「これは私が本当にやりたいこと?」今やっていることに疑問を持ったときの考え方

今やっている仕事や、部活、学業などの活動が自分のやりたいことなのか、迷いが生じたらこう問いかけてみよう。

これは他の人に見られてなくてもやるか?」と。

諸君はある観念なり思想なりをどうしても表現せずにはおれない強制的な力を感ずるがゆえに、諸君は作品を書くのか、それともまた、諸君は賞賛されたいという懇望によって衝き動かされているのか? 角川ソフィア文庫 B.ラッセル「幸福論」

ラッセル曰く、自己本位的動機なしには物事に対する熱意は湧き出ないんだそう。

私にとって絵を描くことは人生の主な活動である。現在は美大に通っており、油絵を専攻している。

ただ最近絵を描くことは本当に自分の好きなことなのかわからなくなった。やめるにしても人生の大半の時間を費やした画業を捨てるのは怖い。

ある時期、ミニマリズムの思想に触れるうちに、自分のやることは「have to」ではなく「want to」で選ぶべきだと知った。

絵を描くことは「have to」ではなく「want to」であるか?誰に見られなくてもやるか?と考えてみた。

そこで気づいた。作品をSNSで投稿しないとか誰にも見せないとしたら多分描かない。私誰かに褒められたいから絵描いてるんだと。

まあ、もちろん絵は好きだし「他人に賞賛されたい」がほぼ全ての動機ではない。

だがこの「他人に見られなくてもやる?」という問いかけは、自分の絵に対するLOVE度を測るいい指標になった。

で、本当にしたいことは誰に見られてなくてもやること尚且つ子供の頃好きだったことから探すと見つかりやすい。

私の場合読書(論説文系)とNOTEでの発信だった。
小さい頃から物語以外の読書と、日記に駄文を書き連ねることが好きだった。美術じゃなくて勉強が本当にやりたいことだったなんて…普通逆だろorz

こんな感じで、今やってることに対しては「これは他の人に見られてなくてもやるか?

これから始めることを探すに至っては「子供の頃好きだったことは何か?

で考えると道が見えてくるはずだ!

まあ難しいね。やりたいことなんて簡単に見つからないのが普通だから徐々に発掘していこう。

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