ノート_44

赤ら顔の対策方法は、人それぞれ。②

前回①。肌質がマットかニュアンスカラーが得意な透明肌系と肌色が色白でブルべさんはそちらをご参考下さい。

で、今から話す赤ら顔さんの特徴は私と同じタイプとなります。

1.顔が全体的に赤い/真っ赤。
2.肌トーンは普通~やや色白。
3.肌色はベージュ~オークル。

が当てはまる方で、

4.顔がごくたまに赤黒く見える。
5.鼻先・鼻筋・眉間など頬以外も赤い。

ような方はどうぞ握手しましょう笑。


このタイプの方は私を含めパーソナルカラーで判別するのが難しく、元の肌色が出にくい=赤みの濃度によって顔色・印象が変わって見えるからその時々によって全然違うんですよね。

そこらへんがね、私がパーソナルカラーを最重要視しない決定的な理由で、やっぱり、ちょっとした変化でも日本人には大きいじゃないですか。余談でした。

それでは本題に入っていきましょう。

リキッドでベージュを使い、わざと赤を透けさせる


これは私が面倒くさい時に使う方法です。もはや常習犯です。この方法は前回の「色白ブルべさん用」の「ブルーのコントロールカラーを使え」の応用版で、元々のスキンベースの色を持ってきて全体のトーンを均一にするという作戦。

なので、ごくたまに見かける「コントロールカラーでイエローを使え」ってアドバイスが一番的を得ているように思えるのですが、なかなか浸透しないよね。なんかの圧力ですかね?

※2019年7月追記:インテから黄色のコントロールカラーでましたね!!なのにインテはさ!!なんで毎回毎回局所的ブルべ用だすかね~~!!夏だしみんな日に焼けるじゃん、レモンイエローじゃなくてもっと濃い黄色が欲しいんだよ~~!!白浮きするって言ってるじゃんよ~~!!(ただの愚痴)

で、元のスキンベースにベージュが入っている人は肌の上が

オークル+赤 = ベージュ+赤    + 赤
       = 白+黄色(+赤)+赤  + 赤

で、赤がかなり優勢なんですね。

なので、この赤が強くなり過ぎないように黄色を足してバランスを取ろう!!ということです。

ここで先ほど「ピンクを避けた方が良い」とお話したことを思い出して頂きたいのですが、ピンクという色味は赤+白なので、結果赤を足しちゃうことになるんですね。なので赤は引かないわ白浮きするわで、我々の肌トーンにとっては結構難しい。

そして、気を付けるべきは「オークルも出来るだけ避ける」こと。

オークルは商品によっては若干~かなりピンクみが入ってるので、結局赤みを足し過ぎてしまうことになります。なので、ここでは出来るだけ赤みの少ないベージュが一番オススメ。

また、カバー力の高いものよりもリキッドのような薄付きのものも良いかなと。

あまりね、肌に負担をかけたくないというのもあるし(実際肌と体に負担がかかってる状態だし)、肌色とリキッドが混じって出来た肌が一番自然じゃないですか。なので人によってはチークなくても血色がチークの代わりになってひと手間省けるし、なによりリキッドは早い・簡単・コツ要らずだし!!

ガッツリメイクより最初から少し薄付きの方がメイク直しもしやすいので、赤みが気になってきたら固形ファンデを乗せる、って感じがラクでいいかなと思います。ここで重要なのは「わざと赤を透けさせて肌色をオークルに見せる」ことなので。

ただね、少し値段の高いミドルコスメ軍は、リキッドファンデはほぼオークル~ピンク系なのでまずベージュを見つけるのが大変だし、その中から自分に合ったトーンを見つけるというのもね…うーん…。

割と海外コスメの方が完全にベージュだったりするので、肌トラブル気にしない人はプチプラで、気にする人はデパコスが良いかなと思います。

ちなみに私は『サナ 舞妓はん』のBBクリーム01と02を使い分けています。02はナチュラルベージュと書いてありますが、肌に乗せるとライトベージュになるので全然大丈夫ですよ。

しかもね~、コレはもうホント強いので。汗もヨレも擦れにも強くて、BBでここまで肌から剥がれ…いや離れないのすごい。それに一番のお気に入りポイントは「綺麗によれてくれる」ところで、ドロッと溶けずにサラッとよれてくれるんですよ~。すごくない?

ただちょっと仕上がり時点ではパウダーっぽいので、プライマーで毛穴を埋めたり、コンシーラーで凹凸をなくしておけば全て問題解決なんだな!!

ここで解決出来そうな人のまとめ③

☆色々すんのがめんどくさい人は…
「ベージュのリキッドファンデで"赤み"を"血色感"に偽装しろ!!」



んで、最後にもう一つ、完全に赤みをなくす方法をお伝えします。

「赤」は完全に消せばいい


こっからは普通に力技です。

ドーランでもなんでも使って、赤みを完全に隠しちゃう=消しちゃえばいいじゃないという話。

ただね、 このやり方は元々の肌質とかなり違うので、普段のメイクをそのままのっけると失敗する可能性が高い。

こういうドーランなどのカバー力の強い固形ファンデは"顔の上にさらに色々乗せる"ことを前提として作られているので、ハイライトやシェーディングをしっかり入れる、パール系のお粉をはたくなどをする必要があるんですね。メイクさんとか色々持ってる人ならいいけど…………みんなそんなにコスメ持ちたくないしね。さっきの方法がやっぱり一番オススメです。


ですが!!最近良いものが出ましたね!?

そう、クッションファンデです!!


