてとらえましょう。
今日の発達についてのお勉強はここまでです。