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クリームソーダのポスター作成手順書
はじめに
すっかり外は肌寒くなりましたが、夏の風物詩クリームソーダを作って撮って満足する手順書を作成します。ネットには手作りクリームソーダの先人の記事がたくさんありますが、ここではできるだけ詳細に丁寧にクリームソーダ(のポスター)の作り方をご紹介したいと思います。
企画書
まずはやりたいことや事前準備などを整理しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1665388408114-ujDvrOROSI.jpg?width=1200)
クリームソーダ作り
買い出し(@銀座)
まずはグラスや材料の買い出しのためにかっぱ橋道具街へ向かいました。しかし日曜はほとんどのお店がお休みしていることが判明し、急遽予定を変更しました。リサーチ不足です。
【教訓_1】
どこで何を買うか、そのお店は空いているのかを事前リサーチする。
かっぱ橋は日曜やってない。
東急ハンズにそれっぽいグラスがあることを調べ、銀座へ向かいました。
ありました。ついでに柄の長いスプーンも買いました。(写真は後述)
ここですべての道具を揃えるつもりでしたが、お目当ての商品がなかったり、1度しか使わないディッシャーに3,000円も出せず断念しました。
"ディッシャー どこに売ってる" で調べると、100円ショップにあるとのことだったのでダイソーとセリアに向かいましたが、銀座の店舗にはありませんでした。同時に、下の画像のような透明なガラスの小皿も見つからず。
(セリアには少しサイズの大きいガラス皿はありました)
![](https://assets.st-note.com/img/1665375586082-4Ge9U5jKwr.png?width=1200)
ディッシャーを使わずにアイスクリームを盛り付けることも考えました。
しかし、クリームソーダ素人が文明の利器も使わずに理想のクリームソーダを作れるとは到底思えず、引き続きディッシャーの販売店舗を調べます。
ありました。
ドン・キホーテ、価格も500円とかなり良心的です。
ガラスの小皿はありませんでしたが、ディッシャーだけでも大収穫です。
(もしかすると食器売り場ではなく、高級グラス売り場にはあったのかも?)
銀座(と新橋)で、ガラスの小皿を除いた容器や道具類が揃ったので、次は材料集めです。ここから、ディッシャーや小皿に並ぶ入手困難アイテムを探す旅が始まります。
買い出し(@自宅付近)
自宅から最寄りの小型スーパーで炭酸水やアイスクリーム(スーパーカップ)を購入しました。ここにきて、そういえばクリームソーダのワンポイントカラー、さくらんぼって10月に売ってないよなーと、気づき始めます。
もちろんこちらの小型スーパーに季節外れのさくらんぼがあるはずもなく、さくらんぼ缶なるものも置いていませんでした。
小皿もまだゲットしていないことだし、、、と徒歩圏内にある巨大イトーヨーカドーに向かいました。銀座になんか行かずに、はじめからここに来ればよかったと思ったのは、東急ハンズで買った喫茶店風グラスがイトーヨーカドーの食器売り場にあったからです。
食器売り場にグラスはあれどガラスの小皿はやはりなく、ダメもとでイトーヨーカドー内のダイソーに足を運びました。そしてここで、初めて及第点を満たす1枚に出会います。(写真は後述)
あとはさくらんぼだけ。
不安な気持ちを抱えながら果物コーナーに向かいますが、巨大イトーヨーカドーとはいえ、やはり10月にさくらんぼはありません。
そして果物缶売り場へ、、、
ぎりぎりフルーツミックス缶のなかにさくらんぼがひとつ入っていました。
この巨大フロアでさくらんぼは君だけか、と切ない気持ちになりますが、何はともあれこれですべての容器・道具・材料が揃いました!
教訓_2
道具も材料も、無理して実店舗にいくことはない。ネットで揃えよう。
【注記】
※透明なガラスの小皿はなかったので、いちばん喫茶店っぽい白い小皿を購入しました。
※白いお皿が気に入らなかった時の保険で白いコースターも購入しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1665380352825-ilJ5RxOmN3.jpg?width=1200)
クリームソーダ作り
まずはカメラテストをします。
自宅でいちばん喫茶店っぽい場所にグラスをセットし、カメラの位置や距離感を調整します。
![](https://assets.st-note.com/img/1665380874912-FPhdCnD1uZ.jpg?width=1200)
▼ここからクリームソーダ作り
①グラスいっぱいに氷をいれます。ソーダの上にアイスを浮かべると泡で大惨事になるらしく、氷の上にアイスをのせることで悲劇を免れることができるとのこと。
②計量カップにシロップ30、炭酸水170入れてかき混ぜて炭酸を抜く。
③グラスにメロンソーダを注ぐ。ソーダの色が全然薄いので濃いかなーというくらいシロップを足す。ごめんなさい、未計量。
![](https://assets.st-note.com/img/1665381573128-wFaRHgjIEl.jpg?width=1200)
④スーパーカップのアイスをディッシャーですくってグラスの氷の上へそっと添える。缶詰のさくらんぼもそっと添える。
⑤完成
![](https://assets.st-note.com/img/1665381765021-5E4FrR3yAI.jpg?width=1200)
何枚かポスター用の写真を撮って編集作業にはいります。
教訓_3
アイスはどんどん溶けてクリームソーダに滲んでいきます。急いで!
ポスター作り
素人なので、パソコンには写真編集ソフトなどは全く入っていません。
有料の(しかも高額!)Photoshopを使うのはおこがましいため、無料エディタを紹介するページで一番上にでてきたGIMPをインストールすることにしました。
まずは、純喫茶風のレトロで香ばしいポスターを作っていきます。
①写真をトリミング、色調整をする
②それっぽいフリーフォントをダウンロードする
③それっぽいタイトルとか文言をいれる
④それっぽい団体名(東京喫茶企画)を入れる
⑤完成
フリーフォントでできる限界にチャレンジしましたが、やはり有料フォントをたくさん使って遊んでみたいものです。
![](https://assets.st-note.com/img/1665383411349-5UEHHj7KHz.jpg?width=1200)
教訓_4
フォントは大事。簡単に導入したいならPhotoshopを使おう。
次にポップで可愛いポスターを作っていきます。
①写真をトリミング、色調整をする(Windows ペイント3D)
②水玉の背景を作成する(バナー工房)
③それっぽいフリーフォントをダウンロードする
④それっぽいタイトルとか文言をいれる
⑤それっぽい団体名(東京喫茶企画)を入れる
⑥完成
写真の切り抜きはWindows ペイント3Dで行いました。綺麗に出来ます。
水玉の背景はGIMPのフィルター機能から作成できるそうですが、思ったより手間がかかるのでブラウザから簡単に作成できるバナー工房で作成しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1665384056464-eRKtn36OqE.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1665384095902-i2cVv1lByF.jpg?width=1200)
手順書
それでは、企画からポスター作成までを通して学んだ教訓から、改めてクリームソーダのポスター作成手順をまとめたいと思います。
ネットで道具や材料を揃える
ポスターに書きたい気の利いたキャッチコピーを考える
炭酸の泡だけ気を付けながらクリームソーダを作る
写真を撮る
Photoshopで写真を加工、編集してポスターを作成する
おわりに
クリームソーダを作る工程がいちばん簡単でした。