#13息子との日々”出産とモヤモヤ感と”~いろはママダイアリー~
こちらはひとりのお母さんのストーリーです。
ぜひ#1から読んでください♡
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世話焼きで心配性の母の発言にモヤモヤする日々が続いていた。
速攻話し合いたい案件なのであるが、そんな気力が湧かなかった。
出産を間近に控えた妊婦は、基本的にナーバスになりやすい。
お腹が張って苦しいし重いし、トイレは近いし、とにかく不自由。。
不自由からくる小さなストレスの蓄積で何だかずっと地味にしんどい。
出産を間近に控え陣痛への不安や恐怖も出てきたりして精神的にも不安定になりやすい。
医学がどんなに進歩しようが、出産は命懸けの作業なのである。
母に対して、これから命懸けの作業に挑もうと思っている人間に向かって
今そんな事言う?とりあえず無事出産するまで黙っておいてくれないか、というのが本音であった。
とにかく無事出産するということだけに気持ちを持っていきたかった為、とりあえず出産するまで母の言葉はスルーする事にした。
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そして数日後、陣痛らしきものが徐々に始まり、
いよいよ入院か?という感じの痛みになってきた。
初めて息子と長く離れる機会だった為、息子が寂しがって大変にならないか心配であったが、こればかりはどうにもならないので夫と母に息子を託し、産院へ向かう。
産院に着くと程なくして無事に滞り無く第二子となる娘を出産する。
ありがたい事に母子共に健康であった為、産んだ翌日から母子同室となった。
翌日夫と母が息子を連れ産院に来てくれた。
皆娘との対面をとても楽しみにしていた様で、初めて見る娘に早くもメロメロである。
息子も娘に興味津々で不思議そうにずっと娘を眺めていた。
今まで日をまたいで息子と離れた事が無かった為、息子の様子が心配であったが、夫と母の話によるといつもと変わらず楽しそうに過ごしていた様である。
「2人目が生まれる前や生まれてからは、上の子はよく赤ちゃん帰りするよ。」
なんて言葉を周りからよく聞いていた為、
それが一切なく、普段と変わらず楽しく過ごしている息子を少し不思議に思った。
息子の中で私に対する「愛着」がまだ形成されてない事を知るのは、だいぶこの先の事となる。
・・・つづく
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