ノート_77

赤ら顔の対策方法は、人それぞれ。①

パーソナルカラーがいま超盛り上がってますね。各メーカーからベース別コスメが展開されたりなんかして、ついにヴィセがアプリも出しましたしね~。

このブログは「パーソナルカラー…え?…CMのモデルさんどっちも似合ってんじゃん…」という感じで割と世の中に反抗的なこと書いちゃってるので、なんかね、ほんと、自分を信じて書き続けるしかないですね苦笑。

ということで、今回はやっとこさ「赤ら顔」についてです。

これはね~、とっても悩み深い問題だと思うんですよ。私も随分前から赤ら顔で悩んできましたし、未だに治ってくれませんからね。お悩み継続中です。

それでネットで調べたら、まぁ~~~みんな好き勝手書いてる。

「髪色で即解決した!」とか「ブルべ使えばOK!」とか。

いやいやいやいや、それは「赤ら顔を解決した」のではなく「その人のスキンベースにあった対処を偶然できただけなのでは?」と、実は正直なところ思ってまして。

そこらへんも含めて、出来るだけ個別かつ詳細に「赤ら顔」について書いていきますので、なかなか解決しなくてどうすりゃいいんだよー!!って方々にね、ぜひ一読して頂きたいです。

この記事は前後編に分かれているので、先にまとめを。

①肌質がマットかニュアンスカラーが得意な透明肌系
 →髪色orコントロールカラーにグリーンを仕込む

②肌色が色白でブルべ
 →ブルーのコントロールカラーで透明感を出す
 →ピンクのレイヤーを肌or髪色にかけて赤をぼかす

③色々すんのがめんどくさい人
 →ベージュのリキッドファンデで赤みを血色感に偽装

④ここぞの時は…
 →ベージュのコンシーラーで赤みを消す
 →固形/クッションファンデで完全に隠す


この記事では①②についてです。後半③④はコチラへ。


それじゃあ、始めましょう。

「赤ら顔」の対処法いっぱい、でも注目すべきは"肌色"のみ


今回に関してはね、私にしては珍しく確固たる自信がありますよ。

それはなぜか。

ネットに書いてあることはもうほぼ全て試したから笑。

そうなんですよ~、私も色々やってきたんですよ~、今まで泣。試行錯誤の道のりが険しすぎて途中で何度挫折したことか。

でも、その過程の中で見つけたこと、私と同じ悩みを持ってるのに違う方法で解決できた人を見て気付いたことなどをどんどん例として挙げていくので、自分に近いなと思ったものからぜひトライしてみて下さい。


まず、ネットで出てくる「赤ら顔 解決方法」というのは、ブルーベース、しかもかなりの色白さん用の対処方法です。パーソナルカラーならサマーが1st/2ndに入ってて、トラブルの肌色が赤~赤紫になる人。

例えば、「コントロールカラー ブルー」とか「下地 ピンク」は完全にブルべ+色白さん用で、私はオークル(普通肌・やや色白)なんですが、これをやると顔だけが白浮きします。それか熱っぽく見えてしまうかのどちらかで、「赤みを引く」という一番大事な問題がなかなか解決されません。

なぜかといえば…これはどの赤ら顔さんも共通ですが、日本人の顔から"赤"は基本引けないんですね。 血色の赤が浮き出る薄めの肌を持っているので、これを引くのは、うーん…血を吸い取るしかない??とかなります。

ので、私の感覚からすれば「赤みを引く」という表現は少し違和感。

じゃあ、別の言葉に置き換えましょう。

先ほどご紹介したブルべ+色白の方は「ピンク(水色)を使って赤みをぼかす」。

それ以外のスキンベースにしっかりベージュが入っているタイプの方は、「ベージュを使って肌色をオークルに見せる」「ファンデーションで赤を隠す」かのどちらかをオススメしたいと思います。

しかし、まず先に「赤といえば補色のグリーンが一番ではないか?」というお考えの方が一定数おられると思いますので、そのことについて私なりの見解をご説明しておきます。

「赤×グリーン」は"マット"、そして"くすみ色"


美容師の方に赤ら顔を相談すると一番に仰られることが「オリーブを入れて赤みを消しちゃいましょう」だと思います。これは、赤の補色であるグリーンを入れて色同士を相殺させ、総じて赤を目立たなくさせるという方法です。

これをやって上手くいく方というのは、おそらく元々肌が超マットなタイプか、反対に外国人っぽいニュアンスカラーが得意な透明肌系かなと思います。髪色を肌質に反映しやすいタイプ(4+1分類だとビビッドか一部のクリア)は、これをやると確かに赤みが消えるんですね。

しかし私みたいなツヤ肌系、その中でも特に思春期などで肌が「ツヤッ」「ピカッ」っとしているタイプがこれをやると、返って目立つか一気に老けるかのどちらかかと思います。

こういう肌質は肌の一番高い所に「白」が乗ってしまうんですね。ということは、顔の上に赤・緑・白がある状態。

お顔の上がハッピーメリークリスマス状態です。

この3色はねー、いやー目立つんですよ。前者のいわゆる"均一肌"タイプは、肌の上にオークルと赤しか乗ってないので髪色でどうにかなるんですね。だけど"ツヤ肌"タイプは肌トラブルが目立ちづらい代わりに顔の上の色味が多いので、こういうニュアンスカラーではどうこう出来ないんですよ。

