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ネイルが剥がれるような、些細なこと

言葉にする、話すってめちゃくちゃ体力を使うな、とは思ってたけど、最近はとくにそれを実感してる。

主にマイナス方面の話をするとき。話しながら感情の放出も伴うから、本当にエネルギーの消耗が激しい。つかれる。いいことない。吐き出したら吐き出しただけ後遺症がひどくて、瞬きと息をするだけで精一杯になっちゃう。

大前提、友人や周りの人がかけてくれる「いつでも話し聞くよ」とか「溜め込まない方がいいよ」とか「大丈夫?」は嬉しいです。とってもありがたいと思っている。気にかけてくれて有難う。

ただそれでも、私には「話す」ということに体力を使いたくなくて、ごめんなさいと思う。

話せないわけでも、話さないから信頼していないというわけでも、好きじゃないというわけでもない。

これは今に限らず昔から「話すこと」で体力・気力を消耗するのが苦手すぎるんですよ。

それでも、我慢できなくて話し出せば枷を切ったように溢れてくる愚痴とか、叩けば出てくる埃のような悩み事を、誰かに聞いてもらうこともある。

ただいつだって、現状じゃどうしようもないことが多い。話して楽になることも分かってはいる。ただ、いつだって疲労感の方が上回ってしまう。だから、結局愚痴を吐いても着地する頃には、話す前より元気がなくなってしまう。

好きな人の慰めも、友人と推しについて話す時間も、何の効力も持たなくなるくらい、落ち込んで一番下の底から周りを見上げてるときの「何かもう全部どうでもいい」という感情が、最近ずっとそばにいる気がする。これって、病んでるってことか?

いや、基本的には多分人並みに元気なんです。たぶん。仕事中も普通にこなせているし、おうちに帰ればYouTube観て声出して笑ったり、お風呂でご機嫌にワンマンライブ開催したりしている。自分で作る飯がうますぎて、自分で自分を抱きしめたりしてる。

それでも、その元気が続かない。これ、どうしようかね。わからん。ただこの内側のアレコレを誰かに話す体力がない。たすけてくれ。

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