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モテるテクニックを解説!PEPSIが人気者コカ・コーラに追いついた理由#1

「モテたい!」

結論から述べると、その為にすべきことは
①モテたいグループを見つける
②そのグループで最も魅力的な人のマネをする
③マネをした人が持っていない魅力を少し上乗せする。
の3つである。

認められたい、褒められたい、好かれたい、憧れられたい・・・・
そういった求めてほしい願望のTOP of TOPが『モテたい』という事ではないかと思う。
異性にモテる方法などはネット上にはメソッドが溢れかえっているが、それら多くの主観で語られる体験談ではなく、今回は経済学の視点から“モテる方法”を解説する。

経済学の視点で語るメソッドのメリットは再現性の高さだ。
性格の違い、ルックスの違い、資金力の違い。
これらの違いがあることを前提にし、だれでも再現できる方法(再現する方法)が冒頭に記載した3つである。
詳細は以下で説明する。

■本記事のテーマ
経済学を使えば誰でもできる。モテる為の普遍的なメソッドについて

■モテるテクニックを解説!PEPSIが人気者コカ・コーラに追いついた理由

再現性の低いモテテクニックの情報はゴミである理由

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モテる方法、モテる為の10のポイント、非モテの真実・・・
のような情報はネット上に腐るほどありふれている。
どの情報も書いていることは似通っている。
厄介なのは、サイトによって書いていることが少しずつ違うのだ。
結果まとめてメソッドを実行しようとすると、あれもこれもそれもやらなきゃいけないとなってしまう。
「モテる為に身に着ける1000の技術」
みたいな状態だ!
しかもそれらの情報が本当に正しいのかどうかは疑わしい。
科学的に証明された方法なのか?権威者が発表しているのか?など情報発信元をしっかり確認したうえで情報に触れるという人は非常に稀だと思う。
主にはオーガニック検索上位の情報を選択しているのがほとんどではないだろうか?
では、その検索一位の情報は本当に正しい情報なのだろうか?
「検索上位はgoogleが選んだものだし、みんながみてる証拠でしょ?だから正しいはず」
きっとこんなところだろう。
楽だからgoogle検索の信憑性を信用するというのはわかるのだが、すべてをその思考で選んでいるとしたら危険だ。
その状態は言い換えれば
「赤信号。みんなで渡れば怖くない」
という事だ。
赤信号なのだから事故に巻き込まれる可能性があるのに。
そういう都合の悪いことを忘れていないか?
この様なことはしばしば起きている。
これは"大衆扇動"&"群集心理"が大いに働く結果だ(大衆扇動&群集心理についてはいずれ記事にしたい)。
簡単に例示すると、専門家一人の意見と一般人1000人の意見が対立した時、人は1000人の意見を信じやすい。
「そんな馬鹿な」
と思う人もいるだろう。
オイルショックで、トイレットペーパーが品薄になるという情報が根も葉もないうわさであったにも関わらず、トイレットペーパーの争奪戦が起きた。
コロナ禍のマスクの需要過多もそうだろう。
他にも、ビットコインの暴騰もその一種だろう。
マスコミの情報を信用してしまう理由はほとんどがこれにあたる。
つまり、人は大衆先導&群集心理の影響を受けやすいという事だ。
これを聞いて、あなたはどう感じるだろうか。
google検索のトップにあるのだから大丈夫というのを疑いなく信じるのことは本当に正しいのか?
ここに疑問を持ってほしい。
世にあふれたモテる方法についてもそうだ。
何の疑いもなく、情報を鵜呑みにし、行動すると失敗するということは往々に起こり得るだろう。多
そもそも情報の真贋を判断するには根拠があるかどうかだ。
更に、必要なことはあなたでも再現できる方法となっているかという再現性をどの程度持ち合わせているのか?
という事だ。
これらの視点で情報に触れなければあなたの時間は無駄になるのだ。

町の中に突如と表れた店の名前も何も表示していないワゴン販売で、ブランドの腕時計が90%引きで売っていても購入しないだろう。
そういう事だ。

モテるとはどういうことか?