これはね~、便利~便利だよぅ~。カバー力もあるしツヤ感もあるし~、スタンプみたいにポンポンすればいいから~楽だぁ~。フローフシのやつ以外は完全にベージュのものが多いし~、迷わなくて良いし~。

が、いかんせんヨレやすい。

ものすごいヨレるよね。半日と持たない…って感じなので、夏場はクッション使えないですよね…。あと、メイベリンとか海外メーカーのやつはテクスチャが強くてぺたぺたするし、結構使いづらかったりしますよね…。

なので冬場はクッションファンデでぺたぺたしてもらうとして、それ以外はもう普通に固形ファンデ厚塗りでいいかもしれません。

ただし、これは超マットに&超粉っぽく仕上がるので、そういうメイクなのだよ…という雰囲気じゃないと「ふつうにおばはん」に見えてしまう可能性大なのでね、そこらへん気を付けて厚塗りして欲しいです。

色は先ほどから繰り返している通り、出来るだけ赤みの少ないベージュを。

クッションファンデなら韓国メーカーのものが使いやすいので、ミシャから試すのがオススメ。固形ファンデは顔の側面は薄付きにして、中央を厚めに乗せるのがポイントです。

このとき下地は出来たら無しか白/透明系で(私は日焼け止めがベストだと思ってます)、基本はコンシーラー・プライマーで凹凸と肌色を調整するくらいがベスト。伸びの良いベージュのコンシーラーで肌全体を整えるのも良いです。

ただね、私は肌の上に乗せすぎるのあんまり好きじゃないので、普段メイクなら自分の肌の調子と相談して決めるのが一番な気がします。

ちなみに私の場合は、クッションファンデの普段使いは『ミシャ』の023番、特別な時は『ISAKNOCKS』のマイクロフォームクッション(←少しお高い)を使ってます。両方韓国メーカーで、そうね…やっぱり韓国の方って顔に赤みが出ないじゃないですか。完全ライトベージュ肌。なので上記の理由で意外と相性良いんですよね。

固形ファンデは色々試してみたけど、意外に『media』が良かったです。安いので夏用/冬用で分けられるし、持ちも良いし。先ほどの『舞妓はん』のスティックコンシーラーを使って肌を均一に整えてからファンデを乗せると、割と薄付きで済みますよ。

このスティックコンシーラーは公式がハイライトとしても使えると言ってるくらい、しっかりしてるのにツヤっとなるんですね。私はツヤ/ライト肌なので、『舞妓はん』の「ふわっと光る肌」を作るアイテムと相性が良いようで、まじで一生廃盤にならないでくれ~~!!たのむ~~!!みんな買って~笑!!

では、ここで解決出来そうな人のまとめ④

☆ここぞの時は…
 「ベージュのコンシーラーで赤みを消せ!!」
 「固形/クッションファンデで完全に隠してしまえ!!」


でした。


以上で「赤ら顔の対処方法」は全てです。結構色々あるでしょ?あるんですよ笑。「赤ら顔 まとめ」にしてもいいくらいだ笑。


本当に肌って人それぞれだし、求める質感や印象もまたそれぞれだと思います。その中から自分に合うものを選りすぐって行くって、すごく骨も折れるし、時間もかかってとても大変なことです。

なので、この記事で少しでも手間が省ければ良いなぁーと漠然と願っておりますので、「赤ら顔」……手ごわいお悩みですけど、上手く付き合っていきましょう。


最後の最後に「赤ら顔」についてもう少し書かせてください。

「赤ら顔」はいつでも、誰でも、もしかすると"ずっと"


「赤ら顔」といえばまず始めに語るべきは、本来ならば「原因」だと思います。けれど、私は割と原因なんてどうだっていいというスタンスで。

なぜかというと、私の赤ら顔の原因って完全に自律神経系からくるものだからです。

発汗も上手に出来ないから汗っかきなのに冷え性だし、季節の変わり目は特にひどくて精神科系と婦人科系の薬を両方服用している状態です。まぁ、それは今現在なんですけど笑。つらーい。

そんな感じで一生このコンプレックスとは付き合っていくしかなくて、最初は正直イヤだし、面倒だし、他のことも大変なのになんでこんな所まで悩まなくちゃならないの?って、ものすごく、しんどかったです。

その分、ネットで拡散されているような情報たちが、尽く自分と合わないのがとても辛くて。

もうどうしようも出来ないなって、半ば諦め、半ば怒りって感じでしたね。なにでたらめぶっこいてんだ!!ってね笑。

今もね、それと同じ気持ちですよ。やっぱり。きっとこれは、いつまでたっても自分についてくる。

スッピンとか最悪だぁ~!!ナチュラルメイクは時間がかかるんじゃぁ~!!ってメイクに対してヤケを起こしそうな気持ちを何とか抑えて、だましだましやってる状態です。

でもね、だからこそ「丁寧に自分を見つめ直す」というのが大事なのかな、とも思うし、「丁寧に成功/失敗の理由を精査する」のが、面倒くさいんだけど、結局は近道なのかなとも思ってみたり。

う~ん、だからやっぱり、みんな適当なこと言うんじゃねー!!って気持ちが一番ですよね笑。赤ら顔に対しては笑。

血色良く見えるから気分悪くてもそうは見えないし、顔色が"赤"で止まってるから、ある程度の年齢までは「垢ぬけ」と、それからは「不自然な頬の赤み」と付き合ってくわけなので、もう!こんなとこで引っかけないでよ!って気分になるのよね~笑。

いや~、つら~い。チーク代が浮くのは良いことだけども~。ま、どうにかこうにかやってくしかないので。

どうにかこうにか、それなりにやっていきましょうね~。

❤は…noteのアカ無くても押せるらしい…えへへ