雑記#6 やるせなさ
久しぶりの大学は、
ひかえめに言って異空間だった。
目的は、
インターン生受け入れにむけた
事前の学習会。
思っていたより早くついたこともあって、
作業ができるスペースを探して
図書館へ。
当たり前の話なんだけど、
周りは若い人ばかりで、
そこにいる学生たちは
意識していないと思うけど
(自分が学生の時に考えたこともなかったろうけど)
その異常さに驚く。
普段、
高齢の方が多い土地に住んでいることもあって、
余計に。
数が多いと
個の特性は中和される。
田舎では、
若い人材は本当に喜ばれる。
だけど、
大学内にいたら
自分の存在価値を見出しづらくなる。
人間の存在価値は変わらないけど、
場所によって
相対的に
存在価値が変わる。
場所によって自分の存在価値が変わる。
この考え方が、
少しでも
今遣る瀬無い気持ちで
いる若い人たちに届いたならば
行き場を失って犯されてしまう
事件は
少しだけ少なくなるかもしれない。