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ライラック🪻*・゜歌詞深掘り


2024年レコード大賞受賞おめでとうございます🎊


バンドで2連覇は初!😳
感動しました〜!!😭👏
大森さんが珍しく涙ぐんでるのを見て、ものすごい努力とプレッシャーがあったんだろうなと。。。
最初聴いた時は打ち込みじゃなくて弾いてるの!?とびっくりした、若井さんがものすごく頑張って練習したギターを大舞台で弾いているのが本当にかっこよくて誇らしくて。。。😭


ライラックが大好きすぎる&本当に出会えて良かったと思う大切な楽曲なので、改めて向き合って深掘りしていきたいと思います〜


忘却バッテリー タイアップにあたって大森元貴さんは、

眩しい青春。の裏には必ず長く伸びてる影があります。疎ましい青春。
どちらも取り返せない、やり戻せないもので、奇しくも愛すべきものです。

とコメントしています。

光だけじゃなく影も見ているのが大森さんらしくて好きな考え方だな。
成功したり、嬉しいことがあったり、報われたりする人は、大変なこと、努力、辛いことも乗り越えているんだと思う。


そもそも、ライラックとは

 
春に咲くお花で、香りも良い!ライラックの香りのオーデコロン持ってるんだけど、すごいいい香りでお気に入り✨
いつかライラックのお花生で見たい!!


ライラックのお花

花言葉は
紫💜:初恋、恋の芽生え
白🤍:無邪気、青春の喜び

青と夏でうたっていた青+痛み、苦味=紫=ライラック になるのかな〜


歌詞を見ていこう!


過ぎてゆくんだ今日も この寿命の通りに
限りある数字が減るように 美しい数字が増えるように

歳を重ねることを「美しい数字が増えるように」と表現しているのが本当に素敵。。。
今のこの時間も寿命の通りに過ぎて行くものだから大事にしなきゃっていう思いと、歳を重ね成長していくことの美しさ。
数字が減るようにで後ろの音が下がっていって、数字が増えるようにで音が上がっているのも、歌詞を音で表現しているこだわりが見られて素敵〜

思い出の宝庫 古いものは棚の奥に
埃を被っているのに 誇りが光って見えるように

諦めたこと、辞めたことも、今に繋がっている。もう辞めたことだから今には直接関係ないって思っていたけど、誇っていいんだね...!
誇り。すごく素敵な表現だ〜
エレクトーン頑張ってた時を思い出しますなあ、、、


されど
By my side
不安 喝采 連帯 濁ったりの安全地帯
グワングワンになる 朝方の倦怠感
三番ホーム 準急電車

自分の居場所=安全地帯があっても、その中で不安があったり。嬉しいことがあったり。

忘却バッテリーに出てくる小手指駅、三番ホームに準急電車が止まるんだって!!ちゃんとこういう要素も入れてくるのはさすが。


青に似たすっぱい春とライラック 
君を待つよ ここでね
痛みだす人生単位の傷も
愛おしく思いたい

君=過去の自分、を今の自分が待つ、だったりするのかなあ
「人生単位の傷」ってなかなか重い歌詞。人は傷つきながら生きていくものだと思うけど、人生単位、かあ。。
自分のどうしても変えられないところ、性格、トラウマ。それも愛しく思いたい。受け入れること。ケセラセラにも通ずるかも。


探す宛ても無いのに
忘れてしまう僕らは
何を経て 何を得て
大人になってゆくんだろう

考えさせられる歌詞。忘れてしまうことはしょうがないことで、忘れることも必要な気もするけど、でも忘れてしまうのは悲しいような、、「忘れる」という言葉って深い。
何を経て 何を得て大人になってゆくのか。これは、期待にも疑問、不安にも受け取れる歌詞だなあと思いました。


一回だけのチャンスを 見送ってしまう事が無いように
いつでも踵を浮かしていたい だけども難しいように

要圭がやっているキャッチャー、捕球の時に踵を浮かして構えている!

