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物書きの筋肉を鍛えなければ

SNSで話題になっているツイートやネットニュースを見る度に、「これはこういう事ではないか?」「なぜこんな事が起こっているのか?」「何故炎上しているのか?」なんて色々考えて、その頭の中で考えた事を毎日のように夫と話して楽しんでいる。

夫とは同棲期間から併せてもう4年ほど一緒に暮らしているが、いつの間にかこれがほぼ毎日の恒例になっていた。
これがなかなか楽しい。

ニュースや話題のツイートを読んだ時にパッと受けた印象だったり、自分がその話題に対して賛否どう思ったのかを振り返り、そもそも何故自分がそんんな印象を受けたのか、例えば見たニュースに対して賛成をしたのなら何故賛成だと考えたのか、それを紐解いていく作業が好きなのだ。
昔から自分の思考を事細かに言語化するのがとても好きだったりする。

夫と日々あれこれ話しているうちに、「おや?自分の考えている事はそんなに悪くないぞ?」「なかなか鋭い事を考えてるのでは?」なんて思い始めて、夫とこうして話しているだけでは勿体ないのでは?と、いつかそんな事を考え始めるようになった。
我ながら勘違いも甚だしいとも思うけど、根拠もなく「いけるぞ!!」とか思いでもしないと何事も動き出せないので少し目を瞑ってほしい。

そんなこんなでnoteで色々書いてみたいなーと思い始めたが、結局何一つ投稿しないまま約1年ほど経過してしまった。
毎日毎日「今日も書かなかったなー」なんてボヤボヤ考えているうちに無情にも時は過ぎていく。
いやとりあえずなんでもいいから書けよと何度も自分を叱咤したけど、書かなかった。
最早「忙しいし…」「疲れてるから…」とかサボる理由すらも見つける事もなく、ただただ書かなかった。
私は本当に怠惰な人間である。

そんな怠惰な私がnoteに投稿するキッカケになったのが、この堀江貴文さんと高田里穂さんとの対談動画。

動画内で、高田さんが「文書を書く仕事をしたいと考えていて、来年あたりにnoteをやたいと思っている」と言ったところで、堀江さんは「まだやってないんだ?」と即ツッコミを入る。
高田さんとして自分の文章に需要が出るのかなどの色々な不安はあったみたいですが、「何がウケるかはわからない、自分にもわからないからとりあえず毎日書いてみて、当たるものがあればそれでいい」と堀江さんが返してるのを見て、怠惰な私は突然決心がついた。

「何かをやりたいと思っているならとりあえずなんでもいいから始めてみること」というアドバイスは正直、どの界隈でもみんなが言っている。
特に目新しくはない。
とはいえ、誰に聞いても大体この答えが出てくるので、これが一つの真理なのは間違いない。
でも言っている人や言い方、あとはそれを聞くタイミングが違うだけで、同じ事を言われても刺さる時と刺さらない時がある。

私は堀江さんの事は別に好きでも嫌いでもなく、興味のある話題について呟いてたりしたら見てみる、というくらい。
上の動画もたまたまYouTubeのオススメに出てきて、丁度文章を書いてみたいと思っていたのでなんとなくな気持ちで再生したら刺さったのだ。

なんで刺さったんだろうと考えてみる。
恐らくは、動画の中で「自分は多くの人の共感を得る事はなかなかできないけど、沢山書いてるうちの何かが共感を得られればいいと思ってる」という部分に勇気をもらったんだと思う。

私は人に共感してほしいという思いが人一倍強い。
だから、最初は自分の意見や主張があって書きたいと思っていたのに、だんだんとどうしたら共感してもらえるような文章がかけるのかな…なんて考え始め、考えている時間が長引いてるうちに書くぞという熱も失せて結局書かなくなっていた。

私は文字を打つの自体は好きで、ツイッターにはよく思いついた事をパッと書いたりはしてたけど、noteにある程度まとまった文章を書くのには全然慣れていない。
でも私はツイッターで短文を並べるよりも、ある程度の量の文章を書けるようになりたいと思っている。
それもコンスタントに書けるようになりたい。

そして、ここまでの自分が書いた文章を振り返ってみる。
正直とてもじゃないけど読みづらいし上手な文章ではないなと思う。
でも、本を読んだり動画を見て、文章を書く勉強をして万全の状態になってから始めようだといつまで経ってもnoteの投稿をしないのはわかりきっている。
だから、ここはもう恥をさらけ出す気持ちで、とにかく書いて書く事に慣れていこう。

という事で、今日から物書きの筋トレを始めることにした。
物書きの筋肉をモリモリにしたい。
とりあえず、まずは一週間続けてみよう。


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