日本からカンボジアに旅行に行く方法
はじめに
2024年4月ごろ日本からカンボジアに旅行に行きました。 現在、直行便はないので香港経由でカンボジアに入国 カンボジアではプノンペンからシェムリアップ(アンコールワットがある場所)そしてまたプノンペンに移動しました。
筆者の旅行レベル
一人で海外旅行初めて
カンボジア初めて
海外の飛行機に乗るの初めて
トランジット初めて
この間までこのようなレベルでしたので、昔の自分と同等レベルの初心者に向けてできるだけ詳細に記載しておきます。
必須でやっておくこと
パスポート取得
持っている
パスポートの有効期限が6ヶ月未満の場合は更新手続きをしましょう
カンボジアは入国日から6ヶ月以上必要なようです。
国によって1年以上などもあるようですのでその都度現状はどうなっているのか調べましょう
持っていない
初回発行は1週間程度時間がかかる
発行するのに戸籍謄本が必要になる
その他にも必要なものがありますので各都道府県のHPなどを調べましょう
ビザ取得
カンボジアに渡航するにはビザが必要です。
今回は観光ビザを取得しました
オンラインで取得できます
eVISA申請公式ウェブサイト
申請方法
一つのビザで一回のみカンボジアに入国することができる
30日間カンボジアに滞在することができる
ビザには有効期限と滞在期限がある。
有効期限はビザをオンラインで発行してから3ヶ月、そのビザ自体が有効であるという期限
滞在期限は渡航日から30日間カンボジアに滞在する事ができる期限
なのでこんなことはあまりないと思うが、カンボジアから帰国する日の3ヶ月以上前からビザを発行してしまうとビザの有効期限内に帰国出来なくなってしまう。
航空券予約
航空券検索サイトを使って予約
Skyscanner, Expedia, Google フライト など
航空券検索サイト -> 旅行会社 -> 航空会社
このような流れになっているっぽい
予約に関して詳しく書こうとするとそれだけで記事一本書けてしまうので割愛します。
予約が完了すると e-Ticket number が発行されるのでオンラインチェックインの時に使用できます。
航空券予約後
搭乗日当日どこに行けばよいか調べる
搭乗と到着の空港のターミナルを調べる
搭乗の成田空港の場合、駅が複数あるため具体的にどの駅なのか事前に調べる
航空会社で調べればどのターミナルになるのかわかるのでどの駅で降りればよいかは調べられる
世界中の空港を調べた訳ではないですが、どの空港でどの航空会社なのかがわかっていれば、どのターミナルになるかは割り出せるはずです。
到着のプノンペン空港は駅が複数ある訳ではありませんので、問題は起きないはずです
空港からプノンペン市街に行く場合、慢性的な渋滞が発生しているため1時間くらい時間がかかりますので注意しましょう。
帰りの搭乗と到着の空港が違う場合は、それも合わせて調べておく
予約した航空会社のアカウントを作っておく
必須ではありませんが、便利ですのでやっておきましょう
キャセイパシフィック
モバイルアプリ
そのほかにもありますが、筆者はこちらの航空会社を利用しました
オンラインチェックインが出来るようになる
航空会社によって違いますが出発予定時刻の24時間前からできるところがあるようです。
筆者の場合は48時間前にできたので、事前にやっておきました。
やらなくても大丈夫ですが、事前にやっておくと好きな席を選びやすくなるので早い時間にチェックインするのがオススメです。
予約した航空券を紐付ける
航空券検索サイトで予約完了後 e-Ticket number が発行されますのでメモしておく
航空会社のアカウントを作成する
筆者の場合はキャセイパシフィック
ログイン後 予約の確認 ページで [予約を追加] の部分に e-Ticket number を入力して航空券の予約を紐付ける
預け荷物の容量アップ
安くなるケースがあるので、荷物が多くなってしまった場合は活用しましょう。
使用する場合は、時間制限があるので注意しましょう。
筆者の場合24時間より前ではないと割り引いてもらえないという制限がありましたので、確認しておきましょう。
ホテル予約
Booking.com など
現地のホテルのHPなどで直接予約する事もできるが、使い慣れたUIで操作する事が出来るので、予約のミスの確率を減らす事ができる
必須ではないがやっておいた方がいいこと
オンラインで入出国カードを記載
基本的に入国する時にカードを手で書かないといけないですが、オンラインで事前に入力しておくことができます。
余談ですが香港には存在しませんでしたのでトランジットなどで入国する際にはカードを手書きする必要があります。
カンボジア
