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#10息子との日々”親子教室へ”~いろはママダイアリー~

こちらはひとりのお母さんのストーリーです。
ぜひ#1から読んでください♡

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息子が療育に通う事になった。
息子2歳1ヶ月、私が妊娠8ヶ月の時である。

保健所の方から紹介された園に連絡をし、運良く空きがあった為すぐ入園出来た。



私達が通園する園は週に2回、親子通園になっており、
大体朝の9時半位から登園し、
10時位に朝の会、それから室内・戸外遊びなどして11時過ぎにお昼ごはんを食べて少し遊んで
12時半に帰りの会をして降園という形のものだった。



初めて園に行くと、先天的な障がいのあるお子さん、低体重で生まれたお子さん、私の息子の様に成長発達がゆっくりのお子さん、色々な事情のお子さんとお母さん達がいらした。

重いお腹を抱えて片道20分の距離を歩き、それを週2回こなすのは結構大変であったが

親子通園というだけあって、お母さん同士で雑談ができたり、先生方も親切で優しく、とても居心地のい空間だっだ。

その為通園自体が楽しみの1つになっていった。

正直、
息子は場所見知りでその場に行けない、ずっとグズっている……等で今まで児童館や子育て広場など、息子と同じ位の子の集まりに行ってもあまり楽しめた記憶がなかった。

終始気が張りっぱなしの時間を過ごし、今日もやっぱり行くんじゃなかった…なんて思う事の方が多かった気がする。

なので、その療育施設での息子への温かい対応、理解ある空間は大変居心地の良いものだった。



身重な身での通園は大変であるが、同じ様に子供の成長発達に悩むお母さん方と、雑談や子供の事などをざっくばらんに話し合える環境がとても嬉しく、日々の大変さから少し開放されたような気がしてリフレッシュできた。

こんな事を、今まで私はずっと児童館や、子育て広場でしたかったと思っていた。

だがそこでは、敏感で手のかかる我が息子に親の私が気を張りっぱなしで雑談なんてできる余裕がなかった為、そんな事ができなかったのである。

(周りの子達はもう言葉を発している…会話のようなやりとりが出来ている子もいる…)


周りの子達と成長のゆっくりな息子との成長の差を感じてはその違いに落胆し、徐々に足は遠退いていった。

なので療育という場は「やっと見つけた居場所」という感じであり、最初抱いていた療育への抵抗感みたいな物はどんどん薄れていった。


優しい先生方とお母さん方のおかげで通園が大変楽しみな時間となっていったが、

そろそろ出産予定日も近づいているという事で、
通園を一旦夫とバトンタッチする事にした。

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夫は仕事がある為、週2から週1通園にしてもらい、
一緒に通う相手が、私から夫に変わったが、息子は変わりなく楽しく通っていた様である。

そして私は出産準備に入る。


・・・つづく

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