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#本日のなうぷれ ⑤漂流劇団/ズーカラデル

今回はこちら!

ズーカラデルの「漂流劇団」です。

この楽曲の特に好きな点、それは「声と歌のズルい相性」です。

フロントマンであるGt&Vo.吉田崇展さんの落ち着きを感じる優しい歌声から成る、優しくて少しあかるい歌詞。


今からこの世界が 優しく変わらないかな
嫌いなあんたがいつか 幸せになれますように

これは特に好きな歌詞のフレーズです。嫌いな人に「あんた」と言いつつも幸せを願っているその様。それが声を介してスッと歌詞として入ってくるのがなんともたまらないです。

吉田さんの声が本当に素晴らしいなとしみじみ感じます。代表曲である「夢の恋人」のようなしんみりとしたラブソングだとそのノスタルジックな雰囲気が増しますが、こちらの「漂流劇団」では主人公の旅路を優しく、へらりと応援している友人の姿を想起させるような安心感を纏っています。

この楽曲は「王道ソング」と言い切ってしまえばそれまでなのかもしれませんが、それだけで片づけたくない、片づけてはならないと感じさせる何かを持っています。
それは多分あふれ出る心地よさ。これはまさにズーカラデル特有のものではないでしょうか。

人生が終わるとき、この「漂流劇団」がエンドロールで流れるような生き方をしていたいななんてふと感じる一曲でした。この楽曲が似合う人間になりたい。

https://youtu.be/nRhycautvCE

MVもほっこりします。

ご覧いただきありがとうございました!


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