Cambodia e-Arrival
使い方
モバイルアプリがありますのでそちらで入力した方が楽でした。
注意点として 2024年4月 時点では不具合が存在していて言語を 日本語 にして入力を進めていくと、入力ができなくなってしまいます。
そのため入力をする際は 英語 を選択してください。
入力期限
開始
カンボジア到着の7日前以内 から入力可能
締め切り
こちら調べましたがわかりませんでした。ですのでできるだけ早めに入力しておきましょう。
日本
Visit Japan Web
使い方
モバイルアプリは存在しませんでした。
入力期限
開始
何日前からでも入力することができます。
締め切り
搭乗便到着予定日時の6時間前までに入力が必要なようです。
Grabをインストール
日本にいるときにアカウントを作っておきましょう。
SMS認証があるので、現地で作ろうとすると認証のメッセージが受け取れず作れないようです。
クレジットカードを登録しておきましょう
1ドル(4000リエル)のデポジットがかかります。
筆者は渡航中20回くらいトゥクトゥクに乗りましたが、クレジットカードを登録していたので、決済をする手間が大幅に減ってとても助かりました。
交通機関予約
バス
プノンペンからシェムリアップに移動する際にバスの予約をしました
CamboTicket
モバイルアプリが存在します。
こちらのアプリには不具合?が存在します。
筆者は日本でアプリを使ってバスを予約したのですが、予約が完了したメールを見ると予約時間が2時間ずれていました。何故ずれていたのか調べてみると、アプリに表示される時間が日本時間になっており、結果的に間違った時間のバスを予約してしまいました。(バス会社に問い合わせてバスを変更してもらいました)その後カンボジアでアプリを使ってみたところ、時間が正常に表示されていました。ですので、こちらのアプリを使う場合は日本でも時差を考慮して予約できなくはないですが、カンボジアで使うことをお勧めします。
紙幣を両替
日本でオススメの両替所
Ninja Money Exchange
新宿限定になってしまうがこちらがオススメです
近くに両替所がたくさんありますので間違えないように気をつけましょう
日本円からリエルに両替ができませんので米ドルに両替することになります。
20ドル札以下に両替してくださいとお願いしたら、よしなに対応してくれましたので店員さんにお願いしてみてください。
現地で紙幣が無くなってしまった場合も考慮して、現地でレートが安い両替所を調べておいた方がいいです。
飛行機の乗り方
飛行機 (行き)
搭乗
チェックイン
搭乗時刻の24時間 〜 48時間前になったらオンラインチェックインをしておきましょう
やり方に関しては各航空会社のやり方を参考にしてみてください。
行きの航空券の場合はQRコードが発行されるのでスクショを保存しておきましょう。iPhoneの場合QRコードをウォレットに保存しておくこともできます。
オンラインでチェックイン済み
荷物を預ける
オンラインチェックインしていますが、チェックインの機械で荷物に貼り付けるシールを発行しなければいけませんので全てオンラインで完結できる訳ではありません
荷物を預けない
手荷物検査の場所に直接行けます
オンラインでチェックインしていない
チェックインの機械があるのでそちらでチェックインしましょう。手荷物がある場合はその機械でシールを発行しましょう。
荷物を預ける
手荷物検査
搭乗ゲートに行く
結論として、電光掲示板に書かれているゲートが正ですが以下のような場合が多々あります。
ゲートの部分が空白になっていて、チェックインした時にはまだゲートが決まっていない。
チェックインした時に書いてあったゲートと電光掲示板に書いてあるゲートが変わっている
電光掲示板で書いてあったゲートが時間が経過したら変わっている
など、ゲートに関しては流動的に情報が変わってしまいますので電光掲示板を何度も確認する必要が出てきてしまいます。
トランジット
Transferを目印に歩く
今回は乗り換えの時に同じ航空会社を使ったため預け荷物は受け取りませんでした。
ですが同じ航空会社であっても預け荷物を受け取る場合があるかもしれないので、事前に調べましょう
香港国際空港乗り継ぎの方法など
https://www.kkday.com/ja/blog/71237/asia-china-hongkong-internationalairport
到着
入国チェック
Cambodia e-Arrival を登録している
審査官にパスポート提出とスマホの画面にQRコード表示(スクショで大丈夫だと思います)させて見せましょう
