書道教室を開く!資格について
書道教室、やってみたいな。
そう思った事はありますか?
でも、私より字の上手な人、たくさんいるし…
書道展で凄い賞を取った事もないし…
なんか、自信ない…
いえ!大丈夫です!
書道教室・習字教室を開く資格など
結論から言うと、何もありません。
「今日から書道教室開きます」と言えば、開けてしまいます。
日展などの大きな書道展で賞を取るような人が先生になるんでしょう?
と思う人もいるかもしれませんが、そんな事はありません。
例えば子供に教えるのに、それが必要でしょうか。
答えはノー。
そんな特別な事はなくてもいいんです。
各書道団体の師範を取る
一番多いのは、各書道団体で師範を取るパターンでしょうか。
師範は民間資格なので、書道団体によって条件など色々です。
書道団体の教書誌を取っている場合は、条件を調べてみましょう。
書道団体の師範を取って教室を開くメリットは、教書誌(お手本)を使えるので、そのお手本に沿ってレッスンをする事ができ、負担が少なく済む事です。
書写検定1級を取る
硬筆書写技能検定試験、毛筆書写技能検定試験です。
こちらも民間資格ではありますが、1級に合格すると指導者としての技術や資質を備えた人の証となります。
私の主観ですが、書道団体の師範を取得するより、こちらの1級取得の方が難易度が高い印象です。
履歴書にも記載できます。
特に何もないけど、上手
コツを掴むのが上手く、昔書道を習っていたのもあり、上手に書ける。という人もいます。
知り合いなどに、レッスンしてよ〜と頼まれたりすることもあるかもしれません。
レッスンの対象は誰?
子供
幼児、早いと3才位から教えている教室もあります。
メインは小学生でしょうか。
学校で書写の授業もあり、冬には書き初めで賞がついたりもするので、一番生徒さんを集めやすいかもしれません。
高学年・中学生になると、受験がチラつき塾に負けがちになりますが、それを逆手に取り(?)段・級位の取得ができるのであれば、受験の際の内申に使えたりもします。
書道団体の教書で段をとったり、書写検定で級をとってもらうといいかもしれません。
成人
大人ももちろん対象になります。
大人の場合はペン字、実用書道(ご祝儀袋など)、毛筆、臨書、デザイン書道など、その幅も広がります。
書道教室を開くタイミングは?
教室を開くタイミングはどうでしょうか?
私の場合は、
子供の頃から書道を習っていたけど、サボりまくり。
辞めたり再開したりを繰り返していた。
大学卒業後、一般企業に就職。
その後また再開し、教室を開くことを考え始める。
結婚し子供が生まれる。
引越しの際、教室開講ができる間取りを選ぶ。
教室オープン。
こんな流れでした。
これまで知り合った先生達の例では
・自身の子供が習字教室に通い出して、自分も一緒に通うようになり、師範を取って開講。
・師範は元々持ってたけど、副業禁止だったので定年退職してから開講
・昔から書道をやっていて、結婚前から開講
など、様々です。
一般に、結婚後の女性が開くパターンが多いかもしれません。
では、書道教室を開くにあたり、社会経験(一般企業に勤めたり)は必要でしょうか?
私は、一般企業で営業事務として働いていました。
その時の経験が、書道教室にいきているか?と言われれば…
正直、別に…?です。
そのため、開きたい。そう思ったらすぐ!始めるのがいいのではないでしょうか。
高校卒業。大学卒業。…とりあえず就職するか。
…とりあえず結婚してから。
待たなくていいんです。
しようと思った時に始めればいいんです。
そう思っています。