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本日のつぶやき「結局、必要なスキル」

私はしがないメーカーの事務をしてるのですが。

まあ、事務職、と一言で言っても色々いて。
大別すれば夫も事務職になります。

私のやってる事務、ってのは営業事務、っていうか営業職の本当に簡単なところと、総務経理業務を含めた雑用みたいなものね。

夫のとこはほぼ営業。
営業の事務部分を切り出した感じ。
営業との大きな違いは外を周らないだけで、内容も専門的だし、交渉事も多い。

で、その他に専門的な事務、これは特殊スキルとかの部類ね。IT系とか、本丸の総務経理とか。

それを踏まえて。
何の話がしたいかと言うと。

営業を募集すると、人は全然来ないんだけど、事務を募集すると物凄い来るらしいのです。

まあ、それに関しては昔から変わらないのでしょうけど。 

その話を上司である部長としていて。
「まあ……事務職、って聞いて、こんな状態はあんまり想像してないでしょうねぇ……」としか言えませんでした。

実際に“事務”ってものをやってきて。
解ったのは。

結局、特殊スキル(しかも、かなり専門的な)を持っているか、特殊スキルを売りにしてる職場の事務でも無い限り、机に向かって仕事に集中……なんてないだろうなぁ、と。
っていうか、そんな仕事がほぼない。
(無いとは言わないけど)

夫のセクションは言うまでもなく、私のセクションですらも、仕事の中心は結局、交渉事を含めたコミュニケーションなんですよね。

トラブルが起きて、それをどう対応するか、なんてのも日常茶飯事で。
(しかも、それを営業さんに伝えたら営業さんが…なんてことはなく、大抵は自分で関係各所に連絡して対応する)

黙って机に座っている時の方が少ない。

そもそも、私は別の会社で、夫は今の会社で元々、営業職をしていた人間だし。営業職をしていないО姉さまもコールセンター的な仕事の経験がある。

もしかすると、専門的な特殊スキルを持っている人でも「いや、結局はコミュニケーションだよ」って言われるかもしれないけど。

結局のところ、会社という組織にいる以上、コミュニケーションは得手不得手に関わらず必要なスキルなんだろうなぁ……

で。

部長「だからさぁ、●●さん(私)さぁ、営業やらない? 向いてると思うんだけどなぁ」

いや、そりゃ事務よりは営業の方が向いてるのかもしれませんけど(私はО姉さまと比べて格段に書類処理スキルが低い)。

もう、四十路過ぎの新人に毛が生えたようなオバチャンが営業に来ても、誰も喜ばんでしょうよ……


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かおり
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