QRコードを見せましたが読み取られることはありませんでした。
登録していない
入出国カードに必要事項を記載してパスポートと一緒に審査官に提出
手荷物を受け取る
空港を出てGrabでタクシーかトゥクトゥクを呼ぶ
少し高いですがタクシーが断然オススメです。
市内まで1時間くらいかかるのでトゥクトゥクだとちょっときついです。
Grabの待ち合わせ場所は空港から少し歩いたとこにあります。(初見だとちょっと分かりづらいです)
https://youtu.be/65mJpYgZDcU?t=177
2:57辺りから行き場所の説明があります。
飛行機 (帰り)
搭乗
チェックイン
行きと同様に搭乗時刻の24時間 〜 48時間前になったらオンラインチェックインをしておきましょう
カンボジアからだとオンラインチェックインしていても、QRコードが発行されませんでしたので、手荷物を預ける対面式のチェックインカウンターでチケットと手荷物に貼り付けるシールを発行してもらうことになります。
荷物を預ける
上記のチェックインカウンターで預けます。
手荷物検査
トランジット
Transferを目印に歩く、行きとほぼ同じです。
到着
入国チェック
Visit Japan Webを登録している
QRコード専用のゲートがありますのでそちらに進みましょう
WEB上でQRコードが発行されているはずなのでスマホの画面に表示させておきましょう。(スクショでも大丈夫です)
登録していない
入出国カードに必要事項を記載してパスポートと一緒に審査官に提出
その他
カンボジアでの決済方法
カンボジアで現地の人は基本的にQRコード決済を使用しています。
ですが、いろいろ調べましたが、現在外国人はQRコード決済を使うことができません。ですので、決済方法はクレジットカードか現金になります。
クレジットカードを使えるところは、そこまで多くない
クレジットカードは使用することができるが、お店によってはスキミングの被害に遭う場合があるらしいので、気になる人は多めに紙幣を持っていったほうがいいです。ちなみに筆者はクレジットカードを気にせず使ってました。
紙幣について
基本的にお釣りはリエルで返ってくるので、大量のお釣りが予想される100ドル札、50ドル札は決済の時に断られる事があるようです。
ですので、決済の時は20ドル札以下の紙幣を使うようにしましょう
アンコールワット観光
ガイドの予約
遺跡を回るときに日本語のガイドさんがいた方が効率的に回れたり、楽しく説明をしてくれますのでつけておいた方がいいと思います。
車の予約
車の予約は基本的にドライバーもセットのようです。
遺跡は広いのでガイドさんと合わせて予約することをオススメします。
服装
太ももが見えてしまうくらい短いズボンの場合は遺跡の観光は不可のようです。
筆者は膝が隠れるくらいのハーフパンツを履いていましたが問題ありませんでした。
アンコールパス
アンコールワットを観光するには有料のチケットが必要になります。
現地で購入することもできますがオンラインで購入することもできます。
アンコールパス購入方法
あると便利なもの
日焼け止め
帽子
サングラス
虫除けスプレー
制汗スプレー
汗拭きシート
汗拭きタオル
モバイルバッテリー
ポケットWi-Fi
グローバルモバイル
SIMカードを現地で購入することもできますが、筆者はこちらのポケットWi-Fiをレンタルしました。
モバイルアプリ
Grab
トゥクトゥクを呼べる
Telegram
カンボジアではメッセージをやり取りする際 Telegram が一般的なようです。筆者はガイドさんとのやり取りに使いました。
Booking.com
ホテル予約
Skyscanner
航空券検索
CamboTicket
バス予約
Cambodia e-Arrival
オンライン入出国カード
航空会社のアプリ
オススメの書籍
地球の歩き方
とんでもない情報量です。
インターネットである程度情報の収集は済んでしまいますが、こちらの書籍は現在であっても買うに値する本です。筆者はとても助かりましたので是非購入してみてください。
旅の指さし会話帳 カンボジア
ある程度英語が通じますので現地の言葉を使わないでも過ごせてしまいますが、現地の人とコミュニケーションをもう少し密に取りたい方にはオススメです。
国際免許
日本で普通免許を持っている場合、申請だけすれば国際免許を取得する事でき、カンボジアで車を運転することができます。
有効期限は一年らしいです
こんな記事 もありますので、注意が必要かもです
用語集
トランジット
乗り継ぎをすること
アライバル
航空機が到着すること
アライバルビザは到着してからビザを取ること
便名、フライト番号、フライトナンバーは同じ意味