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「OVER THE SUN」1月公演『幸せの黄色い私たち』DAY-1〜よくぞよくぞ、ここまでたどり着きました。の巻 〜


2024.1.26を迎えるまで

先日、「OVER THE SUN」2024年1月公演 『幸せの黄色い私たち』DAY-1に参加してきた。

実はこの公演に参加する数日前に、突然の高熱を勃発。
風邪なんて、数年に一回引くか引かないかほど、いつも体調管理は徹底している…つもりだった。

特に、年が明け1月に入ってからは厳重警戒態勢。何としても体調万全でいようと、マスク手洗いうがいはもちろん、一緒に住んでいる彼にも「必ずマスクはしてね」と協力を促し、寝落ちなんて言語道断。何が何でも万全で公演の日を迎えてやるぞ、と気を張っていた矢先、前触れもなくダウンしてしまった。

当日の朝になっても、病み上がり切っていない身体に鞭を打って、朝早く東京までの新幹線に飛び乗る。目的はただ一つ、公演に参加すること。何としてもそこまでは持ってくれ、体力…と願うばかり。


開場30分前

開場17:30、開演18:30。小腹がすくといけないからと、近くのスタバで時間をつぶして、開演時間を待とう。首をダウンにうずめながら、足早に会場まで向かう。
前日の雪で、新幹線が遅延するほど寒い日で、痛いくらいの寒波が吹いていた。外で長時間じっとしているなんて、たまったもんじゃない。オルガン坂を上り、渋谷区役所を横目にし、少し小走りで歩く。

開演前に会場付近まで近寄ると、なんとすでに長蛇の列。ええ、これみんな互助会員の方!?時刻は開場の30分前。

体調が悪かったので並ぶのはあきらめて、予定通りスタバの窓際で道行く人を観察することに。黄色い服の集団がいくつも坂を上っていく。「オーバーザサン」と、でかでかと書かれたTシャツやパーカーを着ている人や、頭にド派手な被り物をしている人たちもいる。

ひとりで数年ぶりに東京まで来て、たのしむぞ!と意気揚々としていたけれど、いざあと少しというところまできて、気持ちがざわざわし始めた。

ピカチュウもびっくりするほどの真っ黄色のニットを着て(今回のために買った!)一人浮かれていたのが、急な不安に襲われる。私地味かな、たのしめるかな、予習は足りているかな、わああ。

この日のために「OVER THE SUN 公式互助会本」を一通り読み、気分を高めていた。もちろん、公式ソングの「希望のスンス」をリピートするのも忘れない。この日のたった数時間のために、これでもかというほど最大限楽しめるよう準備をしてきた。
残念ながら、体調不良のせいで、からっきし声が出ない。あんなに聞いていた曲を歌うことはかなわないけれど、気持ちはスンスとともにある…はず。

開演前に少し気持ちを落ち着かせたいところだけど、同志たちを見ては心が逸る。非公式オープンchatも異様な盛り上がりようで、ちょっと目を離せば、見てと言わんばかりに通知が真っ赤に光る。何とも言い難い高揚感と不安が覆う。


ああ、ついについにスーさん、美香さんのお二人に会えるぞ・・・
この時点でもう泣きそうな私。まだ会場前のスタバなのに(笑)

いざ、会場へ

LINE CUBE SHIBUYA(旧渋谷公会堂)で行われたイベントは、超満員。
会場にはおよそ2,000人の観客。客席は三階席までのびてい
る。

なんとチケットの申し込みの総数は、さいたまスーパーアリーナがおよそ埋まるレベルとのこと。ひえええ!なんて倍率!なんて人気!

しかも、DAY-1は、同時ライブビューイングが全国8箇所の会場で行われているのに加え、配信チケットでも視聴可能。いったい何人の人たちがこのイベントに参加しているのだろう。

二日間にわたる「はなす」「はしゃぐ」の大人たちの全力文化祭がもうすぐ始まる。


チケットを申し込んだのは昨年の11月。仕事のお昼休みの時間に、携帯で必死に抽選予約の応募をしたのを覚えている。
「OVER THE SUN」はポッドキャスト番組ということもあり、普段は時間差で聴くことが多い。おかげで、お便りの募集や企画には参加したことがない。これまでずっとサイレントリスナーで、一方的にお二人のお話、互助会員さんのお便りを聴いては、声を出して笑ったり、時にはじーん、と胸を熱く涙を流したりしていた。


会場に来て、溢れんばかりの人の多さにびっくり。いつもはおふたりが読むお便りでしか実態を確認していなかった互助会員たちが今目の前にいる。むっちゃいる!ポッドキャストで聞いているだけでは飽き足らず、この会場にまで足を運んでしまう人たちがこんなにも!うれしい!(またしても泣きそうである。)

スーさん、美香さん、ヒヤスンス、互助会、アミノバイタル…
観客それぞれが、共通用語よねと言わんばかりに、オーバーザサンフレーズを各所で飛び交わしている。ちょっと異様な不思議な感覚に、ひとりふふっと笑ってしまう。

黄色いお花たちが圧巻の様で並んでいた。

開演!開幕!

