【ライブ感想メモ】2020.11.17 Plastic Tree Symphonic Concert 【Act Ⅱ】at LINE CUBE SHIBUYA
インスタにさっと感想あげようと思ってたらなんか長くなってきたのでそのまま書き殴り。
レポなんて高尚なものは書けないので好き勝手書いてます。
去年チケットを取りそびれかなり惜しい思いをしたオケコン。今年はちゃんとチケット確保。有給も確保。
場所は2階席。会場図見たら上手側で、アキラ海月なのでガッツポーズしたけどオケコンてことでセット違ってましたね。リズム隊が上手でした。まあどこで観たって最高は最高。
ほんと書きたいことだけ書くんだけど、まず幻燈機械はもはや言うまでもなく素晴らしく、素晴らしかった。
さすがオーケストラを想定して作っただけあってかなりばっちり。まさにこれが聴きたかった!
それにしてもこの曲、まさに幻燈機械だよなあ。綺麗なような、不気味なような、微妙なピッチで繰り返すリフとゆれるアルペジオが、暗闇でうすぼんやり映写機が回ってるかんじの光景をかなり克明に伝えてくれてるというか。
アンドロメタモルフォーゼもやっぱりオーケストラにとても合ってたんだけど、原曲の音数の少なさがひとりで宇宙か羊水かに放り出されてる感覚にさせてくれて好きだなって個人的に思う。
うわ〜好き〜って思ったのがガーベラ、真っ赤な糸、バリア。
ガーベラは、音源では声の若さと歌い方から幼い投げやりさ、やるせなさを感じるんだけど、今の有村さんの歌い方だと真剣な諦念っていうか、なに言ってんのか自分でもよくわからんけどとにかく当初とは違う解釈をして歌ってると勝手に思ってる。
歌い手と共に曲が成熟していってるような気がして面白い。そこに荘厳さが合わさって、より切実さが増してた。
真っ赤な糸はもう原曲が大好きなので…。問答無用です。
バリアはApple Musicに無いかつシロクロニクルを持っていなくて、正直ふだんあんまり聴く曲じゃなかったんだけどえめっちゃかっこいい曲じゃない!?と思ったら作曲ナカヤマアキラ氏じゃないですか…ナカヤマさんの曲も問答無用で好きな傾向にある…
この曲調をオーケストラでやるってなかなかチャレンジングだと思うんだけど、どうだろう。鬼気迫る感じでかっこよかったな。歌詞はぶっちゃけ厨二だけど、このバンドがやると厨二が最高にかっこよくなってしまうからすごい。
一曲だけ微妙まではいかないけど惜しいなと感じたのはメルトで、管楽器(だったよね?)の響き方のせい?かリフがズレてきこえた。
あとキメのとこはストリングス無しで原曲通り無音のほうがかっこいいなとか。(キメ云々はもしかしたら違う曲かも…)
でもサビの昇華されていくカタルシス(頭痛が痛い)はオーケストラがすっごく合うよなあ。リフとかはもっとやりようがあるのかもしれない(偉そうにごめんなさい)
聴けると思っていたし聴きたかったけどやらなかった曲は君はカナリアなんだけど、前回はやってるんですね…惜しかったな…
わりかし過去の曲が多いのは、やっぱり最近の曲だとライブでやってる回数も当然少ないわけで、メンバーでも咀嚼しきれてないからなのかな。
最近だと静かの海大好きマンだからききたかったな(ってもこの曲ももう4年前なんですね…びびるわ)
ごちゃごちゃだらだら書き殴ったけど、一番言いたいのはいろんな曲のオーケストラアレンジ聴きたいから毎年やってくれないかなってことです!!!リハとかめっちゃ大変そうだけど、こんなにもオーケストラが似合うんだからバンバンやってほしい所存。
以下セトリ
眠れる森
リプレイ
[MC]
蒼い鳥
ガーベラ
まひるの月
ツメタイヒカリ
アンドロメタモルフォーゼ
[休憩]
幻燈機械
メルト
[MC]
春咲センチメンタル
真っ赤な糸
バリア
「雪蛍」
雨ニ唄エバ
[アンコール]
スピカ