見出し画像

【WS】ヒーコーパワスポ解説【ネタデッキ】


初めに

本文中にて、ウチノ様作成のアプリ「UTool」の画像を使用します。
この場を借りて御礼申し上げます。

前提として

本記事は環境デッキや最新のデッキの解説ではありません。
そのため、ジョニー向けの記事になります。(ジョニー:ざっくり言うとデッキの創意工夫を楽しむプレイヤーのことです)
筆者が使用して楽しいと感じるデッキを、それっぽい理屈をこねてあたかも強いデッキであると自己暗示を行うために書き上げます。
また、このデッキはいわゆる『筆者の自己紹介デッキ』として良く使用しています
そのため、遠回りな自己紹介がてら記事を書いていることも事実です

注意点

本記事におけるデッキは以下の要素を含みません。
・明確な勝ち筋
・勝利への意欲
・試合時間の考慮
・手間と制作費用の計算
・対戦相手との円滑なコミュニケーション
これらの要素を必要とする方は頑張って耐えながら読んでほしいです。
文末に伝わらない小ネタ等の長々駄文が続くので、レシピと要約だけ見れば雰囲気掴めるようにしました。そちらだけでも見て下さい

構築について

言い訳フェイズ

筆者はヴァイス歴そこそこ長く、印象的な時代、環境デッキがいくつもありました。ひなろじ全盛期やサンシャイン環境、デレマスのTPにやみかん等々。
そんな中でも基本的に「Key作品のタイトル」のみ握っていた筆者はとある1つのテキストに憧れを抱きました。その結果がご覧のあり様です。この記事では具体的に何のテキストに憧れたか明記はしませんが、すぐ察すると思います

自己暗示フェイズ

ヴァイスにおいて「強いテキスト」や「定石となるプレイング」も複数存在します。例えば……
・「暁」の互換名で知られる4ルックテキスト
・1-6リフレッシュを容易に行える
・早出しすることでレベル3の動きをレベル2で動き始める
・イベントによるストック補充や手札補充
・CXの存在しない山札をアドを失わずリフレッシュ(または疑似リフにて復元)させる
・「光景」と「逆圧縮(もどき)」による相手への妨害
・レベル0から連動にてアドを稼ぎつつダメージレースを仕掛ける
・「プリシラ拳」と呼ばれるレスト拳
これら全てを行えるデッキは鬼ほど強いはず
よし!よし!よし!

レシピ

実際のデッキ画像

ドヤ顔で自慢(実物提示教育)

UTool様にて見やすい画像で提示します

実はちょこちょこ変更もする

因んでフルレートには興味無い性格なので、光り物の有無は(カードゲーマーあるあるの)レア度変更による記憶術を使用しています
ホイル加工の反りでは無く、自分が記憶するために散らしてます
QoL爆上げのためにしているとは言えません

重要カード解説

ヒーコー

全ての元凶もとい始まり

さて、デッキ名にもなっているヒーコー
よくある、山札の上から4枚まで見て指定条件のカードを1枚まで回収できる1/0イベント。互換名として「カメラ(※1)」や「青純潔」など。はたまた「カウンターのない松明」でも通じるかもしれません
(※1:「千早のカメラ」や「ひまわりのカメラ」とカメラも複数あるけど、纏めてカメラ派が居たので則ります)
ヒーコーの回収条件はカード名の指定(「小鳥」か「篝」か「瑚太朗」)と《使い魔》となっています
ややこしいので、このデッキに限り【キャラなら何でも回収】と覚えておくと後々便利です
このカードの効果は単純であるからこそ難しく、奥深いカードになっています
例えば、1枚目に欲しいカードが見えた場合2何処まで捲るのが正解かを考えだしたらそれだけで少なくない時間を消費します
山札の残り枚数や残存CX率など様々な要因を乗り越えて適切に捲る枚数を決めなければ、後続の確保が上手くいきません
2枚目で止めて集中に切り替えた結界、その集中を外してその次のトップ2枚がCXだった、なんてこともしょっちゅう発生します
たかが4ルック。されど4ルックです
因んで《ヒーコー》の特徴付与は相手のキャラでも対象に出来ます。特に意味はありません。何故なら《ヒーコー》を参照するカードはこのデッキどころかRewriteのプール全体を参照しても存在しません。ハルヒやKOFなど特徴参照する対面以外では本当に効力の無いテキストです。《ヒーコー》だけにこれが本当のフレーバーテキストってことですね

パワスポ(正式名称:パワースポット)

いらつくアイツ互換では無い

このカードを使用する時に最も重要なことは、【舞台に「小鳥」が居ること】です
万が一、小鳥無しで使うならばジャッジと対面から指摘されない時に生じる良心の双方と戦う必要があります。時間と精神の無駄になるので、大人しく小鳥を盤面に出しましょう
さて効果について。山上がレベル1以上なら回収、その後控え室の指定条件のキャラをストックに送ることが出来ます。このデッキではキャラなら何でもストックに送れます
ここで、お気づきの方も多いと思われますがパワスポの回収条件はレベル1以上であるため、イベントも回収できます
つまり、パワスポは山上で公開されたパワスポを回収出来ます。加えて、ヒーコーも回収可能です。
こんなにも便利なカードであっても、イベントである以上常に手札に抱えていられるわけではありません。デッキに4枚まで採用できるとはいえども中々手札に来ないときもあります。使用後は控え室に送られるため、リフ後でないと再利用出来無い……ことが普通です


以降0/0小鳥と記します

そんな普通を打ち砕いてくれるのがこの0/0小鳥。縁の下の力持ちを超えたウルトラ縁の下の力持ちカード。
1コストで控え室からパワスポを回収出来るという救世主様もびっくりテキスト。黒波動の発生源を押さえることも出来るかもしれません。このネタ通じる人居ないだろ……
とはいえ序盤において重要となる1コスト払ってまでパワスポを回収するメリットはあるのかと疑問に思われるかもしれません。
しかしなんと偶然偶々びっくりの話ですが、パワスポは使用後に(ストブ対象キャラがあれば)確定でストックを増やせます
ストック消費±0で盤面にキャラを出しつつ手札消費0が期待できます
とはいえどもパワスポの公開カードがレベル0なら手札回収出来ないよなーと容易に想像されるでしょう。実際、筆者もパワスポ回収だけならばこんなに評価していませんでした
サラッと書いてある登場時に山札の上から1枚を確認して調整出来るテキスト
これがえげつなくて偉い。上確認で回収の可否を確認出来るだけでなく、CXが見えた場合は集中テキストに切り替えるなどの小回りが効く。煮物で味が尖ったなぁってときに少しいれる味醂くらい本当良く効く
特に、0/0小鳥登場→パワスポ回収→トップチェックでレベル0のキャラをボトムへ→パワスポ発動→公開カードがパワスポ……
なーんてムーブ出来たらもうウッキウキです
当たり前のように持っている小鳥ネームのおかげで盤面が空の状態から0/0小鳥スタートでパワスポ発動も行えます。偉い


