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2023年を振り返って

【noteから始まった一年】

今年は1ヶ月に一記事、子どもの成長に纏わる内容を投稿すると決意して始まった一年でした。

それを決意した大きな理由としては、4月から小学生向けのフィジカルクラスを任されたのが一番の理由です。

自分の浅はかな知識で可能性だらけの小学生の「今」の時間を奪ってはいけないなと。
その一心から「note」を書く事にしました。

自分のアップデータした知識を現場でアウトプットする事が大きな目的の一つでしたが、配信した内容が何らかの形で大人の目に止まり、その内容がそれぞれのお子さま、またチームの子ども達へのほんの少しの一情報として届いてくれたら嬉しいなと思い書き続けていきました。

昨日(12/30)、久しぶりに会った高校時代の先生と後輩それぞれから、「高階のコラム見てるよ」と言って頂き、自分の思いが少しでも形になっていたのがすごく嬉しかったです。

【小学生向けのフィジカルクラスをやってみて】

今回は小難しい内容は少し置いておき、1年を思い返した私自身の胸の内をほんの少しだけ綴らせてもらいたいと思います。

4月初め、低学年のレッスンを始めた時にまあ見事に上手くいかない。

言語理解度もそれぞれ違えば、低学年の中でも幼稚園年長クラスの子も参加してくれている。

幼稚園児から小学校3年生の一グループをどう上手くまとめて運動をしてもらおうか。
まずはその悩みから始まりました。

その中で試行錯誤しながら毎レッスンの中で良い反応を次のレッスンにも残し続けていきました。

その中で反応良かったなと思う事が2つあります(挙げれば切りがないので今回は2つに絞ります)。

まず1つ目は、「子どもがわかるイメージを伝えながら動きを導いていく」
2つ目は、「見本は子どもにしてもらう」

1つ目の「子どもがわかるイメージを伝えながら動きを導いていく」に関しては、こちらが意図した動きを言葉で伝えても伝わらない事がたくさんありました。

例えばパワーポジションを言葉で伝えても子ども達の中では「?」が反応として見られます。
が、一言「ゴリラの真似してみて」とか「お尻プリッ」だけでできちゃったりします。

なんか子ども達はそっちの方が楽しそうですし、私もしっくりきます。

なのでレッスン中は、「はい、次ゴリラーとか、かっこいいカエルーとか、次バインバインジャンプやる?とかポーンポーンジャンプやるよー」など他の人が聞いたらよくわからない言葉が行き交っています。

種目ごとに子ども達に名前を付けてもらっており、それが子ども達のイメージとなり、意図した動きに変わっていく過程を見る事ができました。

2つ目の「見本は子どもにしてもらう」に関しては、私が見本を見せるのではなく、上手くできた子どもを敢えて前に出て来てもらい見本を見せてもらう様にしています。

その理由としては、子ども達からすれば先生(私)はできて当たり前。
上手くできた子どもを見本にする事で、その子どもの有能感が高まる上に、他の子ども達の中でも意欲が湧いてくる様子が見られます。

後は同じ子どもに見本を偏らせない事もポイントとして置いています。

少しでも上達していく様子が見られたら、その子どもを見本として出てきてもらい、その中で良い点を褒める様にしています。

この2つのポイントの循環を作った事で子ども達の反応も含めて自分なりにその空間が良い空間になっていった様に思えます。

来年は自分の中でポイントを1つでも増やしていきながら子ども達の基礎運動能力が上がる様に取り組んでいきます。

【仕事と息子時間の両立】

今年は仕事も突っ走りました。
平日の仕事以外にもチームのリーグ戦帯同などで休みがない月も結構ありました。

その中で息子から「パパ、おしごといやー、もっともっとあそぶー」と言う言葉も増え、葛藤する事が多い一年でした。

本音を言えば休みの日に息子を色んな場所に連れていき、色んな物に触れ、色んな体験をさせてあげたい。

それは今でも思う事ですが、自分で決めた道や関わらせてもらっている仕事を自分都合で簡単に退くのは自分の中で何か違う。

休みの日だけが息子と関われる訳ではない事も確か。

「隙間時間で息子に全力を注ぐ」そして、「休みの日は外で思いっきり遊ぶ!!」それで十分な事は妻も理解してくれている。はず。

あとはしっかり稼いで来い精神です。笑

ウチは家でほとんどテレビを付けない習慣になっており、と言うか妻がそうしています(息子がどうしようもない時は昆虫.、恐竜のYouTubeを付けますが。笑)。

「なんでテレビ付けへんの?」と問うと、「家族の会話が減るから」と。
私自身も納得です。

確かにテレビを見ている時間を息子と関わる時間に変えるだけで隙間時間が増えて私としてはかなりコミュニケーションの時間が増えました。

毎年思う事ですが、仕事でも家庭でも周りから助言をもらいながら日々成長させてもらっているなと感じています。

【最後に】

今年は小学生向けのフィジカルクラスを担当する仕事も増え、ありがたい事に本業以外の仕事も空きがないぐらいのスケジュールで働かせてもらいました。

年々、仕事で関わる方々も増え、周りの繋がりの中で生かされ、助けられている事を身に染みる一年でした。

来年やりたい事。

息子と恐竜博物館に行く!
家族でキャンプをしていっぱい虫を捕まえる!
帯同チームの全国大会出場→家族を全国大会会場に招く!

これは必ずしたい!

今の仕事をベースに来年も感謝を忘れずに太く進んでいきたいと思います。

2023年、ありがとうございました。

そして2024年もよろしくお願いします。





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