傾聴は相手をわかろうとし続けること
初めて傾聴を学び出して約5年。
自分の聴き方の基本を考える機会に恵まれました。
「傾聴」とはなにか。
私に最初に傾聴を教えてくれた師匠が言った答えがタイトルのコレ。
「傾聴は相手をわかろうとし続けること」
傾聴サポーター講座
私に傾聴を最初に教えてくれた師匠が㈳日本傾聴能力開発協会の岩松正史先生です。
昨日、協会が開催している「傾聴サポーター講座®」を見直すということで、新テキストでのテスト開催があり参加してきました。
傾聴サポーター講座®は傾聴を全く知らない方でも深く傾聴を学ぶことが出来る三日間に渡る講座です。
初めて傾聴に触れる方にもわかりやすく内容が組まれています。
いつもは傾聴を伝える立場でいることが多いため、参加者としての経験は現在の自分の聴き方について見直すことができる良い機会になりました。
あなたの理想の聴き方は?
この問いに私が記入したのは「今、目の前の人、そのままをわかろうとする」でした。
私が開催している傾聴講座の中でも、傾聴は「相手の気持ちをわかろうとすることです」とお話ししています。
岩松先生に質問しました。
「先生は今、傾聴とは?って質問されたらなんて答えますか?」
そこでの答えが
「相手をわかろうとし続けること」だったのです。
この答えに納得。
「わかろうとする」より「わかろうとし続ける」なんだなと。
最高の誉め言葉
こんな風に参加者になり、自分の聴き方や傾聴を見直す機会がとても新鮮でした。
私は今、岩松先生の師匠でもある、noteにもよく書いている傾聴40年の大師匠、平井智子先生から学ばせていただく機会が多いのですが、岩松先生に「聴き方が平井先生に似てきましたね」と昨日言っていただき、とても光栄でした。
私は毎年今年は誰をモデリングしようかと考えるのですが、毎年必ず入っているモデリングは平井智子先生なのです。
憧れの傾聴の大師匠に聴き方が似て来たなんて…私にとっては最高の誉め言葉でした。
まとめ
「傾聴とは相手をわかろうとし続けること」
と師匠からの答えでした。
「し続けること」という部分にとても温かさを感じます。
これからは傾聴に関わっている、色んな方々に
「傾聴とは?って質問されたらなんて答えますか?」
と訊いてみたいと思います。