「なるほど。パワスポでヒーコーを回収出来るからヒーコーパワスポなのか」と思われるかもしれません。無論、パワスポがヒーコーを回収出来る相性の良さから両方採用しています
しかし、それでは「パワスポヒーコー」であって、「ヒーコーパワスポ」ではないのです
このデッキはあらゆる方法でヒーコーを打って打って打ちまくることを目標にしています
そのための、ヒーコーを回収するためのパワスポなのです。だからヒーコーパワスポなのです!
そんなヒーコー

1/0瑚太朗(缶コーヒーを買いに 瑚太朗)

自ターン1000パンプは忘れがち

なんとこのカード、「ヒーコー」を控え室から回収出来るのです
そのコストは手札1枚。つまり……
1/0瑚太朗登場→手札1枚捨ててヒーコー回収→そのままヒーコー使用
という動きによって、実質登場時4ルック持ち、いわゆる「暁互換」になります
4ルックは「ヒーコー」という別のイベントを経由する功罪がありますが、リフレッシュ直前には手札に4ルックを抱える場合、強い山を崩したくない理性が残っている時など冷静になれればかなり便利なカードになっています
さらにコストとなる手札の条件も無いため、ダブったCXやイベント、先のヒーコーで回収せざるを得なかったレベル3のキャラなど器用に4ルックイベントに変換してくれます

この1/0瑚太朗は控え室のヒーコーを回収、とこれだけでも汎用性が高い(と盲信している)のに、当然のことながらこのカードはヒーコーで山札から回収出来ます
つまり、ヒーコーで欲しいキャラが捲れなかった場合にこの1/0瑚太朗を回収することで、次の4ルックが可能になります
当たるまで引けば100%理論ですね
正直な話、1/0瑚太朗があれば思考停止回収も(自分の中では)許されるので欲しいキャラ捲れなかった場合というかとりあえず拾っとけ感が強いです
更に、パワスポの回収対象になっているため
パワスポ→ヒーコーで4ルック
パワスポ→1/0瑚太朗→ヒーコーで4ルック
とヒーコーへ繋げる道筋を増やすことが可能です

しかしとても悲しいことに、1/0瑚太朗とヒーコーにも限度があります。瑚太朗はキャラなので盤面に居座るとヒーコーの使用回数が限られてしまいます
まさに“ヒーコー切れ”を起こしてしまいます
ヒーコー切れ……といえばこのカード

0/0篝と略して述べていきます

ヒーコーが切れたなら、瑚太朗君に缶コーヒーを買いに行ってもらえばいいのです
というわけで、1/0瑚太朗を1コストで回収出来る0/0篝の採用です
4ルックを多用すると手札が枯渇してしまうため、適度に手札を補充する必要が生まれます。その一方で稀によくあるのが1/0瑚太朗を0/0篝に張り替えて即1/0瑚太朗回収のムーブ。二律背反。ごちそうなら毎日食べたい
当然、張り替える事なく並べることも多いです。それはそれ、これはこれの精神。
この篝のおかげで、1コストの消費で
篝→1/0瑚太朗→ヒーコー
の4ルックムーブに移れます(レベル1以降の話にはなりますが)

更に地味に偉いことが、イベント使用時に舞台にいることで自身のソウル上昇が可能です
1/0瑚太朗の1000上昇とは大きく異なり、このソウル上昇は多用します
対戦相手の許可が得られればサイコロ等でソウルをわかるようにしておくことをおすすめします

手を変え品変え縦横無尽にあの手この手でヒーコーとパワスポを連打して独り悦に入るわけですが、一応のゴール地点にもなる盤面も考える必要があります
頑張れば手札ストック使い切ってくるくるデッキ回して愉しんでいることも可能ですが、止めどころを作らないと次のターンに同じようなヒーコーパワスポ連打が出来なくなってしまい結果的に満足度が低下してしまいます

そこで、白羽の矢を立ったのがこのカード

1連動の篝と記載することもあります

「良い記憶 篝」というKey Anniversary収録の(ほぼ)Rewrite専用カード。Anniversaryのカードプールに「ヒーコー」が無いのです。どうして……どうして……
さて本題。CXコンボ持ちのこのカードは……
ヒーコーを山札か控え室から回収します
……最高です。次のターンに必要なヒーコーを回収してくれます。控え室から回収することが大半ですが、山札から回収出来ることも覚えておきましょう。というか書いてあります
そしてこの篝は青色であるため、自身の対応ストブCXで選択出来るだけでなく、緊急時の青発生にも役立ち、後半のパワスポでスト対象にもなる八面六臂の活躍があります
もしかして武士はこの篝とパワスポを組み合わせた構築になることを見越して青色で刷っていたのか……?天才……天災だよ……!

