見出し画像

分厚い雲の向こうに、ラピュタの幻でも見たんだろう。


心の中に小坊主を住まわせていたい。


突然なんだって思われただろうか、
と思いつつ気にせず書いていく。


イメージするのはもちろん一休さんだ。
一休さんを心に住まわせていたい。

何かにつけて、

「気にしない気にしない」
「ひと休みひと休み」

とふとした時に心の中でつぶやいてもらう。

なぜかって?
自分でつぶやくよりも効果的だからだ。

なんたって相手は一休さんなのだ。
反論する気も起こるまい。
ついでに新右衛門さんにもいてもらうといい。
後押ししてくれるに違いない。


目玉の親父と鬼太郎、でもいいかもしれない。

親父「そういちいち気にするな」
鬼太郎「そうですね、父さん!」
(うんうん、そうだそうだ)

とまあこんな感じだ。


どんな感じよ、と思った方が大半だと思うけれど。

住まわせるのは誰でもいい、
自分が、そっか、そうだねって一緒に共感さえできればそれで。

それ以外にも、
なにを言ってもいいね!と全肯定してくれるとか
何をしても素敵じゃない!と褒めてくれるとか
色んなキャラクターを心に住まわせて
毎日を過ごすとなんだかハッピーでいられるかもしれない。

意味がなくなってくだらなくたっていい、
ただぼんやりとそんなことを考える時間って結構いいよね。


曇り空をぼんやりと見上げながら、
そんなことを考えていた今日の午後。

きっと、分厚い曇の向こうに、ラピュタの幻でも見たんだろう。


台風の影響が大きい地域にお住まいのみなさん、
どうかどうか、お気をつけて。


この圧倒的で美しい曇り空は、
昔、奈良の若草山のてっぺんから撮ったもの。
左奥に見えるオレンジ方は、
大きなカメラでこの美しい景色を撮っていた。
山から煙のような湯気のようなものが
上がっているのを見るとなぜか昔からわたしは、
『ああ、山が息をしてるんだ、
大きく深呼吸してるんだ』って思っていた。
今もそう思っている。
なぜそう思っているのかは分からないのだけれど
幼い頃なにかの本で読んだのか、
それとも誰かにそう教えられたのだろうか。


それでは今日はこの辺で。


最後まで読んでくださってありがとう。

また気が向いたら、来てくださいね。


いいなと思ったら応援しよう!

いろ
サポートしていただけると嬉しいです。