【カナダで貯金・投資】 TFSAの基本 / Google Spreadsheetで限度額の管理
みなさんこんにちは〜もちこです。
旧Twitterで絡んでくださるみなさん、いつも本当にありがとうございます:)
つい最近から投資を始めたのですが、全くの初心者なので色々勉強しながら少しづつ知識を増やしている途中です。なので、これからnoteで備忘録として取り入れた知識をアウトプットできればなと思います!
そして今回は、「TFSAとはなんぞや?」という備忘録です。
私はTangerineでTFSAのアカウントを持っているのですが、限度額がかなり大きいので超すことはないっしょ!と細かいとこをあまり理解していなかったので、この機会にちゃんと勉強しました笑
TFSAとは?
まずTFSAとは、みんなの貯蓄を推進するためにカナダ政府が始めた制度で、Tax-Free Saving Accountのことを指します。
TFSAの口座を持てる権利
TFSAの口座を持つためには
18歳以上であること
有効なSocial Insurance Number(SIN)を持っていること
カナダに住んでいること
を満たす必要があります。
言い換えれば、永住権が必要なく、上記の条件を満たす人であればワーホリビザや学生ビザで滞在している人でも、誰でもTFSAの口座を持つことができるわけです!
TFSAのメリット
最大のメリットはズバリ、その名の通りTax Freeなところです!
通常のSaving Accountだと、それについた利息はタックスリターンの時に収入として申告しなればならず、課税の対象になります。また、退職後の資金を形成するためのRRSP(Registered Retirement Savings Plan)だと口座からお金を引き出した時点で課税対象になります。一方でTFSAは
TFSAの口座についた利息や引き出したお金に対して課税が免除される
TFSA内で株や投資信託を運用して得られた利益について課税が免除される
という、その名の通りのメリットがあります。
さらに、個人的に魅力的なメリットが、通常のSaving AccountよりもInterest Rateが高いというところです。
大手銀行であるTD Bankを例としてあげると、
TD Everyday Savings AccountのInterest Rate : 0.010%
TFSAのInterest Rate : 0.850%
TFSAのInterest Rateの方が断然Interest Rateが高いことが分かります。
私は個人的に、アプリが使いやすいという理由でTangerineのTFSA口座を持っているのですが、Interest Rateは1.00%です。2022年に開設してちょこちょこ貯めたり引き出したりした結果、Interest Rateだけで1年で$21.22の増加でした!
他にもEQ Bankなど、高いInterest RateのTFSA口座を開ける銀行があるので自分に合った銀行を探してみてください。
これからTangerineでTFSAの口座を開設してみよう💸と思った方は、ぜひ紹介コード【67791844S1】を使ってみてください:)$50のボーナスがもらえるみたいです!(ただし1年に3人まで)
TFSAの限度額
TFSAには、1年間で入金できる限度額(Contribution Room)が毎年決められています。
ここで大切なのが、カナダに来た時点、またはTFSAを開設できる条件を満たした時点から今に至るまでのトータルの金額が今年の限度額になるということです。
例えば、2023の今年、ワーホリでカナダに来たとしたら、限度額は$6,500です。
2017年にカナダに来たとしたら、それから今までの合計なので$41,500が今年の限度額になります。
自分の限度額が知りたいという方は、CRAアカウントにログインすると確認することができますよ〜!
TFSAの注意点
メリットばかりのTFSAですが、主に2つほど注意しなければいけない点があります。
限度額を超えないようにしよう
先ほど記した通り、TFSAには限度額があります。この限度額を超えてしまうとまさかのTaxというペナルティーが課されてしまいます。
なので絶対に絶対に超えないようにしましょう笑
限度額の繰り越し
もし入金額がその年の限度額に満たなかった場合、その分の限度額は翌年へ繰り越されます。
そしてここが少し厄介なポイントなのですが、
TFSAからお金を引き出しても限度額は変わらないのですが、お金を引き出した分は翌年の限度額に繰り越されます。
例)今年の限度額が$6,500として、$5,000入金したとします。
そこから$2,000引き出しました。
今年の残りの限度額は:$6,500 - $5,000 = $1,000
翌年に繰り越される枠は:$1,000 + $2,000 = $3,000
となります。
この限度額の繰り越しとかが少し厄介な上に、自分で計算して把握しておかないといけないので、限度額を超さないようにかなり注意が必要です!
この後に私のGoogle Spreadsheetでの限度額の管理方法を記します。
TFSAの本来の目的を忘れないようにしよう
TFSA内だと株や投資信託で得られた利益は免税だと記しましたが、TFSAの本来の目的は長期に渡る貯蓄の推進です。なので、短期間で株の売り買いが多いと良くないみたいです。
Google Spreadsheetで限度額の管理をしよう
限度額の管理が重要となるTFSAなので、私はGoogle Spreadsheetで管理しています。ちなみに私はspreadsheetのプロじゃないので、もっと上手に作れる方はご自分でアレンジしてください!
今年の限度額・ドロップダウンの選択・出入金した金額を入力すると、自動的に残りの限度額と翌年への繰り越し枠が計算されるように関数を組んでいます。また、今年の限度額を超えてしまった場合には残りの限度額のセルが赤くなるようになっています。
同じ要領で作ってもらえれば、
残りの限度額:=sumif(C6:C19,"Deposit",D6:D19)
翌年への繰越:=SUMIF(C6:C19,"Withdraw",D6:D19)+IF(E2>E3,E2-E3)
をコピペしたら関数が組まれると思います!
次に限度額を超えたらセルを赤くさせる方法ですが、以下を参考にしてください。
表の増やし方は以下を参考に。
まとめ
色々とTFSAについてまとめましたが、貯金を増やしたいという方はまず、TFSAに限度額いっぱいまで入れて、それから余剰分を通常のSaving Accountに入れるといいんじゃないかと思いました。お金を寝かせるだけで増えるってウハウハです。
次はカナダで初期費用$500で1週間投資してみた結果を記したいと思います。
ではでは〜ありがとうござました〜*