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子供が仲間はずれにされた時

20歳になった下の子が、大手アパレルメーカー販売のバイトを始めました。

娘は言いました。

「友達同士でバイトしてる子たちが私をはずしてくる。仕事も教えてくれない。嫌な感じで居づらい・・・」

どうしたら仲間外れやイジメはなくなるのでしょう?

昔の私が子供に教えて後悔している事1つ。今の私が子供に伝えたい事2つを書きます。

自分を守るということ。親が子供を守るということ。逃げてもいい。

子供たちが小中学生の頃、「〇〇ちゃんにこんなことされた~」と泣いて帰ってくる事がよくありました。当時、モンスターペアレンツという言葉が出始めた頃でした。私はモンスターとは正反対のタイプでした。

「それは悲しかったね。でも○○ちゃんがそんなことしたのも理由があるかもしれんよ?」と子供に言っていました。

悪い事の原因は自分にある。自分が悪い。という意識を子供に刷り込んでいたように思います。

20歳を過ぎた子供たちは、私と同じように「自分より相手の事を考えてしまう」「生き辛い」いわゆる「繊細さん」に成長しました。子供たち2人とも社会人生活1年続きませんでした。上の子は少し心の病です。

「お母さんに言っても私の味方してくれん。お母さんに言っても仕方ない。」

子供が時々そんなことを言っていたのを思い出します。

「あなたはそのままでいいんだよ」「どんなことがあっても、どんなになってもお母さんはあなたの味方よ」「どんなことがあってもあなたを守るよ」「辛い時は逃げていいんだよ」

そんな言葉を、力強く、もっともっとたくさん、伝えていれば・・・と後悔しています。

悪者を作らない。正義の人はいない。みんな同じ

下の子は言いました。

「どうしてあの子たちは1人仲間外れにできるんだろう?私だったら皆で一緒に居られるように考えるけど。。どうしてあんな性格悪そうな子にも友達ができるんだろう?」

人の気持ちを考えすぎると、人の気持ちを考えられない人は怖い人で、強く、傲慢で悪い人に見えたりします。

私は言いました。

「類は友を呼ぶっていうでしょう?自分に合う人が集まる。」

「こっちにはこっち、あっちにはあっちの居心地のいい世界がある。だからそれぞれ友達ができるんよ。」

「あっちの人から見ると、こっちはいや~な子に見えるかもよ?だからどっちが悪いどっちが正しいは無いんよ。み~んな同じなんよ。」

本当の強さとは・・・

強い人が勝つ。勝つために声を大きくして強くならなくては!という雰囲気はあります。でも本当の強さは違うと娘に伝えました。

「本当に強いって事は、どんな言葉を言われても、周りがどんな態度でも、それに合わせて自分の気持ちを持っていかれたり、自分は弱いって感じてふにゃふにゃ~とならない事」

「まーちゃんはいつもパーっと明るく元気にみんなと楽しくやっていくタイプでしょ?なんで弱気になってるの?相手に関係なく淡々と自分の仕事をしたらいいんよ。」

娘は「ハッ」とした表情になり、その後はバイトのことを忘れ、家族の楽しい時間を過ごしました。

翌日からのバイトはどうなったかというと・・・そんな悩みも忘れるくらい楽しくやっているようです^^

親の立場になると、自分は親としても、人としても、なんて未熟で頼りない存在なんだろうと感じます。それでも子供から見ると親は絶対の存在。親である私の影響を大きく受けています。

私の失敗や、後悔が少しでもあなたのお役に立てたら嬉しいです・*:..。o♬*゚










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