主人公の候補くらいに 自分を思っていたのに
名前も無い役のような スピンオフも作れないよな

この歌詞も分かる気がする〜〜
今思うと中学までは自信あったし、自分にしかできないこと、特別なことをやってる感覚があったなあ、、、
だんだん周りと比べたり、習い事をやめて勉強、とかになっていったり、、、

青と夏のアンサーソングでもあるライラックですが、
青と夏の時は「主役は貴方だ」「僕らの番だ」と言っていたのにねえ、、、
私から見ればミセス、大森さんはスターの道を歩んでいて主人公に見えるけど、そんな彼がこの歌詞を書くのにも驚いたなあ、、、ギュッとなる歌詞だ、、、


たかが
By my side
くだらない愛を歌う際 嘘つきにはなりたくない
ワサワサする胸 朝方の疎ましさ
ズラして乗る 急行電車

behind the scenesで言っていた「くだらない愛を歌う、愛は総じてくだらない」
ミセスはずっと愛を歌ってきたけど、、、どういう意味なんだろう、、、

1番では準急電車→2番では急行電車。大人になるにつれてだんだんと忙しくなったり、時間が早く過ぎていったり、速さを求めるようになるってことも表してるのかしら。。。


影が痛い
価値なんか無い
僕だけが独りのような
夜が嫌い
君が嫌い
優しくなれない僕です
光が痛い
希望なんか嫌い
僕だけ置いてけぼりのような
夜が嫌い
一人が怖い
我儘が拗れた美徳

胸がギュッてなる。ここの歌詞はどういう気持ちで書いたんだろうなあ。こういう思いをする時もあるのかな。
根幹の曲であるSoranjiで希望を消さないでと歌っていた人が「希望なんか嫌い」、、、

曲調だけで言えば明るく、背中を押してくれる歌詞も多い中で、こういう暗い歌詞が入っていることが意味がある気がしてミセスっぽくて好き。
自分が嫌いになったり、周りがうまくやっているように見えて嫌になったりとか、こういう思いする時あるし、分かる。
歳を重ねるとこういう思いもなくなるのかなあ(それは良いことなのか悪いことなのか、、、)、若者特有だったりするのかなあ、、、??


不完全な思いも 如何せん大事にしたくて
不安だらけの日々でも 愛してみる

感じた事のない クソみたいな敗北感も
どれもこれもが僕を つき動かしてる

これはずーっと大切にしたい言葉です。不安な日々でも愛してみる。全部が原動力になっている。素敵な考え方だ〜

鼓動が揺らすこの大地とハイタッチ 
全て懸けた あの夏も
色褪せはしない 忘れられないな
今日を生きる為に。

全て懸けたあの夏=エレクトーン、受験、インターン。忘れたくないことがいっぱいあるなあ。
全部過去のことだけど、今日につながっているんだな。あの頃があるから今がある。

探す宛ても無いのに
失くしてしまう僕らは
何のために 誰のために
傷を増やしてゆくんだろう

胸がギュッとなる歌詞。


雨が降るその後に 緑が育つように
意味のない事は無いと 信じて進もうか

答えがない事ばかり
だからこそ愛そうとも

これもずーーーっと大事にしたい!!意味のない事は無い。全部愛して進むぞ〜〜!

あの頃の青を 覚えていようぜ
苦味が重なっても 光ってる
割に合わない疵も 認めてあげようぜ
僕は僕自身を 愛してる
愛せてる。

ここは、レコ大の時に3人が楽しそうに清々しく歌っているのがものすごく好きだった。ケセラセラとかFeeling、familieもだけど最後にみんなで大合唱、多幸感があって最高だな〜〜!!

最後、愛せてる。で終わるのも素敵。大森さんは自分のこと愛せるようになったのかな〜。Feelingは愛されてるで終わっているよね〜〜。大森さんの成長?考えの変遷も見られて良いなあ。

どれだけ嫌なことがあっても楽しかったこと、頑張っていたことはずっと光ってる。

自分がどうしてもダメに思えて、もう生きていけないかも、これをずっと抱えて生きなきゃなのか〜って絶望する時もある(2024年夏はそれで苦しんだ、認めるって、愛するって難しいなって実感した)けど、認めて、愛して。

愛せてる。って自信を持って言えるようになりたいな。


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