基本的なデッキの回し方

先にも記載しましたが、改めて書きます
真面目に一言一句逃さず読んでいる人のほうが少ないと推測したためです

終着点という名の結論

ヒーコーとパワスポを打ちまくって他のデッキに無いほどのソリティアを楽しみましょう

まずは独りで回して感触を確かめます
レベル1にならないと始まらないので、まずはテキトーにレベル1に上がるまでのダメージを想定します
例えば後手の相手は初ターン2点×2回のダメージ、次ターン以降はどこのご家庭にもある4面サイコロを3回振って決めるとか……

ヒーコーを3回発動しよう

レベル1になったら試しにヒーコーを3回使用するように動きましょう
これがこのデッキのチュートリアルです
例えば手札からヒーコーを2回使用、その2回のヒーコーで拾った1/0瑚太朗からヒーコーを使用して計3回。お手軽に出来ます
仮に手札にヒーコーが1枚も無かった場合を想定します
1/0瑚太朗があればイージーゲームです。1/0瑚太朗は実質アタック出来るヒーコーってことなので、ヒーコーを使って後続を探します。ここで0/0篝が拾えれば1/0瑚太朗と貼り替えて回収、更にヒーコーを使って……と楽々回せます。お手軽です
手札にパワスポがあるなら使ってみるのもアリです。そこでヒーコーや1/0瑚太朗が見えたらあとはするする流れで……。お手軽です
ヒーコーを3回使用出来ないパターンで最多となるのは、青単色しか発生していない状況です。オカ研も無いので大人しく諦めて再トライしましょう
ではここで、手札に1枚あるヒーコーを使用後の想定です
この時に4枚捲ること前提とした中で回収するカードを決めます。よくあるパターンが
A CXやイベントが多く選択肢が1つのみ
B 1/0瑚太朗と0/0篝が両方見えた
C 0/0小鳥と0/0篝が見えた
Aのパターンは簡単です。その回収したカードを1/0瑚太朗の力でヒーコーに変えて再チャレンジしましょう
Bのパターンは頻出なので要チェックです
先に結論を書くと、1/0瑚太朗を優先します
無論、0/0篝のほうは結果的に1/0瑚太朗も回収出来るので有効に思われますが「ヒーコーを使う」視点に立つと、0/0篝は1/0瑚太朗を回収するために追加で1コストを払うことになります。よってこの1コストがロスになります(無論0/0篝しか見えていないならば0/0篝はベターな選択肢です)
Cのパターンが1番悩ましい。安定択の0/0篝を選ぶと十中八九その先も繋がります。慣れない場合は素直に安定択を選びましょう。
0/0小鳥を選ぶ場合、上振れのリターンが大きくなります(確率計算はしていません)
0/0小鳥からパワスポ回収してパワスポ使用
パワスポが捲れたらもう一回遊べるドン!
パワスポ使用前と比較して何故かストックが1枚増えた状態になっています
ここでトップがヒーコーか1/0瑚太朗のパターンを考えます
無論、パワスポの効果でそのまま回収。しかもパワスポの効果でストブも可能。0/0篝と比較して1コスト得をしています(正確には消費したストックを回復してヒーコーまで繋げています)
では次にCXが捲れた場合を想定します
確かにパワスポは不発になります。そのため、手札1枚(パワスポ消費)で1ストック稼いだことになります。後続も繋がらず、ここで御仕舞……とはなりにくいのがこのデッキのすごいところ
あえて触れていませんが、0/0小鳥のもう1つの効果、登場時の山札上確認があります
この登場時の処理でCXが見えた場合、無理にパワスポを使用せず先に集中を起動すればそれで手札を回復出来ます。またはチェックしてボトムに送った後、パワスポの公開カードでCXが捲れたとしても、集中のコストはパワスポで補充出来ています
その集中で1枚回収すればトントン、2枚回収になればかなりのアドバンテージを稼げます
レベル0のキャラが山札の上に2枚あったとしても、1枚ボトムに送っている分集中の成功率が上がっています
諸々不発になり、止まる可能性も充分考えられます。だからこそ、筆者はリカバリーが効きやすい序盤に0/0小鳥を回収することが多いです
当然0/0篝のほうが安定かつ先読みもしやすいのでまずは0/0篝を回収して慣れていきましょう。慣れる必要性はあるのでしょうか

リフレッシュまでデッキを回そう

ヒーコー3枚使用のチュートリアルをクリア出来れば、次のチュートリアルである、そのターン中にリフレッシュを行いましょう
もしかしたらヒーコー3枚使っている途中でリフレッシュになるかもしれません。同時達成おめでとうございます
大体の場合、集中やヒーコーを連打すればリフレッシュに辿り着けます。しかし、雑に扱うと今度はストックだったり集中の使用回数という問題に直面します
そこで、パワスポのストック回復を活用していきます
単純に0/0小鳥からパワスポではストックが±0であるため、増やせません。どこかでパワスポを追加使用することが重要になります
そこで、1度マリガンを変えてみる、パワスポを抱えるように動く、0のアタック数を増やす……などなど様々な変化が生まれます
実際の試合では残り山札1枚の状態で相手にターンを返すことが多いですが(1連動の篝を使用することが要因)、リフレッシュまで行けるように練習することでこの動きが楽になります。慣れれば慣れるほど思考リソースに余裕が生まれ、1連動の篝を集められるようになっていきます。結果、次のターンのヒーコーを確保しているのでまた愉しくなります
これでチュートリアルは終わりです
あとは好き放題出来るように練度を高めていきましょう。どこを目指すんだろう……
例えば
1ターンで2回リフレッシュ
イベント使用回数10回以上
3分以内にヒーコー5回以上
などなど様々な手段で遊び倒せます
対戦相手は倒せませんが

試合中に肝心となる動き方

大前提として、このデッキはレベル1以降が本番となります
いっそのことレベル0帯のリソース管理が1番難しいまであります。それはどのデッキも一緒かな?

・相手の情報はターン始めに確認

これが何より大切。例外的な状況を除き、基本的にこのデッキは独りでくるくる回します
そして、道中の回収カードにも無数の選択肢が存在します。相手の状況を先に確認することでその時に適した回収を行えるように、先に確認します
また、独りでくるくる回している途中で相手に尋ねるとどうしてもタイムラグが生まれてしまい十数秒程度のロスが生まれます
その時間が非常に勿体無い
こちらの行動をテキパキ行い、あくまでも必要なカードを探していること、遅延行為ではないことをアピールするためにも無駄に悩むことなくサクサクプレイしましょう
そのための指針になる相手の状況確認はターン頭に行いましょう
カラオケヴァイスしていた時に、テキパキ悩み過ぎずサクサクプレイした結果、こちらのメインフェイズで相手が約3分半の曲を歌いきった経歴を持つデッキです
相手の熱唱を邪魔しないためにも、あらかじめ訊くことは訊いておきましょう

