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第8回 (株)BTOP×前田中央小4年生

実施日:2023年8月29日(火)5時間目
場 所:札幌市立前田中央小学校
対 象:前田中央小学校4年生 87名
授業者: #俵藤雅弥  #畠山諒介 #山内隆司 #福山隼太(共にBTOP選手)
    #佐藤貴幸 (irodori Factorys)
概 要:体育【サッカー教室】

株式会社BTOPによる【サッカー教室】開催‼

たいへんご好評をいただいている、BTOP選手のみなさんによる出前授業です。

今回の授業で、出前授業実施児童数が通算で

500名を達成しました!


多くの学校関係者の皆様、実施企業の皆様、ありがとうございます!
次の実施目標は1000名です!

さて、今回の出前授業。実施日の少し前まで、札幌市内は猛暑の影響で学校も午前授業になったり、グラウンドでの体育授業は中止になるなど、大変な状況でした。この日の出前授業が本当に実施できるか、先生方からも心配の声が聞こえていました。

どうなることか不安も抱えながら迎えた実施日。最高気温は28℃で天気も快晴!素晴らしいコンディションの中無事開催できたことを、弊社としても大変嬉しく思いました。

BTOPからは4名の選手が授業のゲストティーチャーとして参加し、やる気いっぱいの4年生87名との45分授業です。

さあ、始まります!

プロと学ぶ出前授業へ、ようこそ‼

~企業ご紹介~

企 業 名:株式会社BTOP
会社所在地:札幌市西区
代 表 者:代表取締社長 矢野哲也
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◆プロサッカークラブとして、北海道コンサドーレ札幌に次ぐ道内2番目のJリーグ入りを目指し、2021年度に新たな体制で立ち上がった新しいクラブチームです。チーム名も、今年度より「BTOP北海道」となり、Jリーグ入りに向けまずはJFL昇格を目指した一年がスタートしました。北海道に所縁のある選手も多く所属しています。
◆2023年度 第59回 全国社会人サッカー選手権北海道予選大会では見事優勝し、北海道代表となりました。10月の全国大会に出場することが決まっています。北海道リーグ一部でも、JFL昇格に向け熾烈な優勝争いを続けており、そちらも目が離せません(2023年8月29日現在)

▶授業開始! ~選手紹介~

初めは、弊社スタッフよりゲストティーチャーの紹介です。俵藤雅弥選手(まさ先生)・山内隆司選手(りゅう先生)・畠山諒介選手(はたけ先生)・福山隼太選手(はやた先生)の4名が授業を進めてくれます。

▶活動①ストレッチ

はたけ先生による準備体操のストレッチ。普段の体育でやっている準備体操と少し違ったかもしれませんが、子どもたちはこれから始まる出前授業にワクワクした雰囲気の中、一緒に体を動かしていました。

まずは肩甲骨まわりの柔軟です。これは、サッカーに限らず走るときの腕(肩)を大きく、スムーズに動かすための大切なストレッチだそうです。

また、サッカーの授業なので、今回はたけ先生は足のストレッチもたくさん教えてくれました。まずは前に足を高く上げる。続いて、足を真横に高くあげる動き。そして最後は後ろにあげるストレッチです。はたけ先生を見るときれいに足が上がり、片足で立って足を上げても全くバランスが崩れません。体幹も日常的に鍛えているプロのアスリートならではの動きでした!4年生の子どもたちも頑張って真似をします。

▶活動②走る・ドリブル・パス!

はたけ先生の準備運動・ストレッチが終わり、ここからは、87名の4年生をおよそ20名ずつの計4グループに分けて授業を進めます。各グループに選手が1名入り、「4つの小さい教室」ができました。

この活動では、サッカーの動きとして必要な「走る」「ドリブル」「パス」の3つを行いました。選手は活動中、「ナイス!」「いいよ!」「もっと優しくボールを触るとうまくドリブルできるよ!」などとアドバイスをしてくれました。

▶ゲストティーチャー(BTOP選手)の願い

サッカーの授業といっても、普段から休み時間などにボールを蹴っている子ばかりではなく、足でボールを扱うことに慣れていない子もいます。また、そもそも運動すること自体あまり好きではない子もいます。だから、まずは「どの子も楽しく体を動かせる」ということを大切にしてメニューを組みました。
★そこで、まずはいきなりドリブルやパスなどをするのではなく、「ボールをもって相手のところまで走る」という動きを取り入れました。これは、ウォーミングアップの効果もありますし、このあとドリブルやパスをするときにどこに動けばよいか子どもたちが理解しやすくなるためにも有効と考え、メニューに取り入れました。

一通りやった後、一旦ストップして、まさ先生が子どもたちに問いかけました。

まさ先生:今の、難しかった人?誰もいないね!そうだよね、今のは簡単だよね。ところでサッカーでは今みたいにボールを手でもって走るのかな?
4年生:
違う!足でける!
まさ先生:そうだよね、じゃあ次は足でボールをドリブルして、同じように友達のところまでボールを運ぼう!じゃあやってみるよ!

