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第24回 Flowers×新陵東小1年生

▶Flowersによる生活科【アサガオリース】の出前授業開催‼

✅実施児童数のべ ▶▶ 1685名‼
✅出前授業トータル ▶▶ 24回目‼
✅24年度トータル ▶▶ 16回目‼

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# ゲストティーチャーご紹介

◆企業名:Flowers株式会社
(bloom & grow Flowers)
◆住所:札幌市中央区北4条西11丁目

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# 1年生活科【アサガオのリース作り】の 特別授業‼


こんにちは、イロドリファクトリーズの佐藤です‼

朝晩はかなり気温が下がり、北海道は秋から冬へと移り変わっていく。個人的には一年の中で一番好きな季節に行われた、1年生出前授業のご報告です。

ここ札幌はもとより、全国の多くの小学校で1年生になるとアサガオを育てます。花が咲き、実がなり、そしてタネをとるまでの活動はおおよそ共通ですが、そのあとの枯れたアサガオをどうするかは、各学校・各担任の先生方の裁量によって変わってきます。

アサガオのツルを使ったリース作りは、枯れたアサガオを生かした学習の一つです。私も、かつて一年生を担任した際には子どもたちとアサガオリースを作ったことがあります。担任一人でやるとなると、これがなかなか大変な授業なんです。

今回の出前授業は、お世話になっているFlowers株式会社ご協力のもと、【子どもたちの心に残るリース作り】を目標に開催されました。子どもたちの心に残る…そのために、様々な【仕掛け】を用意しましたよ。

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# 仕掛けその①:再会

ーー鉢から外し、ツルを大事にもっていますーー
ーー土だけになった、子どもたちの鉢ーー

その一番の仕掛けは、何と言っても春にアサガオのタネ植えを一緒に行ったゲストティーチャー、Flowersの【かなこ先生】【しんや先生】との再会です‼

5月、Flowersの方々と一緒にたった数粒のタネを植えてから、子どもたちのアサガオはグングンと育ち、この秋には何十粒ものタネが取れました。そしていよいよ枯れたアサガオのツルを使った最後の活動のときに、半年ぶりに【かなこ先生】【しんや先生】とまた顔を合わせるというシチュエーションです。

🔽春に行った出前授業の様子はコチラ🔽

半年ぶりで、子どもたちは【かなこ先生】のことを覚えているだろうか…。シーンとしちゃうのかな…そんな杞憂もどこ吹く風。教室スペースに入ると、こちらに気付いた子たちがすぐにざわざわし始めました。

「(あれ、なんかみたことあるような…?)」
「……かなこせんせい?」
「かなこせんせいだーー!!」

という声。1年生のニコニコ笑顔のお花が一斉に咲き誇りました。整列したみんなの前に立って挨拶する頃には、「今日は何をするんだろう!!」と期待を膨らませている表情に変わっているのが、こちらにもよく伝わってきます。

早速、授業スタート。まずは、校舎の外に置いてある自分のアサガオのツルを取りにいきました。

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# 仕掛けその②:ツルの提供

ーーがんばって、からまったつるをほどきました!!ーー

実は、「アサガオリース」は小学1年生の学習活動としてはメジャーなものです。今回授業校となった新陵東小で事前に打ち合わせをした際も、担任の先生から「やったことが何度もあります」というお話もお聞きしました。

一方で、植物を素材とした学習であるからこその、特有の難しもあります。それは、子どもたち一人ひとりが育てたアサガオを使うため、アサガオの育ちによってリースの素材に大きな差が出てしまうという点です。子どもによっては、十分にアサガオが育たず、結果的にアサガオのツルも少ししか残らないという場合があるのです。

そのツルでリースを作ろうとしても、当然貧弱な土台しか作ることができず見栄えも悪くなってしまいます(と、子ども本人が感じてしまう)。

そういった難しさを、今回はFlowersさんご協力のもと解決することができました。これが仕掛け②です。

Flowersさんから、1年生の児童人数分のヤナギのツルで作った土台(リースの形にしてあるもの)をあらかじめご用意・提供頂きました。子どもたちは、その【リースの土台】に、アサガオのツルをさらに巻き付けることで【自分だけの、自分が育てたアサガオリース】を作るという仕掛けです。おかげさまで、1年生全員が、見た目にも立派な、自分だけのリースを完成することができました!!

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# 仕掛けその③:飾りは自然のモノ

ーーグルーガンで飾りをつけましたーー
ーーおおきなまつぼっくりが印象的ーー
ーー「これも写真にとって!!」とリクエストーー

これも、「教員経験者には分かる」という内容です。特に低学年の図工や生活科では、「飾りつけしたい物は、おうちで用意してもらって学校に持ってきてくださいね」という場合がよくあります。

そうすると、多くの家庭では、100円ショップで購入したビーズやリボン、キラキラとした飾りなどをもってきます。

アサガオリースも、「飾りは、おうちで用意してね」となることが多く、そうやって作ったアサガオリースは、100円ショップで購入したきらびやかな飾りで、これでもかとデコレーションしたものが出来上がります。
もちろん、それが全て悪いというわけではないのですが、子どもたちの意識のほとんどは「きれいな飾り」に向いてしまいます。他の子のリースを見ても、「あの飾りいいなあ」「もっと自分のにも付けよう」といった感じで、自然素材のツルのよさを感じる瞬間がどんどんと減ってしまうのです。

また、「おうちで飾りを用意してね」のもう一つの難しさは、親が忙しいといった理由で飾り類をほとんど用意してもらえない子や、そもそもお願いのプリントも見ておらず何も持ってこない子が出てしまうという点です。

そういった状況を想定し、今回のアサガオリースの飾りは、家庭から飾りは持ち寄らず、「全て自然素材のモノ」で製作するということにしました。事前に校舎の周りでドングリやまつぼっくりを拾っておいてもらったり、当日はFlowersさんから、木の実や可愛らしいお花の提供もあり、それらを組み合わせて自分だけのオリジナルリースを作ることにしました。

これが仕掛け③です。

子どもたちが思い思いに作ったリースの一部は、ぜひ写真でご覧ください。出来上がった作品だけではなく、製作中の子どもたちの表情も、それは素敵なものでした。みんな、楽しそうにドングリやお花を持っていっては、「どこにつけようかな…?」「ねえねえ、わたしのリース見て!!」と、会話が弾んでいました。良かったです!!

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▶実施小学校の声 (アンケートより)

★たくさんの材料を用意していただき、ビデオも楽しく、指導も的確で子どもたちもとても喜んで活動していました。とてもよい内容で、大変満足しています。日常ではなかなか経験できない機会をたくさんいただき、感謝しています。
★こんなにお花に触れることができる授業は初めてでした。子どもたちがうらやましい!心に残る出前授業でした。
★こんなに充実した出前授業は初めてでした。子どもたちにとっても思い出に残る活動だったと思います。ぜひ来年もよろしくお願いします。

<担任の先生より>


―‐―子どもたちからのお手紙ご紹介‼‐―‐―

授業後、小学校よりこのような素敵なお手紙を頂きました。
弊社より、ゲストティーチャーの藤山さんにもお渡しさせていただきました。大変喜んでいらっしゃいました!!

ーー「今日はすごい一日になったよ」ーー
ーーこちらこそ、すてきな手紙をありがとう!ーー

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▶▶出前授業 企業/ゲストティーチャーご紹介

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佐藤貴幸|フリーランスティーチャー × 教育事業コンサルタント
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