第18回 BTOP北海道×月寒東小4年生
▶BTOP北海道による【サッカー教室】開催‼
✅実施児童数のべ ▶▶ 1247名‼
✅出前授業トータル ▶▶ 18回目‼
✅24年度トータル ▶▶ 10回目‼
運動会前の4~5月に【走り方教室】の依頼が多かったBTOP北海道選手による出前授業。ようやく『本業』である【サッカー】の出前授業が、今年度実現しました‼
豊平区にある月寒東小学校4年生4クラスとの、現役サッカー選手による体験的な授業プログラム。さあ、出前授業が始まります。
プロと学ぶ出前授業へ、ようこそ‼
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# ゲストティーチャーご紹介
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(聞き手:irodori Factorys代表 佐藤)
# これから楽しい授業が始まりそう
―——BTOP北海道のみなさんとは、春先から運動会に向けた【走り方】の出前授業を市内小学校で実施してきました。今回、ようやく【本業】であるサッカーの出前授業が実現しました。
(ゲストティーチャー:以下GT)そうですね。いつも小学校との調整やコーディネートありがとうございます!
僕たちはスポーツ選手なので、走り方の授業も子どもたちと楽しく行ってきました。ですが、現役のサッカー選手として一緒にサッカーの学習を行うことで、多くの小学生にスポーツのよさや「サッカーをするの楽しいんだね!」という気持ちをもってもらいたいと思っていました。月寒東小学校でサッカーの出前授業が実現でき、嬉しいです。
―——恒例となった「肩」でのリフティングも盛り上がりました。
(GT)テレビなどで、足を使ったリフティングは見る機会がけっこうあるのですが、それ以外の体を使ったリフティングはあまり見たことがないかなと思ったからです。
「これから、楽しい授業が始まりそうだ!」というワクワクした気持ちを子どもたちに感じてもらいたいという意味も込め、初めに肩を使ったリフティングを披露しました。
# 誰でも安心してできるところから
―——最初は、ボールを手で持って走り、友達に手渡しでパスするというメニューでした。すぐにサッカーのパスやドリブルといった内容にしなかったのには、どのような理由があったのですか?
(GT)走り方の出前授業でも同じ考えで授業を計画しましたが、一番大事にしたのは、「スポーツが得意な子も、そうではない子も、みんなが楽しめる授業」「授業が終わったあとに、『サッカーするのもなかなか楽しかった!』『またやってみたいな!』と感じてもらえる授業」にするということでした。
サッカーは、基本的に足でボールを扱うスポーツです。日常生活の中で、足を使って何かを操作して遊んだりスポーツをしたり、…ということはほとんどありません。バスケットボールやドッチボールなどの手を使ったスポーツとの大きな違いはそこです。
ボールを蹴ったり足でドリブルして運んだり、ということの経験がない子たちにいきなり難しいスキルを伝えても、うまくできません。また、初めて会った僕たちに緊張している子もいるはずなので、まずは「ボールを手で持って走る」という誰でも安心してできるところから始めました。
―——授業の一つ一つにしっかりと意図が込められているから、子どもたちは終始楽しそうに授業に臨んでいました。
(GT)「ボールを手で持って運ぶ」という、ハードルの低いメニューを始めに行ったのにはもう一つ理由があって。この後は足で「ドリブル」「パス」を行う計画でしたが、そのときになって「ドリブルした後、どうするのかな」「どこに並び直して、次の番を待てばよいのかな」といったことの説明まですると、子どもたちもサッカーの練習に集中できず、結果的に楽しくできません。
「手でボールを持って運ぶ」というメニューを通して、やり終わった後の動きも確認することで、次のドリブルやパスのメニューもスムーズに進めることができました。
# サッカーはゴールを決めるスポーツ
―——続いて、シュートのメニューでした。子どもたちからは嬉しそうな歓声があがりましたね。
(GT)授業でも話をしましたが、サッカーは、ゴールを多く決めた方が勝つというスポーツです。ゴールを決めるには、シュートをしなければなりません。だから、今回の出前授業も、シュートを中心とした授業を計画しました。
―——選手がやさしくボールを転がしてあげて、子どもたちはそれをゴール目掛けてシュートするという構成でした。
(GT)「サッカーって楽しいな」と思ってもらうには、やはり自分でシュートをしてゴールを決めてもらうのが一番です!
