韓国での家探し

修了式の日、次の学期の学費がタダになるらしいことがわかったので
「タダならもう1学期延期するか~」とまたもや、なりゆきで留学延長を決めた。
決めたのはいいのだが、ここでまたもや悩みが発生することとなる。

引っ越したい、、、

最初の学期はコシウォンという狭小部屋に住んでいたのだが、ここであと半年はキツイのではないか?という考えがしきりに頭をよぎるようになっていた。

コシウォンというのは韓国にある住居の一種で、勉強に集中したい学生や繁忙期で通勤時間も惜しい会社員が一時的に住むような場所である。
そのため、家賃は安く最低契約期間や保証金も必要としない場合が多い。

が、基本的には短期用住宅なので、部屋がびっくりするほど狭い。
私が住んでいる場所はシャワー、トイレ、洗濯乾燥機、キッチンがすべて共同のシェアハウス型コシウォンなのだが、共同な分部屋の狭さが加速し
部屋の横幅は両手を広げたら指先が壁につくし、縦幅は大股で2歩歩いたら終了する。

そして何をするにも誰かとすれ違うので何気に疲れる。他人を気遣って生活するのって疲れるのだ。
この場所であと半年は無理かもしれない。。。
と思い部屋探しをはじめたはいいものの、これがまぁ大変だった。

ワンルームに住むとなると必ず必要になるのが保証金だ。
これは退去するときに全額返ってくるのだが、今ない金は出せない。
保証金は平均で1000万ウォンほど。最低でも500万ウォンは必要になる。
貯金しておけばよかったとn回目の後悔が襲う。

そして契約期間。大体は1年以上契約をしなければならない。
短期契約の部屋はなくはないが、少ない上に家賃が跳ね上がる。
私は残り半年しかいないのでここでまた大幅に選択肢が狭まった。

お金が湧いて出てこないかな~と言っていても出てくるわけはないので
友達に紹介してもらったり、日本人留学生向けの仲介会社に問い合わせたり
とにかくばたばたと家探しに奔走することに。

ようやく半年でも契約ができる物件を紹介してくれる不動産屋を見つけ
韓国特有のパリパリスピードで1時間ほどで6件の内見を終わらせ
仲介手数料をぼったくられそうになりながらも無事家が決まった。

日本でも苦手な家探しをまさか韓国でもやるとは、、、
家が決まるまでお世話になった方々、ほんとうにありがとうございます。。。

生活するって大変だなぁと感じると共に、助けてくれる方々への感謝が深まった家探しであった。





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