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小屋デビュー

小屋について


4月16日、ようやく小屋の準備できました。
小屋は元々あった物置き小屋を片付け、空間を半分に仕切り、金網をはったり、隙間を塞いで整えました。

うちにあった木材を使って、
立派にしつらえていただきました

ゼロから小屋を建てることは、私にはとてもできず、この整備でさえ知人にお願いした次第ですが、丈夫な造りの小屋なので、イタチやキツネ、テンなどからの襲撃にも耐えうるかなと考えています。
小屋のポイントは、換気と野生動物の侵入防止でしょうか。
野生動物はイタチなどだけでなくヘビもで、ヒヨコはヘビに襲われる可能性もあり、また産卵が始まると卵を狙いにくるそうです。
うちの畑にもやっぱりヘビがウロウロしていて、実は先日小屋の真下のコンクリートの欠けた隙間にヘビが出入りしているのを見て、心臓が飛び出ました。
小屋には侵入できないようあらゆる隙間は塞いだつもりです。

ヘビ穴・・・

コンクリートは鶏たちの足に良くないらしく、また糞が発酵して臭いにくいと聞き、発酵床と呼ばれる床を自分なりに作りました。
に畑やプランターの土、米ぬか、刻んだ藁、籾殻、木くずを敷き詰めました。

白いのはぬかです


こういったものを混ぜることで、糞の発酵が促され、臭いにくいそうです。

藁を刻む道具。
この家には色々と昔の道具があり、使わせてもらっています。


一週間は様子を見ながらということで、朝1時間ほど畑に放し、日中私が留守の間は小屋で過ごし、夜は室内に入れていました。
そして、冷え込みが和らいできた昨夜、初めて小屋で一晩を明かしました。
特に問題もなかったようで、朝様子を見に行くと、待ってましたとばかりに外へ飛び出してきました。
いよいよ、完全に小屋生活です。


完成!


のら猫など対策に、そして畑やよその田んぼに行かないよう、小屋の周りにネットを張り、ヒヨコたちの遊び場を作りました。
まだネットをしっかり張れていないので、気づくと隙間から逃げて、隣の田んぼなどにいたりしてびっくりしますが、少しずつ整えていきたいと思います。

50メートルのネットを使っているので、
広々した空間のはず


最近のヒヨコたち

生後47日、うちに来て37日。
暖かい日が増えてきたからか、また外で過ごす時間が増え、外で生き餌などを食べているからか、最近ぐぐんと大きくなり、だんだんとひよこと呼ぶよりはニワトリに近づいているなと感じています。
生後30日までを幼ビナ、60日までを中ビナ、150日までを大ビナと呼ぶそうで、うちの子たちは今中ビナ。
これまで、室内と外とはこの水そうで行き来してきましたが、もう流石に窮屈そうです。

水そうでの移動最後の日


1ヶ月以上一緒に生活し、時間があればずっと様子を見ていたし、鳴き声が聞こえなくなったのは、少し寂しくもありますが、最近は毎朝まるで「早く外へ出して」「ここじゃ狭いよ」と言ってるかのようにピーピーよく鳴いていたので、広くなった小屋での暮らしは、きっとより快適で健やかなのではないでしょうか。

ヒヨコの習性あれこれ

1.じめっとした場所や陰になる場所が好き

本能的に、外敵から身を守るようになっているのか、カラスやトンビから見つかりにくい陰った場所によくいきます。
最近は、この椿の下や水路がお気に入りのようです。
腐葉土などが溜まって色々生き物がいるのかなという気もします。
うちは、土地柄かムカデが多く、ムカデはまさしくじめっとした場所に生息しているので、ヒヨコたちがこの調子で食べてくれたらありがたいなと期待しています。

椿の下


今はまだ水が流れていないので、格好の遊び場


2.私の跡をついてくる

外に出すと最初はわーと走ってあちこち行くのですが、しばらくすると私が座ってお茶を飲んだり、種まきなど土いじりしているところへ戻ってきます。
戻ってこず、ひたすら敷地内を散策していることもありますが、親鳥と思っているのかなと不思議に思うくらい足元に寄ってくる姿はたまらなくかわいいです。

お茶タイムを一緒に


今朝は遊び場の草刈りをしていていたのですが、やはり競うようにまとわりついてきて、これはさすがに鎌で足を傷つけやしないか気がきではないので、今後は同じ空間ではやらないようにしますが、その様子は本当に見ていて飽きないです。

大興奮で寄って来ました


3.仲間意識

来た当初から、たいてい、ゆきとつきがペアで、はなは一人でいることが多いなと思っていたのですが、先日一緒に購入した知人のヒヨコ3羽と一緒に畑に放したのですが、特に喧嘩することもなく、同じヒヨコとの仲間意識はあるようで、仲良く一緒にいるのですが、グループに分かれて行動する様子にはびっくりしました。
6羽一緒になると、もうどの子がどの子かわからないという感じで私は見ていましたが、本人たちはちゃんと認識しているようで、途中一緒になったり組み合わせが変わったことも多少はあっても、基本的には3羽それぞれのグループに分かれていて、とっても興味深かったです。


その他にも、誰が教えたわけでもないのに、土を足で掘り返したり、夜は止まり木で眠ったり、当たり前のようにニワトリならではの習性が身についていて、面白いです。
今後もどんな姿を見せてくれるか、楽しみです。

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