・省略可能な部分は許可を取って省略

このデッキは大会環境で回すことを一切想定していないデッキであるため、身内戦での使用が基本となります。大会で使ってもTOD負けになるので大会へのチャンプアタックになります
そのため、【対戦相手の許可をもらってから】省略出来るところは省略しましょう
具体例として2つ挙げると以下の通りです
a.ヒーコー使用後の特徴付与の省略
b.1/0瑚太朗のヒーコー回収後4ルックの流れ

aについて、「ヒーコー」をプレイした時に4ルックしたあと盤面のキャラを1枚選んで《ヒーコー》の特徴を付与します。この効果は強制効果かつ“1枚選び”であるため必ずキャラ1枚選んで特徴を付与しなければなりません。ヒーコーだけにフレーバーテキストです
そのため、集中のようなそのターン中盤面から退かさないキャラを1枚選んで
『以降ヒーコーを使用するときは必ずこのキャラに特徴付与するので、宣言省略しても良いですか?』
と確認しましょう。だいたいOK貰えます
初見の方など了承が得られない場合は必ず宣言しましょう。多分3回くらいでOK貰えます
いっそのこと『試合に影響しないフレーバーテキストなので、省略してもいいですか?』くらいぶっちゃけるのもアリです

そしてbについて、時間短縮のためにこの許可が肝心です
まずは通常通り1/0瑚太朗→手札捨ててヒーコー回収→ヒーコー使用の動きを行います
その後再度1/0瑚太朗からヒーコー使用まで
の動きを行う時に
『この瑚太朗を出して、手札捨ててヒーコー回収、すぐ使用するまでの動作を省略してもいいですか?具体的には控え室にヒーコーがあるので瑚太朗登場時手札捨てて4ルックまで処理したいです』
と相手に伝えましょう。許可を得られた場合、控え室のヒーコーを横向きにするなどの工夫にて、“控え室にヒーコーがあることが一目瞭然”であるようにしましょう
許可を得られない場合は丁寧に処理しましょう。だんだん相手も飽きてきてそのうち許可を出してくれる可能性が高いです
もとより、身内戦かつ非環境想定状況で回すデッキなので省略してもOKじゃないかなぁ……って希望的観測込めてます

・宣言等はハッキリと伝わるように

ヒーコーでの回収対象のカードや、パワスポの公開カード等や集中処理の結果等は必ずハッキリ伝わるように宣言しましょう
普段の大会等でも重要なことですが、このデッキにおいて宣言をテキトーにしてしまうと
・途中で訊き返されてタイムロス
・それ回収したの知らなかったと言われる
・自分が何を使用したか分からなくなる
等のトラブルが発生します
特に、ヒーコーやパワスポは1ターンに合計5回使うなんてザラにあるため、それを回収する0/0小鳥や1/0瑚太朗の効果処理や使用後のイベントの置き場所等雑に扱うと混乱してきます。4ルックいっぱいすることで得られる快楽物質には理性を溶かす作用があるって学会での報告はされていませんが……
相手が聞いていなくても、興味示さなくてもも、勝手にやっててと言われても、別のデッキのスリーブ入れ替えしても、カラオケで1曲歌ってても、ソシャゲの周回していても、自分がプレイしているならば宣言はしっかり行いましょう
筆者の友人には「世界加えたら教えてー」と言ってシャドバを起動してランクマを始めました。1戦終わっても回していて「マダー」って言われました。すまん、まだなのじゃ

・まずは集中、とりあえず集中は注意

ようやくプレイングの話に移ります
このデッキ(というかヴァイス)において
『まず集中』や『とりあえず集中』
とは
『なんか良いこと言おうとしてそれっぽい言葉を言ってみる』
ことだと思います(個人の感想)
クリティカルヒットすることもあれば、無難に過ぎること、スルーされるならまだOKですが、逆鱗に触れてブチブチに切れられたらもう大変です。話が逸れた。何回目だろう。要は集中ミスったときのリカバリーが肝心ってことです。集中はロックマンのE缶みたいな存在です
そのため、先にヒーコーやパワスポを使ってリソースが減ったところに集中によるリソース回復を狙います
とはいえ、集中が当たるかは不確定だからリソース確保は難しいと思っていませんか?
……事実、毎回確定して当たるわけではありません。
しかし、山札トップがCXと判明しているなら必ず集中はヒットします。無論そんなに都合良くトップがCXにならないのは当然です
だからヒーコーとパワスポ、0/0小鳥を駆使してトップCXの状況に持っていきましょう。というか、パワスポでCX捲れたらだいたい止まるので、このタイミングがベターです。
初めに使ったパワスポでCXが捲れたらヒーコーで控え室へ流し込むか0/0小鳥でボトムに仕舞うか集中するかちょっと考えます
中盤にてCXが見えたら集中に切り替えていくことが多いです。このときの中盤とは、メインフェイズ中にヒーコーとパワスポを複数回使用して楽しくなったくらいを指します
0/0篝や1/0瑚太朗、0/0小鳥を1枚でも回収出来ればあら不思議なんとまぁびっくりの延長戦の始まりです
次のターンのリソースについての意識が残っているうちに切り上げてアタックフェイズに移行しましょう

・回収対象の優先順位決めは素速く

ここで問題です。(突然どうした?)
集中にて意識して回収したいカードを挙げました。その順位はどうなるでしょうか?
①0/0篝   (下記③を1コスで回収可能)
②0/0小鳥  (パワスポを1コスで回収可能)
③1/0瑚太朗 (手札1枚でヒーコー回収可能)
あまりにも漠然としていているため、問題として不完全なのは充分承知しています
それならこんな問題を出題するお前のほうが問題だろって?
ははは
こんなデッキ組んでドヤ顔してキャッキャッしているんだぞ当たり前じゃろ

