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結婚・出産後もバリバリ働きたい女性って本当はどれくらいいるんだろう?~メディアのバイアスに気をつけよう~

専業主婦が少しづつマイノリティになり、共働きが主流になってきてもう大分経つ。
かくいう私も結婚し、まだ赤ちゃんの子供がいる母であり、今も正社員として仕事をしている。

タイトルについての本題に入る前に、ちょっと私の話をさせて欲しい。

私が産後も働いている理由は、必要に駆られてでもないし、仕事がめちゃめちゃしたくて、というわけではない。

まず、夫の収入は家族3、4人は養える分はある。
それに私はそこまで「仕事大好き!」な人間でもないので、専業主婦として家事育児に専念してみたいなとも思った。
夫が仕事に専念しやすいようにしたり、子供もとっても可愛いし、ずっと一緒にいたいし、沢山子供の面倒見たいなという思いもある。

そんな私が仕事をする大きな理由は、万が一、夫の収入を全て失った時の為に備える為だ。
それは離婚や死別かもしれないし、病気や事故で仕事ができなくなってしまう可能性だってある。
その時に自分が稼げる状態じゃないのはあまりにも危険過ぎると思った。
他にも細かい理由は色々あるけど、これが理由としては一番大きい。

というわけで、私が共働きを選んだのは、そこまで仕事対してに積極的な理由ではない。
専業主婦で頑張りたいなという思いも正直あった。

さて、ここからが本題です。

私は前から疑問がありました。
タイトルでも書いている、結婚・出産後もバリバリ働きたい女性って本当はどれくらいいるんだろう?と。

TVやWEBメディアなんかだと、「結婚・出産後も働きたいと思ってる人が7割!」みたいな情報が流れてる。

でも、SNSを見ていると、バリバリ働きたい女性も、専業主婦or時短やパートで働きたい人もどっちもいるように見える。
少なくとも前者が7割いるように見えない。
もちろん私もちゃんと統計をとったわけではないから確実な事は言えないけど。

ここから書く事は全て私の勝手な憶測なんですが、女性も働きたいと思っている、と発信しているメディアは、女性が多い編集者が書いているものが多いんじゃないかと思います。

また、この件についてテレビでコメントしているコメンテーターも女性が必ずいます。
そして女性コメンテーター、「女性もしっかり働きたいと思っているんだ」「キャリアップしたいと考えているんだ」みたいな発言する事が多いです。

皆さん、よーく考えてみて下さい。

編集者の女性も、コメンテーターの女性もみんなバリバリ働く女性なんです。

自分達が働いている女性なんだから、働いている女性を肯定したいに決まってます。
また、働く女性の周りには必ず働く女性がいいます。

なので、働く女性が発信する情報は「女性はもっと働きたいはず」というバイアスがかかりやすいのです。
という事は、情報がある程度偏っている可能性があるなと私は考えます。

一方専業主婦の方は、こういった個人のSNSならともかく、メディアで発信する事はなかなかできません。
インタビューを受けたりすれば別ですが、自分達でメディアを持って発信する事は難しいでしょう。

情報には必ずと言っていいほどバイアスがかかります。
それは仕方のない事ではあるし、私だってそうです。
なので、私は情報を見る場合は、必ず、どこ、どんな立場の、誰が、どんな目的で発信をしているかを確認するようにしています。

最近は専業主婦や、パート働く女性への風当たりが徐々に強くなっているような気がします。
どんな生き方を選択した女性も生きやすい世の中になって欲しいと思います。
働きたい女性だけでなく、色んな生き方をしている女性が発信できる場があったらいいのですが…。


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