こんなやり取りをし、活動が一つレベルアップしました。子どもたちはさらにワクワクしている雰囲気です。ドリブルをしばらく練習した後は、パスの練習もしました。

▶活動③シュートを決めよう!(練習)

次の活動はシュート練習です。サッカーはゴールを目指すスポーツです。そして、ゴールを決めるには強くボールを蹴る動きが必要です。選手のみなさんは、

「普段ボールを蹴るということに慣れていない子もいる中、4年生みんなが楽しくシュートの練習をするには、どのようなメニューにすればよいか」

と、事前に検討を重ねていただきました。

▶ゲストティーチャー(BTOP選手)の願い

サッカーをしたことのない子もいる中、どの子にも「ゴールを決める」という経験をさせ、「ゴールが決まって嬉しい!」という気持ちを持たせたいと考えました。
★本格的なサッカーの試合では、ドリブルをしてそのままシュートしたり、相手からパスをもらってシュートをすることも多いですが、いろいろな動きを複合させると、なかなか難しい子もいます。
★そのため、選手がゴール付近からボールを転がし、子どもたちは「走ってきてボールを蹴る」というシンプルな動きでシュート練習をする場の設定にしました。

今回、ゲストティーチャーとして選手が4名参加してくれたことに加え、BTOPのチームトレーニングでも使用するミニゴールを計8個持参くださいました。それにより、子どもたちの待ち時間を極力減らし、短時間でできるだけたくさんシュートをする機会を作ることができました。

何度も何度もやってみることで、子どもたちはだんだんとコツをつかみ、ねらったシュートを打てるようになっていきます。元々サッカーに慣れている子は、繰り返すたびに強いシュートを蹴ったり、ねらったところにゴールを決めたりと、習熟度に応じてどの子も活動に取り組んでいました。


▶活動④シュートを決めよう!(対決)

だいぶシュートに慣れてきたところで、いよいよ最後の活動です。4つのチーム対抗で、シュートのゴール数対決をしました。チーム全員で何点ゴールできたかを競います。

始める前に、1分ほどチームごとに作戦タイムの時間を取りました。

子どもたちは選手の近くに集まり、選手からアドバイスを受けます。

「しっかりボールを見て蹴ると入りやすいよ!」
「自信がない人は、ゴールの近くまで来て蹴ってもいいよ!」
「失敗しても大丈夫!」
「みんなで応援する声を頼むね!」

どこかのチームからは
「絶対勝つぞー!おー!!」
という掛け声もグラウンドに響き渡り、よい雰囲気です。


「位置について・・・よーい」

ピーーーー!!!

外れたボールは、自分で取ってきて選手に渡すルールです。急いでボールを取ってこないと、次の仲間が蹴るボールが足りなくなりチームのゴール数が少なくなってしまいます。だから、子どもたちはシュートをした後もボールを運ぶために全力疾走!選手もボール出しでとても忙しそうです!

「決まった!」
「ナイスゴール!」
「外れた!急げ急げ!!」

グラウンドには子どもたちや選手、担任の先生方の声が飛び交う、白熱した時間となりました。表情を見ると、楽しくてしょうがないといった笑顔の子も、負けないぞと真剣そのものの子も…!

タイムアップとなり、各チームのゴール数を選手が発表しました。

「まさ先生チームは・・・33点!」
「はやた先生チームは・・・32点!」
・・・
と、4チームとも本当に僅差の大接戦!

優勝はりゅう先生チームの40点となり、喜んだり、悔しがったりと、子どもたちはいろいろ表情を見せてくれました。勝敗をしっかりと受け止めることも、体育の授業(スポーツ)ではとても大切なことです。負けて悔しいけれど、選手と一緒にやるシュート対決はきっと楽しい思い出になったことと思います。

このあと2試合目を行いました。どのチームも、さらにシュートすることに慣れ、自信をもって蹴ったり、しっかりゴールを狙って蹴ったりしていました。得点も、全4チームが1試合目より増えていましたね。

ちなみに2試合目の勝者は、まさ先生チームでした!

▶授業終了! あっという間の45分!

現役のプロサッカー選手と一緒に学習する夢のような45分は、本当にあっという間でしたね。ゲストティーチャーであるBTOPの選手にお礼を言い名残惜しそうな雰囲気の中、授業が終了しました。

最後に子どもたち何名かが出前授業の感想を発表し、選手にお礼の挨拶をして授業は終了しました。

これで授業は終了だったのですが、水筒を取りに行く間、自然と選手のまわりには子どもたちが。アスリートに面と向かって話をすることなどそうそうありませんから、こういった交流があるのも出前授業の素晴らしいところですね。

「今度試合見に行きます!」
「YouTubeで検索すると、はたけ先生のチャンネルが出てくるよ!!」

といったやり取りも聞こえてきました!

