株式会社Irohakids設立#10〈危機…1日間に合わない…。〉
ちょっと長いストーリーになってきたけど、ぜひ#1から読んでね♡
ここまで1時間1本ペースで2日にわたって書き進めている『株式会社Irohakids設立秘話シリーズ』。いち幼稚園教諭が会社を立ち上げ成功していくまでのサクセスストーリー(になるといいなという期待)として会社の歴史として、このように書き残せる場があること、そしてこのnoteを運営して下さる方に感謝をしたい。
さて前回、共同経営者としてたまちゃんがJoinし株式会社として2020年7月22日登記を完了したとお伝えしてきた。しかし、しかーーーし、この日に至るまでに実はいろいろと問題があったのだ。
まず元々は7月15日の登記予定で進めていた。準備期間的にはちょっとタイトだったができればやれる日程だった。実はうちの家族の中に株主として出資をしてくれている人がいるのだが、その方がすっかり入金を忘れるという凡ミスをし7月15日の登記は夢に終わる。(おいーまじかよー、と思ったが、そう、私たちは無理をしないスタンスの会社なのですっぱり諦める)
次に確実な日を目指し、7月22日と決める。この日は翌日が海の日ということもありこの日までだったら余裕をもって間に合うだろう!という予測だった。
実はこの設立日を決めるとき、たまちゃんに設立日を相談すると「すぎちゃったけど、7月16日でなないろの日なんて言うのも良かったよね~」と言われ、「それだーーーー!」感が強すぎて、なぜそれが思いつかなかったのか、と頭の固い自分をちょっと責めたりしていた。笑
無事書類もそろってさぁ登記に進もう!というタイミングで行政書士事務所との契約を決めた。初回打ち合わせは前日7月21日の10:30にオンライン会議。
そこで聞いた衝撃の事実。
「明日登記なんですか?
東京都の締め切り、今日の17時までです。
このコロナで今年は急に申し込みが始まって締め切りも早くて…」
「え、それって株式会社建てしてなきゃ申し込めないやつじゃ…」
「そうですね…汗」
まじかーーーでもそうも言ってられない。
なんとかできないのか、と考える。
無駄なあがき①会計事務所に即効連絡
「お世話になっております。
急にすみませんが、、、、今日中に登記できませんか?」
「もう書類持ちだしてしまっているので今日中はちょっと…(厳しいです)」
ですよね~~~~~~~わかる、わかってたことだ。次!
無駄なあがき②ダメもとで東京都に申し込みを入れてみる
しらをきってメールで申し込みをする、13:30。
案の定16時半に着電(こういう時の行政ってホント早い~)
「会社登記は、明日7月22日ということでよろしいでしょうか…?」
「(嘘は言えない…)はい、そうですね、、、明日必ず」
(必ず、とかそういう問題じゃないけど)
「今日までに登記していただく必要がございまして、今回は…(見送ってください)」
終わったーーーーやれることはやった。それでも無理なら弊社の無理しない精神に従って、すっぱりさっぱり諦める!以上!
ということで、児童発達支援施設の認可取得が12月から来年4月になったことで様々な問題が出てきた。
12月には設置できたはずの施設の設置が来年4月になった。そこまで何もしなきゃ会社維持のコストだけかかって収入はゼロ。既に会計事務所や行政書士事務所との契約がある。なんとか、収入を得なければ…。
こうしてまた、お金の問題にぶち当たることになった。
ただ前回のクラファンの苦悩の時と違うのは、
法人建てしてあることと、共同経営者のたまちゃんがいることである。
これはかなり大きな変化であり、創業者としてかなり心強かった。
そして2人で考える…お金を稼ぐにはどうしたらよいものか…と。
ずらずら長く書いてきたが、ここ以降だんだんと会社らしく取り組むフェーズに入ってくる。”仕事をする”のである。今までは設立の準備やもろもろに追われていたがここからがビジネスパーソンとしての腕の見せどころである。よぉーーし頑張るぞーーー!(しかし無理はしないスタンス笑)
さて一回ここらへんでまとめとして、次の記事では会社設立のプロセスの中で、私たちが会社経営の中で大切にしていきたいことを一度まとめておこうと思う。
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