#4息子との日々”いよいよ出産”~いろはママダイアリー~
こちらはひとりのお母さんのストーリーです。
ぜひ#1から読んでください♡
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怒涛の妊婦生活前半戦を終え、後半戦は打って変わって穏やかなマタニティライフを過ごしていた。
(酷いつわりで食べれなかった反動か、好きな物を食べたいだけ食べれる身体を再び手にした途端、食べて食べて食べまくり生活を続け妊婦糖尿病になりかけはしたが……。。)
何とかギリギリのラインの数値で妊婦糖尿病の診断を免れホッと胸を撫で下ろしていた日を思い出す。
喉元過ぎれば熱さを忘れると昔の人はよく言ったものだ。
私はどうやら人より喉が短いらしい。
これは私の短所でもあり長所でもある。
そんなこんなで出産予定日までマイペースすぎるほどマイペースに過ごした訳ではあるが、肝心の息子は予定日を過ぎても一向に出てくる気配がない。
お腹の息子も私に似てかなりマイペースだ。
「翌週を迎えても陣痛が来ない場合は入院して促進剤打ちましょうね」
産院の先生からそう言われ、初めて打つ促進剤への不安はあるものの、
陣痛が来るか、促進剤を打つか、どっちになるか分からないが、本当にそろそろ息子に会えるのだ。
色々あったがやっと会える。楽しみでしかたない。
私は息子の誕生を心待ちにしていた。
そしてその日はやって来た。
ゆるーい生理痛の様な痛みから徐々に強い痛みに変わり、それが定期的に訪れる。
これは紛れもなく陣痛である。
さっそく産院に連絡し、入院が決まり、あれよあれよとお産も進み、
息子は無事産まれた。
初産で時間はかかったものの、息子は大きな産声を上げて元気にこの世に誕生してくれた。
初めてのその産声を聞いた時、この上ない感動で胸がいっぱいになった。
2016年の4月3日、2955グラムで生まれた元気な男の子を抱いた時、私はお母さんになったのだ。
心から愛おしいと思えるこの小さな命を、この先何があっても、私が絶対に守ると強く思った。
・・・つづく
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