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応援看護師体験記#2(派遣の準備は大変)

応援看護師になることを決めたのは良いものの、派遣先に行くまでがこれがまた一仕事である。

まず、今住んでいるところどうするか問題

私は家賃月7万円のマンションに一人暮らしをしていた。
派遣会社いわく、派遣先では家賃がかからないためマンションの契約をそのままにしていくか、解約して退去していくかは半々らしい。
私は、色々悩んだ末、お金のために退居することを選択した。

ちなみに退去費や、派遣が終わって帰ってきて、また賃貸を再契約する場合には結局のところ費用にあまり差がない。そのため、また同じマンションに戻る場合は、手放さない方がいいかと思う。正直、退居していくのはめちゃくちゃ面倒くさい。
私は手放すことを選択したのは、そのマンションや地域が気に入っていなかったことや、すべて手放してスッキリした気持ちで新しい生活に臨みたかったこと、また派遣先がなかなか帰れないほど遠くだったため、派遣されたら一回くらいしか帰れないことで、光熱費や部屋の衛生状態を保てないことの不安があったためが大きい。

あとは退去するためには、それなりに日数がいるため、派遣される病院で就業開始日がそれでいいか確認する必要がある。私は、退居するのに3週間かかった。

大型家具、大型家電を手放す

派遣先で用意される住所は家具家電付きだったため整理が必要だった。
大型家具や家電を手放すのはお金も手間もかかる。
また一人暮らしをする可能性があるならば、手放さずに倉庫に預ける方法もある。
しかし、洗濯機や冷蔵庫、ベッドなどは自分では運べないため、倉庫に運んでもらうのもお金がかかるし、倉庫を借りると月々お金もかかる。そのため、ベッドは市の粗大ゴミにだし、家電は買取業者にお願いすることにした。冷蔵庫や洗濯機は2万円位で売ることができた。
実家に置くということも考えたが、実家はすでにもので溢れているし、運んでもらうにもお金がかかる。また使っていないとカビになったりして、結局使えなくなる可能性もあると考えて、すべて手放してしまったのだった。購入したときは総額20万位した家具家電たち…。さようなら。
他荷物はできるだけ断捨離した。そしてどうしても必要なものは実家に置かせてもらうことにした。実家よありがとう。

住民票を実家に移す

基本住民票は、居住する場所に引っ越したら14日以内に行わなければならない。
しかし、新住所に住むのが一時的な場合(1年以内)には、例外になる。
派遣されるのは6ヶ月であったため、実家に住所変更することにした。
住所を変更するということは、また諸々の手続きが必要となる。
私は県内で違う市に住所変更した。
①旧住所の市役所にて転出届を出す
 ・市の国民健康保険の脱退(保険証は市からもらった封筒で郵送で返却)
②新住所の市役所にて住所変更を行う
 ・新住所で国民健康保険の加入
 ・派遣先で社会保険に加入後に脱退手続きが必要になる。
③運転免許証の住所変更
 ・免許の更新が派遣中に当たる場合、住民票がある地域での免許センターで更新手続きを行う必要があるため、注意が必要である。
④郵便局で、派遣先住所への転送届を提出
 ・新住所に住民票がなくても問題なし。

移動手段の決定

派遣先は車がないとかなり不便だということで、車を持っていくことにした。
しかし、車の運転に自信がない私は、車で旅をするのはすごく嫌だった。
それを派遣会社さんに相談したら、フェリーという手段を勧められた。
「ふ、フェリー!?」
これも色々不安だったが、運転するよりはマシそうに思えたので、フェリーにすることにした。結果、すごく良かったので、後でフェリーの乗り方や過ごし方については別でまとめようと思っています。初1人でポンコツな私でもできたのでお勧め。

荷物は車に詰まるだけ!っということで、最小限にしたため、引越し費用はかかっていない。派遣会社によっては引っ越し費用が支給されるところもあるため、そういうのに頼れれば、もっと負担は少なかったかなとも思う。

以上が派遣されるまでで印象に残っている、一苦労な部分である。
派遣会社や様々な状況があるため、人それぞれかとは思うが、参考になればと思う。

この時の自分はまさか一ヶ月で勤務終了するとはつゆ知らずに頑張ったんだな。
でも、いろいろ勉強になったから、失敗することは悪いことではないはずだ!

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