真面目に。この問いの狙いは「様々なパターンや細分化された状況で自分なりの回答を即答出来るか」ということです
具体的な回答としては
『集中したのでストックは消費している、だから次の動きはストック消費しない1/0瑚太朗が最優先、そうすると0/0篝と0/0小鳥の比較だけど、どちらもストック消費して次のカードを回収する、ならば0/0小鳥にして登場トップチェックのお仕事をしてくれる方を優先なので、③→②→①』
『集中したのでくるくる回した中盤と想定して面が埋まっている可能性が考えられる。ならば次のターンにさらなるストック確保を目指してパワスポが必要となる、よって最優先が0/0小鳥。そして仮にリフレッシュした場合は山札を捲りたい。だから直接ヒーコー回収が出来る1/0瑚太朗を優先、よって②→③→①』
『集中したということは山上がCXであることを確認している可能性が高いので、既に0/0小鳥を登場させてパワスポは回収したと予想する。更にヒーコーとパワスポを連打していれば盤面が勝手に埋まっていくのにわざわざ集中したのは手札が足りない(から盤面にキャラを揃えきれていない)可能性が高いので、今後確実にキャラを2面出せるようになる0/0篝が最優先、そうしたら1/0瑚太朗は絆で回収するから今じゃ無くても良いので、①→②→③』
などが挙げられます。試合中であれば更に手札状況や山札の残り枚数で更に多様な選択肢が生まれます
常に100点満点の選択肢を取り続けるような不可能ともいえるほどプレイングを極めたとしたも、非公開領域のランダム要素でおじゃんになりえます
80点を目指してスタートすれば自ら100点への道を閉ざしてしまうこともあります
最悪の事態をケアし続けたとしても、大きなメリットを得られないことが多々あります
リスクとリターンの見極めこそ、このデッキにて必要とされる技術であり、その判断を鍛えることに最適(※当社比)のデッキです

ストブするカードは慎重に

このデッキは1連動のCXだけでく、パワスポでもストブします。パワスポのストブ対象は(このデッキでは)全てのキャラが対象であり、CXは青のカードです
ではパワスポで優先してストブするのは黄色のキャラ、と一瞬思われるでしょう。勿論、それが正しいです。ですが、CXが捲れたので処理後に集中する等すぐに使用すると判断すればどのキャラをストブしても問題ないのです。すぐに使用したらまた控え室に戻るので
ここで何をストブするかに悩んで時間を浪費しては遅延行為になります。迷わず控え室にある1番上のキャラを選びましょう。そして忘れて埋めてしまわないようにすぐに使用しましょう
また、パワスポで埋めないほうが良いキャラとして青のキャラ、とくに後述の控え室集中はなるべく選ばないようにしましょう
これまた単純な話で、控え室集中は1連動のCXで埋めたいカードであるため、先にパワスポで埋めてしまうと他に埋めたいカードが無い状況に陥ります(n敗)
なお、チェンジ型Charlotteや静流ルチアなどで定石になっていた、CX使用時「リフレッシュ後に控え室にあってほしいカードを埋める」プレイングも思考停止で行ってはいけません
何故ならば、パワスポがメインフェイズ中にストブするからです
当たり前、かと思われますがこのデッキは貯めたストックを一気に使用するためには2落下瑚太朗か結界小鳥しかありません(終わる世界は擬似リフまで行うので控え室が無くなる)
しっかりストック使用の算段を立てられるのであれば有効なプレイングですが、条件反射でやると痛い目をみることになります(n敗)
後述の3ルック小鳥をパワスポで埋めて、CXは控え室集中、という印象を持っているととても回しやすくなります

採用カード解説

デッキの主軸パーツの解説が済んだため、他のサポートカードの解説をしていきます
当然、サポートカードであるためヒーコーやパワスポの動きに直接関与しません。悪しからずご了承下さいませ

結界の主 小鳥

以降結界小鳥と書きます

結界小鳥です。以前、初めてこのデッキと対戦する相手(初めてこんなデッキ回すなよってツッコミはスルーします)から「なるほどー小鳥がフィニッシャーなんですねー」とコメントいただきました。ありがとうございます
……結界小鳥が終わらせるのは試合時間であって詰め能力も無いし耐久しか無くね?
って思ってましたが、そのときの筆者は「このカード高くて困っちゃうんですよねー」ってコメントして逃げました。本当に申し訳ない(某博士コメント)
筆者の感覚では結界小鳥はフィニッシャーでは無く繋ぎとして五億点のカードです
ヒーコーパワスポにおけるこのカードの強いところを4つ挙げます
①小鳥ネーム
②青色の早出しヒール
③対応CXが門
④対面のソウルマイナス
全部でした
まずは①について、小鳥ネームのおかげでヒーコーの回収対象になり、パワスポのストブカードになります。盤面にいればパワスポの要件も満たせます
②について、早出しヒールの強さについてここでは割愛します。多分別の記事で書きます
早出し条件が控え室にCX2枚以下というところが非常に魅力的なのです
例えばこのターンは耐えたいな、ヒールしたいなぁってときに控え室にCXが4枚の状況も多いかと予想します。でも大丈夫。何故ならヒーコーでリフレッシュまで持っていけば苦労すること無く控え室のCXを0枚にできます
あと青色であることのメリットについては察している方が多いかと予想しますが後で解説します。最強インチキぶっ壊れカード
③について、これはサラッと解説すると、1連動の篝を補助したり、後述の集中のCXや同名回収など幅広く回収でき、とても扱いやすいです
④について、ここまで読んでいる方はこのデッキにおいてソウルマイナスがどれほどありがたいか伝わっているはずです
そう、ヒーコーとパワスポを愉しむ時間を稼ぐことが出来るのです!!
双方がレベル2の場合、結界小鳥のソウルマイナスを使用するとかなりの確率でレベル2のままターンが帰ってきます
さぁまた愉しくヒーコーとパワスポを連打していきましょう。大丈夫まだレベル2ですどんどん山札を回転させましょう
このカードは直接ヒーコーとパワスポに関与しませんが、採用不採用で安定感が段違いです。唯一の欠点はお値段的に高いことですので、採用をオススメします

星の未来 小鳥&篝 (控え室集中)

救世主様のお出ましや

このカードは革命的であり、筆者にはまさに本当に欲しかった救世主でした
これまでも控え室回収するアド集中を使用していましたが赤色のちはや集中でした。控え室回収はデッキとして必要だけれども、そのちはやネームが他のサポートを得られずにノイズになって……と藻掻いていた日々
しかし、Keyの追加にて青色で、小鳥ネームを持った、控え室から回収可能なアド集中が追加されました!
喜んだ。とにかく喜んだ。
山札回収の小鳥集中は元々存在していたので、これで控え室と山札の両方に触れるようになっただけでなく、レベル置場の青発生要因や結界小鳥のマーカー要因、パワスポのストブ要因に1連動のCXのストブ要因までこなせるようになりました。縁の下の力持ちです。このデッキ何枚縁の下の力持ちがあるんですかね。もう縁の下満員だと思います
上の連動テキストについて触れていきます
長々語ってきた通り、このデッキレベル1から山札をくるくる始める都合上、レベル0の山札削りが比較的苦手になっています。追加前もその解消のために3ルック小鳥をいれていましたが、やはり削り能力にもう一声、とワガママを言っていました
流石天下の武士様。ワガママに応えてくれました。門対応で5枚ルック。しかも控え室へCXを送って誘発させるのでそのままリフレッシュまで向かえます
このカードが公開されたとき超絶ハイテンションで相方へ報告しました。返事は「へーよかったねー」だったはずです。どうでも良いから聞き流そうとする声ではありませんでした。愛想笑いを含んだ乾いた声でした

