自立するふせん『タテトコ』はただ目立つだけじゃなかった
僕が文房具業界で注目している会社「カンミ堂」から発売された『タテトコ』というふせんがセンスあるな〜と思ったので紹介します!!
『タテトコ』は「立つふせん」だから目立つ
どんな商品かっていうと、一言でいうと「立つふせん」なんですよ。
ふせんってつくりがシンプルであるがゆえにいろんな使われ方をしていますよね。
「この作業しておいて」とお願いされたときにふせんにメモをして机に貼っておいたり、書類に貼って同僚へのメッセージを添えるなど。
でもほかの書類が上に乗ってしまったりして、けっこう見失ってしまうことがあるんですよね。
そんな問題を解決したのが、この立つふせん『タテトコ』!
自分の机でやってみると、けっこう目立つ。この存在感ならタスク漏れなんかも減るんじゃないかな。
「生きてる感じ」がするから、愛着が湧く。タスク漏れも減るかも
ここまではまあ公式ホームページでも載っている、いわば当たり前の特徴。
僕がこのふせんがいいなあと思ったのは、なんだか「生きてる感じ」がしたところです。
ふつうの紙とちがって『タテトコ』は自立するじゃないですか。するとあたかも人間のように自分の足を使って立っているかのような印象を受けるんですよ。(紙の裏にフィルムがあって、そこが足の役割をしている)
そうすると不思議なことに「こいつが頑張ってるんだから、俺も頑張らなきゃな」なんて気になってくる。首の座っていない息子が一人で立てるようになってきた姿を見ているのに似ているのかもしれません。
ふせんの構造から受ける印象に加えて、パッケージに印刷されている、人気イラストレーターのNoritakeさんのイラストもこの“生き物感”を演出しています。
かわいい。
人間の体(あるいは動物の体)と同じような構造にすることで、愛着を抱きやすくするというのはほかの場所でも使えそうなテクニックです。
ふせんってずっと変わらないもののようなイメージがありましたが、業界ではいろんな新しい挑戦が生まれているんですね。