実際のサッカーの試合では、ドリブルをしてそのままシュートをしたり、誰かからパスをもらってシュートする、ということが多いです。また、周りには相手チームの子もいる中でシュートをするわけです。サッカーの経験のない状態でそれを求めても、思ったようにシュートをしてゴールを決めるのは難しいですよね。
なので、ゴールを決めやすい状況を僕たちが作り、子どもたちにはたくさんゴールの喜びを味わってもらおうと考えました。
―——確かに、サッカーを経験していそうな子だけではなく、多くの子がゴールを決めていましたね。外れても、楽しそうにボールを取りに行く様子が印象的でした。
# 「どの子も楽しめる」勝負
―——シュート練習のあとは、3チーム対抗のシュート対決でした。盛り上がりましたね。
(GT)サッカーは、チームスポーツなので、そのよさもぜひ子どもたちに味わってもらいたいと、いろいろ考えました。また、出前授業の最後のメニューなので、みんなで楽しめるように、勝負形式にしました。サッカーの試合をすると、ボールを触れる子となかなかプレーできない子がどうしても出てしまいます。ゴール数対決という勝負にすることで、「どの子も楽しめる」という授業の目標が達成できると考えました。
先生方にも、ゴール数を数えてもらったりボールを集めてもらったり協力してもらいありがたかったです!
# 「みんなでやるから楽しい」を感じて
―——1試合目を行ったあとは、各チーム作戦タイムの時間を取りました。選手と子どもたちの距離が近くて、素敵な時間だなあと思って見ていました。
(GT)「1試合目よりも多くゴールを決めたい」という目標がはっきりしたので、子どもたちもさらにやる気になっていました。僕たち選手が蹴り方のコツや、チームで勝つためのアドバイスを話しましたが、みんな真剣に聴いてくれましたね。
僕は子どもたちに、「外したボールをすぐに取って来ると、次の友達もすぐにシュートができるから、ゴールを決めるチャンスが増えるよ」「同じチームだから、仲間のゴールを喜んだり応援したりしよう!」ということも伝えました。サッカーは個人競技ではなくてチームスポーツです。本当のサッカーの試合とは違う形の勝負でしたが、「みんなでやるから楽しい」というスポーツの良さも感じてもらいたいと思っていました。
―——このあと2試合目をしましたが、どのチームも、1試合目よりたくさんゴールを決めていたのが印象的でした。「シュート練習をする」→「1試合やってみる」→「振り返る」→「もう一度やってみる」という授業の流れがとても良かったと思います。
# サッカーは興味がなかったけど…
―——あっという間の45分授業でした。
(GT)本当にあっという間でした。子どもたちも、「あっという間だったなあ」と感じたのではないでしょうか。僕たちも、とても楽しい時間となりました。アンケートの中に「サッカーは興味がなかったけれど、出前授業をやってとても楽しいということが分かった」「次の体育でも頑張りたい」といった感想があったと聞きました。それを聞いて僕たちもとても嬉しい気持ちです。
授業が終わったあと、ボールをうまく蹴るコツを教えてほしいと質問に来た女の子もいました。そういうのも「今回の授業が楽しかった」という姿なのかなと思いました。これからも、いろいろな小学校で子どもたちと楽しくサッカーをする授業ができたらと思っています。
―——今回も素敵な授業、ありがとうございました!ぜひ、BTOP北海道の試合も頑張ってください。
(GT)僕たちは、今「北海道リーグ一部」というリーグに所属しています。ここで優勝すると、全国の各地域で一位になったチームと試合をし、そこで勝ち上がれば「JFL」という今より一つ上の全国リーグで戦えることになります。もう少しでリーグ戦の前期が終わりますが、今のところ(注:7月12日現在)BTOP北海道は北海道リーグの1位につけています。この後2位のチームとの直接対決もあるので、そこで勝って残りの後期をよい形で迎えられるようにしたいと思っています。
将来的には「JFL」から「J3」「J2」と昇格し、今北海道コンサドーレ札幌のいる「J1」で戦えるように力を付けていきたいと頑張っていますので、BTOP北海道をこれからもぜひ応援してください!ありがとうございました。
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▶実施小学校の声 (アンケートより)
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▶▶出前授業 企業/ゲストティーチャーご紹介
★トップチームの他、U18/U15/U12のチームも始動しています。また、チーム所属のプロ選手が指導するサッカー教室も行われていますので、興味のある方はぜひ調べてみてはいかがでしょうか。
★チームを支援するスポンサーも随時募集しています。
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