未だに突きつけられる母親神話
我が子を出産し、退院したひ
最愛の夫は退院のお迎えにきて
家に着くと荷物を下ろし
別居するからね。大丈夫だよね。
と半ギレで家を出て言った。
それから月に一、二回最愛の夫とはお願いして会っている。
二人の赤ちゃんは10ヶ月になった。
昨日の10ヶ月検診でも
前の日の調停でも
一人で赤ちゃんを育てるのが辛いと泣いた。
最愛の夫はわたしに
いま一人で辛い状況なのはお前のせいだ
自業自得
と言う。
最初に言いたいこと。
母親神話について。
母親は子供を産むと
子供が愛おしいものとして幸せな気持ちになるらしい。
手放したくないほど愛おしく
幸せな気持ちで毎日愛せるそうだ。
調停でも親権の話になれば
母親が育てることが子供の幸せと言われる。
わたしは実家も頼れない。
仕事はある
自営業である
「仕事があるなら大丈夫ね」
そうなのだろうか?
自営業だったから産後1ヶ月もたたずに仕事を再開せざるを得なかった。
たった一人で10ヶ月
本当に毎日毎日呪文のように
「今だけ、今だけ」と呟いて
夜泣きで眠れない日々も
朝が来れば平気な顔して仕事をしてた。
最愛の夫は
別居してから未だに生活費も養育費も出産費用も払う気配はない。
婚姻費用の調停もしているが
婚姻費用が高いと弁護士をつけた。
二人で作った子供なのに
テレビのニュースでは虐待して殺したお母さんだけが責められる。
旦那さんが居なければお母さんは子供を産むこともなかったのに。
お母さんなら愛してるから大丈夫。
なんの大丈夫なのだろうか。
お母さんだけが全ての責任を取らなきゃいけないのは違うと思うのです。
大丈夫な状況は
子供を作った責任の上夫婦が作るもの。
行政にはたらい回しにされて
やっと昨日の検診で看護師さんが保健師さんに電話してくれた。
児童養護施設に電話するのも手だと思います
調停委員さんにも言われた。
つい最近も赤ちゃんが熱を出し
私も熱が出た時
全く寝てくれずわんわん泣く子供を
揺さぶりそうになった。
言葉もわからない赤ちゃんに
怒鳴って自己嫌悪になった。
全ては余裕がないからである。
母親だからって
寝る時間や自分の時間
環境や心が豊かでないと
ニュースで取り上げられる虐待母に
簡単になりうる。
私はいま虐待母までの道を歩んでいる。
母親神話なんて
わたしにはなさそうだ