整列して校舎に戻る際には、選手とハイタッチでお別れです。
札幌市内でもBTOPの試合を行うことがあるので、ぜひまた選手と会えるとよいですね!

▶終わりに

今回もとても素敵な出前授業を開催することができました。それは、ゲストティーチャーであるBTOPの選手のみなさんと、一生懸命授業に取り組んでくれた前田中央小学校4年生のおかげです。

BTOP北海道の選手のみなさん、リーグ戦も最終盤の大切な時期に本当にありがとうございました。前回は1年生でしたが、今回は4年生のサッカー授業ということで、子どもたちの発達段階に応じて内容を工夫・検討してくださいました。当日も授業を盛り上げようと進んで動いてくださり心より感謝いたします!リーグ戦は残り3試合。また全国社会人サッカー選手権も控えています。選手お一人お一人のご活躍と、道リーグ1位からのJFL昇格を心より応援しています。

前田中央小学校4年生のみなさん、先生方、本当にありがとうございました!1学期に実施することができなく、この出前授業をとても楽しみにしてくれていたことも聞いていました。サッカーが大好きな男の子たちはもちろんのこと、サッカーにあまり慣れていない子も、どの子も一生懸命動いている姿を見てとても嬉しく感じました。ゴールを決めて喜んでいる姿も大変印象的でしたよ。次の時間からは、クラスごとにラインサッカーのルールを覚え、みんなで試合をしていくと聞いています。今回の授業で選手と一緒にやったドリブルやパス、シュート。そして、それ以上に、「楽しくサッカーをする」という気持ちを忘れず、ぜひこれからも体を動かすことを楽しんでいってほしいと思います!

▶実施小学校の声 (アンケートより)

サッカーはみんなと協力するから楽しいとよく分かりました。
いいところをほめてくれたりして、そこをもっと練習しようという気持ちになれたのでサッカーの楽しいことが増えました。
思ったよりすごく楽しくていい思い出になりました。ありがとうございます。
★いろいろな練習をして、サッカーが前よりもっと好きになりました。
毎日この授業を受けたいぐらい楽しかった。またBTOPの人たちとサッカーをしたいです。
サッカーでたくさんあせをかいたのは初めてなのでとっても楽しかったです。
★今までボールのけり方も分からなかったけど、楽しく教えてくれたのでけり方も分かったしシュートもたくさん入るようになりました。
★最初は少しきんちょうしたけど、だんだんやっていくうちにほぐれてきました。選手の方々もやさしくて「サッカー楽しいな!」と全力でけることができました。

<児童の事後アンケートより抜粋>

★子どもたちは、BTOPの選手に教えてもらえる、学校で会える、というだけで決まった日からわくわくしていました。そのため、当日も分かりやすく、子どもたち目線で話をしてくださったり、盛り上げてくださったりと、終始楽しそうに活動していました。学年担任も時間を忘れるくらい楽しい内容で、2時間、3時間でも一緒にやりたいと思いながらのさみしいお別れでした。
★佐藤さん(注:弊社スタッフ)とは、何度も連絡等の取り合いをさせていただき、当日を迎えることができました。本当にありがとうございました!もう一度出前授業をお願いしたいです!

<先生方の事後アンケートより抜粋>


~出前授業 企業/ゲストティーチャー紹介~

★トップチームの他、U18/U15/U12のチームも始動しています。また、チーム所属のプロ選手が指導するサッカー教室も行われていますので、興味のある方はぜひ調べてみてはいかがでしょうか。
★チームを支援するスポンサーも随時募集しています。詳しくはチームの公式ホームページをご覧ください。


https://www.instagram.com/0606masaya/

https://www.instagram.com/0606masaya/


★BTOP北海道公式、畠山選手、福山選手、山内選手のX(旧Twitter)アカウントと、俵藤選手のInstagramアカウントです。
★チームに関する情報も発信されていますので、ぜひフォローよろしくお願いします!
★今シーズンのリーグ戦は残り3試合となり(8月29日現在)、BTOP北海道は現在2位!最終節が、道リーグ1位になれるかどうかの大一番になりそうな状況です。道リーグ1位、そしてJFL昇格に向け頑張っていってほしいですね。札幌市内で試合が行われることもありますので、興味のある方はぜひ応援に駆けつけてはいかがでしょうか。リーグ戦の日程表はコチラ


★ゲストティーチャーだった畠山選手が個人で運営するYouTubeチャンネル「早起き道リーガーHAYAKE」です。
★大学時代から運営するこのYouTubeチャンネルは、登録者数9万人の人気チャンネルとなっています。チームトレーニングや公式戦前後の様子から、畠山選手プライベートの時間の様子など、楽しい動画がたくさんあります!ぜひご覧ください。

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