併せて山札回収のアド集中
BとL 小鳥


山札回収も偉いので採用

お察しのとおり、イベント使用したらパワー上昇テキストはだいたいこの小鳥に振ります
仮に1/0瑚太朗にパンプしても、だいたい貼り替えてしまうので意味が無いことが8割超えます。コレガワカラナイ
山札から回収するカードは欲しいカードを取ることも大切ですが、パワスポの成功確率の確認、場合によってはレベル0を優先して回収してパワスポの成功確率を上げることも大切になります

終わる世界

まじやべーカード

個人的ヴァイスのカードプールにおいてトップレベルのぶっ壊れといえるテキストだと思ってます。MTGのパワー9に入る感じのアレ
光景+朝の挨拶です。実質光景逆圧縮を1枚のカードで達成しています。許されていいのかって思いますが、今日まで環境入りしたRewriteのデッキは青色のキャラを盤面に3体並べるハードルがかなり高いので見逃されていました。ちはや朱音や静流ルチアなど
しかしこのデッキ、なんとびっくり偶々偶然青色のキャラが盤面に居座りやすいんです!
青色の控え室集中、0/0小鳥、結界小鳥、1連動の篝。奇跡的な噛み合いです
よくあるのが盤面控え室集中の状態で、0/0小鳥だしてパワスポ→0/0小鳥だしてパワスポ→終わる世界→2面の0/0小鳥を結界小鳥に貼り替えの流れです
この動きをすると相手が物凄く嫌な顔をします。ナンデダロウナー
当然、イベント欲しい時に回収出来るわけではありません。しかしてパワスポで捲れたら手札に来てくれるので体感ほぼ毎試合終わる世界打っています。超愉しい

二人で夢冒険 小鳥

先にお詫び申し上げます。コストがプリシラと異なるのですが、伝わりやすいと考えたのでプリシラ拳と記載しました。

査定がバグってる小鳥拳

このカードもやべぇです。能力自体は相手のキャラをレストさせるもので優秀な防御札なのですが、問題はそのコストです
レストのためのコストは1ストックと手札3枚です
筆者は最初気づかなかったのでちょっと詳しく記載します
ヴァイスのコスト概念として、基本的には「1.5ストック≒手札1枚」になっています(例:それは夏のせい 蒼とAlicization Invading アリス&キリト)。細かい説明は割愛しますが「=」ではなく「≒」であることも留意してください。

ではプリシラのコストと比較を行います
プリシラは4コストと手札の指定特徴のキャラを要求します。ちょっと端折りますが、手札の指定特徴参照は約0.5ストックの査定になっています(例:特盛カツ丼! 真人と姫森ルーナ)
つまり、だいたいの計算にはなりますが、プリシラの要求コストは5.5ストック換算になります。そして助太刀本体のコストが1ストック(手札の助太刀カード自身は考慮しません)のため、6.5ストック相当になります
他にも代表的なレスト拳としてはあちゃま拳があります。こちらは手札4枚のコストであるため、6ストック換算、自身のコスト含めて7コスト相当になります
ここで、小鳥拳を確認します。1コスト手札3枚なので、5.5ストック換算。しかも、助太刀自身の使用コストも無いため、そのまま5.5ストック換算。(理論上)レベル1から使用可能。やべぇって
ヒーコーやパワスポでも回収できるコスパの良いレスト拳。実際このカードのおかけでホロライブのかなまり構築に勝ちました。や、拳警戒でサイドが正着だったのはナイショ

クラスの異端児 小鳥

3ルック小鳥と記します

リバース時に3ルックしてキャラを回収します。初手にあると安心カード
各種重要キャラの回収も役割になりますが、それよりも「山札から控え室(公開領域)へヒーコーかパワスポを落としておく」意識が強いです
山札か控え室にあればヒーコーもパワスポも容易に用意出来ますが、ストックやクロックへ流れてしまうと中々回収が難しいのが難点です。いっそのこと、手札に来ないのならば控え室に落としておくことで後々の回収を楽にしよう、という考え方です
3枚ともイベントやCXでナチュラルディスカードするかもしれませんが、そんときゃ笑って誤魔化しゃいいや、ってことです

趣味のカード

これ以降のカードは正直なところネーム条件に合うから採用しているので、それらを紹介します
と、下書き時点でおもっていたのですが、そんなありふれた言葉ではなく本音を述べます
クソデカ感情のあるカードを紹介します
不採用にして別のカードをいれたほうがヒーコーパワスポを楽しめます

リライト能力 瑚太朗

2落下瑚太朗と記します

授業中 小鳥

2落下瑚太朗の早出し条件カード

今回は2枚連続で紹介します
実質2枚で1種のカードです。余程のことが無いと別々に採用しないかなぁ……ってテキスト
さて2落下瑚太朗について
このカードの採用理由は「名残り」です
筆者は最初からヒーコーパワスポのレシピを考えていたわけではなく、ヒーコー連打デッキを考えていました。その時に、手持ちの瑚太朗ネーム持ちのレベル3として採用していました。瑚太朗ネームでバーンを飛ばせるカードとしてウッキウキでした
実際の試合でも、2落下の付随テキストによるバーンで相手のトップCXを弾いたり、アタック時に瑚太朗ネームをマーカーに噛むことでチャンプした1/0瑚太朗の控え室へ移動するタイミングをズラしたりすることで小技が効きます
酢豚の中のパイナップル論争的なのです
筆者はパイナップル食べると喉と舌が痛くなるのでそもそも食べられませんが
なお、同時紹介したので伝わったかと思いますが授業中小鳥は基本的にレベル2でクロック置場に置くために採用しています
リバースしても手札には帰ってこない計算でプレイしましょう。必要になった場合はヒーコーで山札から掘り出せばOKです

