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パブリックーMrs. GREEN APPLE


最近、朝ドラの「虎に翼」を見ているのですが、戦争で家族と離れ離れになったり、何も疑問を持たずに戦争のために、国のために生きる人々を見て胸が苦しくなりました。。。

そんな中でたまたま出会った曲がこの曲。


パブリックーMrs. GREEN APPLE(作詞作曲:大森元貴)



モヤモヤしていた気持ちを全部書いてくれている曲な気がして・・・!

「人は純白に輝く生き物だ」
それはどうかなほら またあちこちで
諍いが止まぬ変わらない世の中だ
「人が作り上げた」皮肉なもんだ


知らぬ間に誰かを傷つけて
人は誰かの為に光となる
この丸い地球に群がって
人はなにかの為に闇にもなる


こうやって素敵な曲を作っているのも人間だし、戦争をしているのも人間。
戦争するのも、それから復興するのも人間。
皮肉なものだ。
誰かのために光になれるけど、同時に誰かを傷つけているかも。

「人は優しさを育む生き物だ」
「嬉しさ・悲しさ」全部抱き「寄せてる」
大衆の一部と化しても価値はそうも振れず
「人が作り上げた」素晴らしいんだと

争いだったり、そういうことする奴らもいるけど、
素晴らしいものを届けてくれる人もいるし優しい人もいるってことを忘れずに。
ニュースとか悲しいことばっかり見ているとこういう素敵な人たちがいることをたまーに忘れたりする。

醜いなりに心に宿る優しさを精一杯に愛そうと
醜さも精一杯に愛そうと

自分は戦争もしていない。戦争は嫌だ。
でも誰かを傷つけてるかもしれないし、「醜い」部分もあるかもしれない。それも忘れないでいたいし、
「優しさ」とか良い部分はあると信じて愛したいな〜〜(頑張る)

最後に「愛そう」という言葉で終わっているところに大森さんの人間性が表れていて好きです。嫌なところもいっぱいあるけど、それでも愛そうと葛藤している彼が、うーん、言葉で言い表すのは難しいけど。素敵だなと思う。今も変わっていないな。



この曲は大森さんが高2の時に書いた曲らしいですね。。。相変わらず哲学的で天才ですね。

大森さんは高校の時に一人でこういうこと考えていたのかと思うと、なんか切ないというか苦しいというか、、、

そして、こんなにも綺麗に言語化できるのすごい。。。


こういう、バンドが初期に書くような世界に対する理不尽さとか人間の愚かさを描いた曲にすごく惹かれます。まだ声が出来上がってなくて少年感がある感じもね!良い!
セカオワの虹色の戦争とかね。!

若さなのか、売れたらこういう歌詞は書きにくくなるのか?わからないけど。


歌詞を読めば読むほど好きになる曲です。こういうこと考えること多いし。すごく共感できる。

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