#14息子との日々”第2子出産後”~いろはママダイアリー~
こちらはひとりのお母さんのストーリーです。
ぜひ#1から読んでください♡
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第2子を無事出産し、母子共に問題なく入院生活を過ごしていた。
私が入院していた産院は母子同室であった為、産んだ次の日から娘と一緒の部屋で過ごし、娘のお世話が始まる。
息子を産んだ時の入院生活をふと思い出す。
息子の時は寝れなかったなぁ。
何してもずっと泣いてたなぁ。
……それに比べて娘はなんて楽なんだ?!
二人目で、新生児の扱いもある程度分かっていて気持ちに余裕があるのは事実であるが、そんなレベルの違いではないものを感じた。
娘はよく寝るし、何より過敏さというものがなかった。
いちいちこちらがヒヤヒヤせずに行動できたというか………。
(ちなみにこれは息子が4歳過ぎた今でも感じる)
そんな感じで、娘が手のかからない新生児という事でまったくのストレスフリーの中、快適な入院生活を送らせてもらった。
退院するのが少し残念に思う程だ。
この数日息子に会えないのは寂しいが、退院してまた母の小言を聞くのが正直ウンザリだったのである。
あれよあれよと快適な入院生活は終わり、無事退院となり自宅に戻った。
自宅に戻ると、息子は特に喜ぶといった様子もなく、いつも通りの感じでニコニコしながら出迎えてくれた。
娘が手のかからない新生児であった為、すんなりいつも通りの日常を取り戻し、退院して数日間は無事平穏に日々は過ぎて行った。
だが数日たったある日、何がきっかけだったのかはもう忘れてしまったが、母と些細な事で口論になる。
今までは出産で生活全般の世話になっている手前、あまり強く反発するのも気が引けていた。
息子に対し無知ながらも母なりの思いがあり、母の気持ちを尊重してあげたいと、私自身も我慢していたが、私もまた未熟であった為その我慢は長く続く訳がなかったのである。
ほんの些細な口論から、かなり大きなケンカに発展していく。
あげくの果てには過去の出来事にも遡り、子供の時に母にされた嫌だった事まで私が持ち出し、もはや何がキッカケのケンカなのか……
その場は「泥試合」と化していた。
気が付くと母と私は2人共泣きながら気持ちをぶつけ合うという、傍から見るとかなりカオスなやり取りを繰り広げていた。
今思い返しても、かなりパンチの強い思い出として記憶に残っている。
だが母とケンカをした後は、何だかスッキリしたのだ。
家族間において変な我慢は禁物であると痛感する。
お互いを思いやり、意見を尊重し、節度を持って接する。
今一度初心に戻って家族のあり方について考えさせられた良い経験であった。
まさに「親しき中にも礼儀あり」である。
母もその後は口を慎む様になってくれたので今回のケンカの一件は大変有意義な経験だと思っている。
・・・つづく
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