しかもこの色味が相殺するどころか、逆に混じり合ったりなんかするからもう大変。

補色は混ぜると灰色になるのはご存知ですよね。なので光量が少ない所では思いっ切り「顔が引いて」見える上に「老けて」見える。せっかくの「ツヤ=白」をグレーにしちゃうから。

で、光量が多い所だと3色ががっつり出るから顔がパーリナイになるわけでねー…いやー…うん、「大人っぽくなりたい」とか「自分を引いて見せたい」方なら良いけど…うーん。私は赤ら顔というだけでグリーン系をすすめるのは…うーむ、少し尚早なのでは??って派閥ですね、やっぱり。

また、こういう私みたいな厄介なタイプは「コントロールカラー」というのもあまり向いていません。

肌色の落差が大きいので、間違いなく赤が目立つ小鼻脇にスポットコンシーラーで仕込むくらいがちょうどいいかと。これもまた、グリーンのコントロールカラーで成功するタイプは先ほどの方たちのみですね。

では、ここで解決出来そうな方たちへのまとめ①

☆肌質がマットかニュアンスカラーが得意な透明肌系は…
 「髪色orコントロールカラーにグリーンを仕込め!!」


でもここで解決する人ごくわずかだよね。次行きましょう。

ブルべ+色白はベースをならして「赤みをぼかす」


次によく見かけるのが「コントロールカラー ブルー」ですね。下地に水色を仕込んでおくことによって肌の透明感を出し、赤みを目立たせないようにする方法です。

これね、肌が色白の方にはとても良い方法だと思います。ここで使う「ブルー」というのは肌の下の血管の色なので、赤みが気にならない元々の肌の部分=顔の外郭と同調させることによってベースを均一にならすんですね。しかも透明感も一緒に出るのでお得です。

透明感というのはおそらく"ツヤ感"の亜種なのではないかと私はにらんでまして、だからクリアをライト系に分類しているんですが、ツヤッと感が外部に行くのが「ツヤ肌」、内部に行くのが「透明肌」なのでは?と。

なので、ブルーで内側の色=血管の青を意図的に浮き上がらせる+青×白で清涼なイメージを仕込むから上手くいくのかな?とか思ってます。

ただ、これをオークル~ベージュ肌の方がやると多分「顔が紫になる」んですよね…。紫になるのはまだマシで、肌色が濃い方だと顔がくすむ、黒っぽく見える人が多い気がします。

紫というのはハイライターカラーとして使われていますのでこれは要研究なんですが、肌にベージュが混じっている=ある程度色味がある方は逆にシェーディングになってしまう方が多いようですねー。色味が混じりすぎてグレーになるんだと思うけど、うーん、不思議。舞妓さんは紫のお粉で仕上げるので、やっぱり紫は色白さんと相性が良いのかなと思います。黄色は補色だしね。

けれど、このようなタイプでも私のような肌トーンがやや色白の方はピンクより紫で馴染ませた方が上手くいくので、「ピンクだと顔が浮くなぁ」という方は紫のコントロールカラーをオススメします。

そうですね、私の場合は『インテグレート』のエアフィールメイカーを鼻筋・眉間・頬・小鼻・顎下に乗せると良い感じですね。全部乗せると白浮きするので、ポイント使いがポイントです。『セザンヌ』の皮脂テカリ防止下地のピンクで完全に白浮きしちゃうタイプなので。

逆に言えば、紫で「白浮きするぜ…」って方は元々色が白いからハイライターとして機能しすぎてしまっていると考えられるので、先ほどの通りまずブルーのコントロールカラーから試すのが良いと思います。

もう一つ。

色白さん……特にトラブルの個所が赤紫に見える人は、肌トーンを上げるためにピンクを使うのもオススメします。

これはトラブルの紫を中和させるだけでなく、ベース自体を若干赤に寄せてあげることによって全体のトーンを均質化する方法です。お顔全体に赤のレイヤーをかけることによって元の赤をぼかして、目立たなくさせてしまおうってことですね。

この「赤のレイヤーをかける」はなかなか汎用性が高く、「髪色にピンク系を入れる」もこの応用です。

やはり髪色は顔の外輪に強く影響を与えるので、赤ら顔って顔の中心部の赤みが強いじゃないですか。顔の外側のトーンを赤にする+髪も含めて赤っぽくすることで元の赤みをぼかすって作戦です。

ただこれも、私みたいな「赤いです!!」という方はね…すごく赤くなるよ笑。「一杯飲んでます?」「熱あります?」「高血圧?」ってくらいになってしまうからね…うーん…難しい!!

私が思う赤ら顔って二種類あって、「肌トラブルによって赤みが目立つタイプ」「顔全体に血色感がありすぎるタイプ」がいて、私自身は後者なんですね。

元の肌がサマーの方は前者でお困りの方が多くて、割とネットで検索した方法で解決するのかな…日本人に一番多いタイプだし。サマーカラーはくすみ色とも相性がいいので、トップスにくすみピンク・アイスブルーなんかを持ってくるのも良いと思います。

では、ここで解決出来そうな人のまとめ②

☆肌色が"色白"の"ブルべ"さんは…
 「ブルーのコントロールカラーで透明感を出す」
 「ピンクのレイヤーを肌or髪色にかけて赤をぼかす」



そして!!

私のように「顔が真っ赤です!!」という方の対処方法はね!!!
また次回なんだ!!思った以上に長くなってしまったんだ!!


引っ張るね~ってことで続きます。

❤は…noteのアカ無くても押せるらしい…えへへ