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【サクッと】自己PRのポイント解説してみた(ES対策第2弾)

こんにちは!

株式会社irodasにてキャリア講師をしております、
小林健也と申します!

前回ガクチカの書き方についての記事を書かせていただいたのですが(読んでいただいた方、ありがとうございます)、意外と好評で
今回は同じESの中でも頻出の【自己PR】についてまとめる記事を書いていこうと思います!

それでは早速中身に入りましょう!

自己PRとは

ESで聞かれる自己PRではあなた自身の売り込みポイントを明確にすることが必要です。分かりやすく言うと「強み」やそれを用いて生み出した「成果」について記載していく欄ですね。

自己PRを作成していくにあたって、まずは

・他の学生と差別化できているかどうか
・その強みを用いて会社で活躍できそうか

この2点をしっかりと意識していく必要があります!
例えば単に「行動力」と伝えるだけでは差別化も、具体的に活躍できるイメージも湧きづらいです。
一方で「目標達成のための逆算した行動が取れること」といった具合に伝えると、少なくとも単に「行動力」と伝える場合よりも、他の学生との差別化や活躍できるイメージを与えることができます。

自己PRとガクチカの違い

ここでおそらく疑問なのが”ガクチカとの違いだと思います!

どちらも自分の強みや経験について述べていく必要があり、なかなか違いが見えづらいですよね

では違いはどこにあるのでしょうか?

結論から伝えると伝えたいポイントの違いにあります

ガクチカにおいては一連の活動の中でどのように目標設定をし、課題を乗り越えていくかという一連の「行動」を見ています。つまり伝えるべきは課題に対してどのような分析を行い、施策を取れるかというポイントです。
(ガクチカの書き方に関しては以前こちらの記事でまとめたのでもし良ければこちらを読んでみてください!)

一方で自己PRの場合はあなた自身の「強み」に重きを置いています。自分の特徴を生かして生み出した成果を伝えるようにしましょう。そのため自分の「強み」とそれがどのように会社で活かせるかを改めて考えていきましょう。

自己PRの例

では実際にここで自己PRの例を紹介したいと思います!

今回は某メガベンチャーに内定承諾をしたT君に素晴らしい自己PRを拝借しました!(T君ありがとう…!)

私の強みは、周囲の底力を引き出しチームの力を最大化することができるリーダーシップである。その力を発揮した例が〇〇での長期インターンで○○というイベントの企画運営にて〇人のチームのリーダーを○ヶ月間努めた経験だ。当時目標として○人の動員を掲げていてたが、メンバー個人の進捗率の違いから組織としての目標達成への意欲が低下していた。情報共有不足が根本的な原因であると考え、週に一度○時間、メンバー毎の①活動時間の報告、②現状と課題の考察、③次週行う施策○つをチーム全員で考えるというMTGを着想、実行した。結果、メンバー間のナレッジが共有されることで個人毎の進捗率の差が縮まり、各メンバーが自身の目標数を達成するとともに、全体として当初の目標である○人を大きく上回る○人の動員に成功した。貴社の○のプロジェクトにおけるCS業務でもチームでの成果を最大化することで目標達成へ貢献できると考えている。

自己PRの構成

では今から自己PRの構成について解説していきます

先にお伝えすると自己PRを構成するのは以下の3つです

①自分の強み
②強みを生かした経験
③会社で働く際にどのように活かせるか

では先ほどの例を用いながら、1つずつポイントを整理していきましょう!

−①自分の強みについて

冒頭はまず自分の強み、アピールポイントについて簡潔に答えるようにしましょう!強みはたくさんありますが、例えば


・リーダーシップ
・行動力
・素直さ
・チャレンジ精神
・論理的思考力
・関係構築能力

などがよく挙げられます

ただしここで注意してほしいことが
単に「行動力」や「リーダーシップ」と答えないように!

なるべく詳細が伝わるように「〜できる行動力」や「〜を可能にするリーダーシップ」など、具体的な状況がイメージしやすい修飾語をつけましょう。

(該当部分)
私の強みは、周囲の底力を引き出しチームの力を最大化することができるリーダーシップである。

−②強みを生かした経験

続いて先ほど伝えた強みが実際に活かされた経験を述べていきましょう。この際に伝えるべきポイントとしては


・その経験の成果
・課題に対する施策


です。特に成果に関してはなるべく詳細に(数字などを交えて)記入するようにしてみましょう!

書きやすい順番として

・強みが生かされた経験として〜があります
・活動の目標は〜でしたが、当時現状として〜でした
・課題を○と特定したので〜という施策を打ちました

まずはこの流れで整理してみましょう!

(該当部分)
その力を発揮した例が〇〇での長期インターンで○○というイベントの企画運営にて〇人のチームのリーダーを○ヶ月間努めた経験だ。当時目標として○人の動員を掲げていてたが、メンバー個人の進捗率の違いから組織としての目標達成への意欲が低下していた。情報共有不足が根本的な原因であると考え、週に一度○時間、メンバー毎の①活動時間の報告、②現状と課題の考察、③次週行う施策○つをチーム全員で考えるというMTGを着想、実行した。結果、メンバー間のナレッジが共有されることで個人毎の進捗率の差が縮まり、各メンバーが自身の目標数を達成するとともに、全体として当初の目標である○人を大きく上回る○人の動員に成功した。

−③会社で働く際にどのように活かせそうか

最後にその強みが会社のどの業務で活かせるか、自分の意見を述べていきましょう。この際に具体的な業務を書くほど、会社理解が深くされているという印象を受けます

仮に営業という仕事一つとっても会社によってスタイルや必要になってくるスキルは大きく変わってきます

例えば、消費財メーカーA社は商品自体の単価がそこまで高くないので、営業としてのコミュニケーションに加え、たくさんの顧客に商品のメリットを的確に伝える能力が必要になります

一方で、投資用不動産を扱っているB社では商品の単価が高く、顧客と長期的な関係を築き、信頼してもらうことが必須になります。よって人間としての好かれやすさや人当たりの良さが営業に必須になります。

志望企業の事業内容や、業務内容を改めて企業分析で明らかにしてみましょう!

(該当箇所)
貴社の○のプロジェクトにおけるCS業務でもチームでの成果を最大化することで目標達成へ貢献できると考えている。

まとめ

いかがでしたか?
今回はESの自己PRについてまとめさせてもらいました!
ガクチカともよく混同してしまいますが、改めて違いを認識し、自分の強みをしっかり整理していきましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました!
では!

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