篝火を掲げし者

Rewrite(ゲーム)のタイトル画面

使用者が自信を持って言い切ります
このカードは採用しないほうがデッキとして強くなります。ヒーコーパワスポとして考えたとしても、この枠を1/0瑚太朗や0/0篝にしたほうがもっともっとくるくる出来ます
それでも、それでも筆者は採用します
これはただの拘りです
ゲーム本編通して心に焼き付いた感情のため、このカードはどうしても採用します
静流ルチア全盛期にも採用していました
ゴリゴリのスパイク属性の対面から「なにそれ?」と言われ、弱いカードなのは分かってても好きなイラストなので採用しています、と本音を述べたところ「まだそのほうが理解できる、それならまぁ否定しないわ」と言われたことのあるカードです
無論、採用しているからこそ使えた場面もありますが、その機会はかなり少ないので別のカードを採用しましょう

採用候補カードについて

では趣味のカードを入れなければどんなカードが採用候補になるか、という話になります

例えば滝壺は最たる例です

滝壺で通じて欲しい厄介オタク

確定回収かつクロック調整と、欲しいところが存分に入っているテキスト
不採用理由について、1番の要因は「後列では集中小鳥と枠が被る」ことです。この滝壺篝では小鳥ネームを満たせず、パワスポが使用出来ません。仮にこのカードが小鳥ネームを持っていれば両手を上げて採用していました。しかし現状は小鳥ネームが無いため採用を見送っています
なお交換枠として山札回収小鳥になりそうなのはナイショ

移動出来るレベル0アタッカー

純移動かつパンプ持ち
移動かつアラーム擬似リフ持ち

不採用理由。山札を触らないこと。これは3割冗談です
このデッキにおいて移動テキストと別のテキストの噛み合いがギリギリ悪いのが悲しいことです
純移動について、このデッキは盤面のパワーを捨てています。そのため、パワーパンプしても結局チャンプすることが多く、パンプ対象選択によるタイムロス、返しのターンまでパンプなので非表示情報が増えるため時間消費が見込まれること等が原因で不採用です
擬似リフ持ちのほうは、擬似リフタイミングがメインフェイズ始めであり、融通が効きにくい贅沢な感情があります。加えて、基本的に盤面に控え室集中が常駐するため回収対象を減らすことに抵抗がありました
これは好みの問題です

Anniversaryのレベル0篝と瑚太朗

手札ストブ
イベントでの収録中

どちらもヒーコーとパワスポの補助になってくれることも多く、採用していた時期もありました
しかし、手札ストブに関して、このデッキの特色として手札交換は要因だが手札増加が集中頼りなことがあるため登場してもストブしないことが続いたため不採用になりました
イベントの収録中は登場時トップチェックもあり腐る場面は少なかったものの、多くの場合手札にあるイベントはヒーコーかパワスポのため、わざわざそれらを切ってキャラ回収したいのか?素直に打ったほうが愉しいぞ?となったので不採用になりました

JOKER型回収

これの互換名知りたい

これの不採用理由はとても単純です
筆者が持っていないからです
試せる読者は試すことをオススメします
是非とも感想下さい。強かったら買って採用します

ちびもす

どろんこ互換

使ってみて分かるどろんこテキストの有能感。チャンプした1/0瑚太朗や0/0小鳥を盤面から直接回収。しかして、回収タイミングがアタック時であるため次のターンのくるくる要因を回収すること=このターンのくるくるには関与しないという点が気になって見送り
2落下瑚太朗セットを不採用にするならこのちびもすを採用することをオススメ
このカードはヒーコーでのネーム指定に合わないものの、《使い魔》指定で回収出来ますのでご安心を

0コストボトム相殺

別のデッキでは八面六臂の活躍

このデッキで不採用理由は「レベル1過多」のためです。あと他のレベル1と比較して山札を触りにくいことです
もしも、万が一このデッキに「勝利」を求める場合かなりの確率で採用されるであろうカードです。つまり、今は採用しません

アンコール付与小鳥

滝壺篝と並べてた過去

このカードの不採用理由はパワスポがコストであることです。それをすてるなんてとんでもない
仮にヒーコーがコストであったとしたら……それでも不採用かなぁ……
検討に挙がったのはコスパ良く2面並べられるからです

名誉瑚太朗枠そのn

HFで立ち絵追加おめでとう

瑚太朗ネームあります!って対面にドヤ顔出来るカードの中で、山札からイベントを回収出来るかもしれないカードのため検討しました。即時却下されました

オカ研違いのオカ研

オーオーヨッシノー

ヒーコーデッキ時代には入っていたが、パワスポ追加に伴って世代交代したカード
自身が思い出にいくことが、イベントくるくるに制限をかけていると感じていたところ、パワスポ選手がストブかつキャラ交換で控え室から再利用可能と次世代の活躍を見せたため引退となりました

起動4ルック 

3ヨシノのちびもす召喚の儀

不採用理由は使い回せない4ルックであること、検討理由が2落下瑚太朗のドラ(ダメージ)要因になることです
使い回せない4ルックなら使い回せる4ルックのほうが愉しいという理由で見送り、かと思いきや2落下瑚太朗が無ければ採用しないので、裏を返していえば2落下瑚太朗採用なら積極的に採用をオススメしたいカード
このカードでちびもす召喚をして愉しむヒーコーパワスポ派生形もあります。それもそれで愉しいのでオススメです。マジ最高

大正ロマン拳

ちょっとえっちぃ

早出しした結界小鳥や2落下瑚太朗をパワーで守るための助太刀。ヒーコーで回収出来るかつ大正ロマンなので採用していた時期も長いです
しかして、多くの場合ヒーコーとパワスポを繰り返す中でヒーコーを買いに行った瑚太朗君がうっかり代金として支払うことが多く、必要なタイミングで手札に無いことが目立ったため不採用になりました。この流れどっかであったな……誰のせいだろ?

