「夏休み自由研究チャレンジ」第2回レポート
8月1日(日)
irodori Study Labの夏休み企画「夏休み自由研究チャレンジ」
第2回「スクラッチを使ってゲームを作ってみよう!」
を開催しました。
今回は4名の児童生徒、そして大学生スタッフも加えた8名のみんなとともに時間を過ごしました。
1日チューターとして過ごす大学生とペアを組んでもらい、アイスブレイクとして「他己紹介」にチャレンジ。
・相手の話をきちんと聞く
・情報を正しく伝える
・話すことに慣れてもらう
この目的のもと、しっかりと話を聞き、メモを取りながら取り組んでいました。
普段大学生と話す機会のない子どもたちは、最初はどんなことを聞いたらいいのか、質問することに難しさを感じたり、恥ずかしい気持ちになったりしましたが、あっという間に仲良くなってくれました!
「ちょっと年上のお兄さん」がいてくれるだけでスムーズに場が進むし、子どもたちも興味津々で話をしたり聞いたりするのでとってもありがたい存在です。
スクラッチを触る前に、プログラミングはどんなことをすることなのか、プログラミングでできているものはどのようなものがあるのかを、みんなで考えたり意見を出し合ったりなどしてイメージしてもらい、本題のスクラッチ体験へ。
スクラッチとは、アメリカの有名な大学、マサチューセッツ工科大学 メディアラボで開発されたビジュアルプログラミング言語です。プログラミングと聞くと「パソコンの画面に向かって、英語や数字、記号を書いて難しいことをする」イメージがありますが、スクラッチはブロックを積み木のようにつなげていくだけでプログラミングすることができます。直感的な操作でブロックを動かし、順序を変えたり、新しいものを足したりできるので、プログラムを書き換えるのも簡単です。作ったプログラムがうまく動かなくても簡単にやり直せるのが特長。アニメーション、プレゼンテーション、ストーリー、ゲームなど自由自在につくりあげることができ、作品を世界に公開することもできます。
子どもたちは初めて自分がコンピュータに命令したものが動いたのを見た瞬間、目をキラキラさせて、あれもこれもといろんな機能を追加していました。休憩中にまで取り組んでいる様子も...
今回の成果物として、「オリジナルの水族館」を作ってもらいました。
※実際に子どもたちが作ったものはこれをよりアレンジしたものになっています。
最後には、自分が作った「オリジナル水族館」の工夫したところ、難しかったところやもっとこうしたかったと思う部分をみんなの前で発表し、
お互いに
「すげえ!すげえ!」
「どうやってやるの?!」などと聞き合っているのが印象的でした。
初めてゼロからモノを作った経験をした子がほとんどだったので、最初は「本当に自分にできるのかな?」と不安そうな様子でしたが、実際に出来上がったものを見たときの達成感や、もうちょっとこんな風にしたかった...と時間惜しげにしている姿がうれしかったです。
次回は8月3日(火)、もう少し難易度の高いスクラッチのプロジェクトに挑戦していきます!
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