映画「かがみの孤城」を観た話。
昨日、2月9日金曜日、金曜ロードショーで、「かがみの孤城」を観た。
辻村深月さんが書かれた原作本は中学の時に1回、そして大学生になってからもう1回読んでいた。
まず、小説も映画も素晴らしい作品でした。
映画ってよく原作と変えられすぎてるのがあって、たまに😠ってなってるんですけど、かがみの孤城の映画化は結構良かった。
でも、映画だけで満足せずに絶対原作も読んでほしい!!!!!!!
では、映画の感想を。
まずね、声優さんが良い。
芦田愛菜さんはオオカミさまにぴったりだったなあ。
あとは個人的に北村匠海さんと板垣李光人の声がすごく好きです。
あとは作者が伝えたいであろう、「大丈夫。大人になれるよ」って言うメッセージがちゃんと伝わってきた。
個人的に、小説を読むときは情景とか、お城ってこんな感じかな?って想像しながら読むから、映像化されると、自分が想像してた世界と比較できたりして本当に面白いなと思う。これは醍醐味!
辻村深月さんのすごさ。
かがみの孤城は、ミステリー、学校、ファンタジーという様々な要素がありつつも、
作者が伝えたいメッセージがしっかり入っているのがすごいところだと思う。
いじめられている人や人間関係に悩んでいる人、大人になりたくないと思っている子たちなどに、伝えたいんだな。ってひしひしと感じた。
7匹の子ヤギがモチーフになっているのもすごいよなあ。どうやったら思いつくんだろ?
個人的には、リオンのためにお姉ちゃんが作った世界がかがみの孤城である、っていうところがすごく好きです。
とにかく、1つの小説にこんなにいろんな要素を入れて、ちゃんとメッセージも伝えて、っていうのは辻村さんにしかできない気がする。
かがみの孤城は、辻村深月にしか書けない作品だ。
映画観て、改めてこの作品が大好きになりました。
また何度でも小説読み直そっ!🤭
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