異次元の性能を持つ応援

静流ルチア御用達のカード

これ何年先の未来から来たカードなのかな?ってくらいオーバースペックカード
経験6という重たい(笑)条件の先にはレベル×1000応援かつ登場時2ドロー2捨ての1ストブ
つまり実質2枚手札交換する2/1のレベル×1000応援。やばくね?やべぇって
個人的Rewrite内3大ぶっ壊れカードの1枚
他の2枚は終わる世界と小鳥拳
唐突の緑であっても、このカード自身をレベル置場に置けば経験補助と緑発生も可能
ちゃんと勝利を目指すなら採用確定カード

屋根下もどき

これがフィニッシャーだった頃もある

屋根下もどきのXルック篝
採用理由はXルックできるため、と一貫した理由です。2落下瑚太朗との枠の奪い合いをしています。まさか両方採用するようなデッキなんてそんなそんな……

強化版ハイライト再び

個人的にはライダー互換って呼ぶ

先のXルック篝と同時期に採用してたカード
相手のレベル3が唐突にレベル0になるため、わりと驚かれます。あと3ルック小鳥をコストに2枚の逆圧縮も出来ます。一応覚えておくと後々便利です

ともこー!!!!

結界小鳥とこれを併用して採用していると、勝利じゃなくてTODの死なば諸共作戦デッキになります
筆者はヒーコーとパワスポがしたいのであって遅延したいわけではありません
それでも、亡霊の如くソウルマイナスを押し付けて愉しみたい人にはこのカードもあります、と念の為紹介します

CX配分について

変則の採用枚数は、集中対応3枚、1連動篝2枚、結界小鳥3枚としています
これは毎回悩みながら変更したりしなかったりしています(どっち?)
ヒーコーとパワスポでくるくる独り愉しくやっていると1連動の篝を捨ててまでヒーコーすることが非常に多く(無論まともではない)、いっそのこと1連動の篝について、デッキ内の依存度を下げようと割り切った結果です
集中小鳥はレベル0から山札を削る要因として重宝するだけでなく、ヒーコーとパワスポの結果盤面に1/0瑚太朗や0/0小鳥が並んでいてもソウルを上げつつ手札を減らさず山札調整出来るのでかなりお気に入りです
結界小鳥対応はヒーコーとパワスポの継続ターンをどれほど増やせるか、という視点にたって考えた結果、1連動の篝よりも重く考えて3枚にしました
この辺については気分や調子次第で4枚になったり2枚になったりすることもあります
集中連動を増やすことで山札の回転率のさらなる進化、1連動を増やすことでさらなるヒーコーの連打、結界小鳥連動を増やすことでヒーコーやパワスポの使用回数を増加させる等など、調整結果がダイレクトに伝わることも愉しみのひとつです
……まさか、まっさか結界小鳥がヒーコーパワスポの動きに直接関与しないだけでなく、山札操作も出来ないからって採用せず、ヒーコーとパワスポを使用することだけに全力を注いだデッキでも無ければそんなこと、、、

おっほ……


要約

4ルックイベント「ヒーコー」を控え室から回収出来るキャラ「缶コーヒーを買いに 瑚太朗」があり、その瑚太朗を絆で回収出来る「ヒーコー切れ 篝」も存在するタイトル
「パワースポット」というストックを回復しつつ手札交換が狙えるイベントと、そのイベントを回収出来る「宿り木との出会い 小鳥」も存在する
纏めると、4ルック「ヒーコー」にてデッキ内キャラ全種を回収出来るようにしているので、ヒーコーを回収出来るキャラを回収してヒーコーを再使用していく
「パワースポット」の効果にて「ヒーコー」だけでなく「別のパワースポット」も回収出来るため、更にヒーコーを打ちやすくなる
そんなことを繰り返していき、他の補助カードを使用して、自分が満足するまでヒーコーとパワースポットを打っていくデッキです

作成費用など

ネットの某ゆーゆーてーにて計算してみます
結界小鳥が4枚→約1万円
他のカードの概算→約5千円
在庫なし等含めてもまぁだいたい上限1万5千円くらいで組めます
結界小鳥が安ければもっと安くなります
寧ろ値段よりも終わる世界やヒーコー、パワスポ等の地味に値段するけれども在庫なしが多いカードの確保に手間取る可能性が高いです

あとがたり

書きたいこと書いて満足しました
と、いえたらカッコ良かったのですがまだまだ語りたいことが多いデッキです
それだけ愛着があると思ってください
このデッキを使うと、初見の相手にはウケが良いことも多いです。ですが、何回も使うと文句を言われます。それでも使うと対面拒否されます。「ヒーコーパワスポはやめて」と言われます。割と切ないです
このデッキを作り上げるために対面で調整に付き合ってくれた相方のT氏には感謝してもしきれません。本当にいつもありがとう。だからヒーコーパワスポでの対面拒否を解除して……ほしいなぁって……
そしてこのデッキに共鳴してくれただけでなく、ちびもすと瑚太朗型を作成してくれた同志のT氏にも心からの感謝を申し上げます
ヒーコーパワスポのミラーほど愉しい愉しいミラーはありません。是非ともまたよろしくお願い致します!!!
相方のT氏には「あまりにも不毛なミラーだな……」と言われたのはきっと気の所為じゃありませんが、スルーしましょう!
そんなこんなで2万文字を超えてしまいました。ちまちま書いていたら約3週間立っていました。ヘブバンのシャトルランでスキルレベルが全然上がらなかったのが悪い

このデッキを回しての対面コメントはいろいろとあります。それだけいろいろな人が被害もとい筆者と対面してくれたということです
それらのコメントの一部を紹介して、この記事を締めたいと思います
本当にありがとうございました!!!

戴いたコメントの一部

「またヒーコー使うんですか?」
「もしかして、それするだけですか?」
「なにそれー!めっちゃ楽しそう!」
「ずっと独りでシコシコやってるじゃん」
「まさか大会までそれ使いませんよね……」
「やべぇ薬やってる?あ、カフェインか」
「暇」
「もうコーヒー飲み過ぎだろ」
「そのループのついでで終わる世界はダメ。アウト。やめて」
「理には適っているんだよね、確かに」
「カフェイン中毒だろ」
「ちゃんと勝つためのループですよね?」
「まさか本当に形にする人が居るとは思いませんでした」
「そこまでループする人は地元でも居ませんでした」
「なんかループついでに小鳥3面出されたんだけど」
「好き勝手やられたのに負けたんだけど」
「遊戯王かな?」
「楽しそうでなによりです」
「少なくともヒーコーは10回使われたわ」
『やっぱり、ヒーコーパワスポは最高だ!』


いいなと思ったら応援しよう!