美香さんの声でアナウンスがかかったのち、後ろの扉からダンサーズとスーさん、美香さんが登場!!うわああああ!!本物だあああ!!
そう思った瞬間、涙が止まらない。鼻水がズビズビ。背中がカッと熱くなる。喉が痛すぎて声が出ないのでサイレントクライ。まわりの黄色い声援を聴きながら、ハンカチで涙を必死に抑える。

年々、気持ちが一気に高揚するとき、涙もろくなったものだなあとおもっていたけれど、このときほど自分で涙を抑えられない瞬間はなかった。
楽しいショーが始まるのに、どうして泣いているの、私!
おふたりが舞台に上がって、話し始めても、なかなか気持ちが落ち着かない。ふと気を抜くと、すぐホロっとしてしまう。(私、オーバーザサンの大ファンじゃん、とここに来てやっと自覚したのだった。)

「はなす」が始まる

配信も公開されているので、詳細な内容には触れないけれど、普段聞いているポッドキャストが目の前で繰り広げられていた。いつも通り、笑って、泣いて、気持ちがコロコロと忙しく変わっていく。
おふたりのやり取りが、番組上のとってつけた関係なんかじゃなくて、安心し信頼しあって(そんな仰仰しいものでもないんだけれど)トークが弾んでいく様子を見て、本当に心地よかった。
こんな素敵な関係が、互助会員を虜にしているんだなあ。それでいて、自分たちを鼻にかけることもせず、どこまでも自然に語り掛け、スタッフさん方や互助会員への気持ちを口にしてくれる様が、会場をますます一体に包み上げている、そんな風に感じていた。

帰り道

「ああ、やりきった。」(私は座っていただけ)
そんな気持ちで帰路についた。一気に大人数が会場から出るため、階段もエスカレーターも大混雑。うっかりこけてでもしたら、みんなでドミノ倒しになってしまいそう…。
でもそんな心配もいらぬほど、お行儀のいい互助会の皆様。階段を譲り合い、安全におりる様子に、これまた互助会員素晴らしい!と心の中で感動してしまった。やさしい世界~。

慣れない道で、駅までの道もよくわからないけど、あの黄色いover the sunの集団についていけば、駅まではたどり着けるでしょう。まわりでは、はじめまして同士の互助会員さんたちがトークを弾ませている。
私も声さえ出せたら…と思いつつも、皆さんの声に耳を傾けながら、駅までの道のりを歩いた。

さいごに

はじまってしまえばあっという間に終わってしまい、もう終わり!?と少し寂しい気持ちに。観客席からも、もうおわっちゃうの…という声が上がっていて、わかる!!!!と心の中で大共感。

今回参加したことで、スーさん美香さんに会えた!よくぞ、よくぞ、ここまでたどり着きました!!!という気持ちで、いっぱいに。やり切った感を感じて、ちょっと自分をほめたたえてあげたい気分になった。

それに何よりもの収穫は、自分だって好きなもののためにこんなに一生懸命に向かっていくことができるという新たな発見があったこと。そして、同志(互助会員)がこんなにもたくさんいると、肌で知れたこと。
「脳が痺れる」という感覚をまさかで感じることになるとは、今回参加するまでは思ってもいなかったのでいい意味で大誤算。

※体調の悪さも忘れ、アドレナリンドバドバでてる~~~っと感じてはしゃいだ。ホテルに帰ったら一気に疲労感が押し寄せてきて、我に返ったのでした(笑)

数年前、友人がおすすめのポッドキャストということで勧めてくれた「OVER THE SUN」。こんな熱狂的な出会いをさせてくれた彼女にも感謝しつつ、数日経った今も余韻に浸っている。

今度はもっと万全体制で参加したいなあ。
私も誰かにOVER THE SUNをお勧めしたい!!

よくぞ、よくぞ〜!!!


渋谷パルコのOVER THE SUN PARKにも開演前に行ってきた。声が出ない私のジェスチャーのお願いをくみ取って、顔出しパネルの写真を撮ってくださった互助会員さまありがとうございます(たのしかった・・・・!!!!)

黄色い服でやる気満々。


名古屋でも開催されるみたいなので、お近くの方はぜひ!↓

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