太陽と蝋燭。
太陽の眩しさは文字通り目が眩むほど素敵で、
強く煌めくその光に誰もが元気になる。
太陽のように眩しい人も同じように素敵で、
あんなふうになれたらと思うこともある。
なら、自分はなんだろう。
例えばわたしが、
月だとしたら。
いやいや、もっともっと小さい灯り、
そう、細い蝋燭の炎だとしたら。
小さくて頼りなく僅かな空間しか照らせず、
風が吹けばすぐにかき消えてしまうような
蝋燭の小さな小さなゆらめく弱い炎は、
他の眩しい灯りと比べて素敵じゃないだろうか?
ちっぽけな弱い炎の灯りには、
必要性も価値もないだろうか?
そんなことはない、とわたしは信じている。
ゆらめく蝋燭の灯りにほっと心癒される
自分と同じような人間は、
手を繋いだら地球を一周できてしまうくらい
たくさんいるのではないか。
太陽みたいに圧倒的なんかじゃあないけれど、
あたり一面を照らすほどのパワーはないけれど、
確かに暖かくて、小さく心を照らす灯り。
太陽は消えることはないのだろうけど、
弱い蝋燭の炎はふっと吹かれて消えてしまう、
風が吹けば消えてしまうことを知っている。
けれど、また火をつければ優しい炎が灯る。
隣の消えてしまった蝋燭にそっと火を灯してあげる
そんなこともできてしまう。
蝋燭の灯りには、太陽にはないものがあって
どちらが良くてどちらが素敵というものではない。
わたしは、自分に灯せるものが小さい蝋燭の炎でも、
いや、例えそれが細い蝋燭にさえ満たない、
小さなマッチ1本の、あっという間に
燃え尽きて消えてしまうような炎だったとしても、
それはとても誇らしいものだと信じている。
昨日購入したお薬がかなり効いてくれて
昨日までと比べて咳が激減しました。
あーよかった。
眠れないほどの咳にかなり滅入っていたのと
体力の消耗も辛かったので少しホッとしています。
夏の疲れが出てくる季節なので、みなさんもどうかご自愛くださいね。
それでは今日はこの辺で。
最後まで読んでくださってありがとう。
また気が向いたら、来てくださいね。