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モテるとは「多くの人、大衆から好感・好意を持たれること」だ。
言い換えると、モテるとは一人やある特定の人を対象にしているわけではないという事だ。
モテている状態を作るのは非常に難しい。
1対1の向き合いであれば、相手の趣味嗜好にあわせた対応をすればよい。
相手がカレー好きであれば、カレーを与えればよいということだ。
しかし、相手が多数となったらそうはいかないだろう。
カレー好き、ラーメン好き、野菜好き、肉好きなどなど。
これら多くの価値観を持った人に選ばれなければならず、それが実現できている状態がモテるという状態だ。

経営学にマイノリティー向けの商品開発とマジョリティー向けの商品開発があるが、その方法が大いに参考になる。
考え方は簡単だ。
標準偏差を分析しながら考えればよい。
「標準偏差って何?難しい!!」
わかりやすく説明する。
受験の際、自身の偏差値を図ったことはあると思う。
偏差値50と言われた人は平均。
偏差値30は下位2%
偏差値70は上位2%
といったような感じだ。
この数字ってどのように作られているか理解している人はいるだろうか?
見たことがある人もいると思うが、図化するとこうだ。

偏差値

これが意味することはこういう事だ。
縦軸は該当人数、横軸は偏差値である。
偏差値50の人数が該当人数が最大になり、その偏差値50を頂点に三角形(本来は釣鐘型という)の両端の点に向かうにつれ、人数が減少するという事だ。
そして、前述したマイノリティー商品というのは、偏差値30向けの基礎中の基礎テキスト、偏差値70向けの超応用編テキストを販売するようなものだ(赤枠部分)。

偏差値2

逆にマジョリティー商品というのは、偏差値30以上~70以下向けの広範囲対応テキストを販売するようなものだ(青枠部分)。

偏差値3

マイノリティー商品(赤枠)は製造数が少ないので、販売価格は高くなる。
マジョリティー商品(青枠)は大量生産できるため、販売価格は安くなる。
という事だ。
つまり、この偏差値(標準偏差)という考えを元に考えると「カレーが好き」を攻略しようと思えば専門店の高級カレーを与えればよいという事だ。
ではモテる人はどのように、しているのか?
カレー好き、ラーメン好き、野菜好き、肉好きを同時に満たしてあげている必要があるのだ(偏差値で言うとマジョリティー(青枠)のテキストを作るという事)。
簡単だ。
それは「特定の品目を食べたい」という欲求から、一段階遡った「おなかを満たしたい」という欲求を刺激してあげればよいのだ。
であれば、お腹が空いた時にご飯を持っていってあげれば、カレー付きでもラーメンは食べるだろう。
こうやって欲求段階を変化させれば良いのだ。
つまり、ターゲットとなる人の共通の価値観を見つけ出し、そこにアプローチする。
これがモテる人が行っている方法だ。
しかし、これには大きな問題がある。
「おなかを満たしたい」欲求の人の前に、もし、カレー屋が現れた?
きっとカレー好きはカレー屋を選んでしまうだろう。
特定の品目食べて、おなかを満たせるのだからそれはそうだ。
そこで、モテる人は一工夫するのだ。
カレー好きも、ラーメン好きも、野菜好きも、肉好きもでも反応する他の価値観「スウィーツを食べたい」という「別腹」という、既存の価値観とは違う欲求を刺激しているのだ。
「みんなが食べているスウィーツを私も食べたい」という大衆扇動&群集心理も働くかしていたりもする。

つまり、モテるというのは大衆が持つ共通の価値観を刺激しつつ、与える価値を魅力的に見せるすべを知っているという事だ。
仲間内にモテたい。
クラスの中でモテたい。
学年の中でモテたい。
学校中でモテたい。
モテたい範囲を決め、その中にある共通の価値観を刺激し、魅了する力を見つければ良いという事だ。

偏差値4

まとめ

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大衆扇動&群集心理というモノも働き、モテる環境は作られているという事を理解しなければいけない。
その上でモテるテクニックを得る為にまずしなければいけないことは、
どこでモテたいのか?
そこにある共通価値観は何か?
を把握する必要がある。

具体的なテクニックは#2で説明する。