2022.01.30 ピラミッド
岡山県、熊山遺跡へ。
正方形の基壇の上に3層の石段が積み重ねられた形は日本ではかなり珍しいものらしく、正方形の各方向はピラミッドと同じく正確に東西南北をむいているらしい。なんかそういうのが好きなんだよねえ。このオヤジは。
奈良時代以前に標高508メートルの頂付近でこれだけの石を組み上げる力ってなんなんだろうなと昔の建築物は見る毎に思うんだよね。
権力者が人夫を無理やり働かせたわけでは絶対なく、どうしても作りたいと思わせるなにかがあって皆で結集したからできるはずなのだよ。ああいうものはきっと。
それに大本教の出口王仁三郎もこの遺跡を“スサノオの御陵墓”とみなし、この遺跡には八岐大蛇を斬った剣(十拳の剣)も納められているとしているみたいで素戔嗚ファンとしてたまらないファンタジー感なんですな。
すぐ隣には創建年代は不詳で、国家泰平・牛馬安全の守護神の熊山神社もありこちらも参拝。本殿左右には、牛、馬の木造が鎮座しており静かで厳かな雰囲気がよかったよ。
山の上だけに展望もよく、淡路島、小豆島から岡山市街が展望できる。
もう少し晴れていれば綺麗だっただろうけどね。
麓から1.5時間くらいかけてトレッキングで来れるので展望台には何家族かと元気な年寄りハイカー達がいたがオイラは車で。
山上まで1キロ位のところに駐車場があったんだけどそこまでの道の細いこと。最後の3キロ位は、幅車1台分。山側には溝、谷側はガードレールなし。離合箇所が3,400メートルに一箇所位しかなく対向車が来てバックするはめにでもなろうものなら冷や汗必至という感じだったなあ。ひさしぶりにドキドキしたよ。
こちらへ来て半年、思いつくところはかなり行ったと思っていたけどまだまだ面白そうなところはありそうなのだな。
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