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人生は等価交換

2月は誕生月。
あと10日ほどで33歳になる。
同世代の友達は34歳を迎える年だからほんの僅かだが得した気分ではある。
誕生日を迎えるからか最近こんなことを考える。

「残りの人生をどう生きるか」

今まで結構好き勝手に色んなことをしてきた。
仕事を辞めて転職してみたり
フィルムカメラを始めてみたり
ポートレートに挑戦してみたり
ボルダリングを始めてみたり
好きなアーティストのライブにいってみたり
本を読んでみたり
高いマットレスを買ってみたりだ。
マットレスはそれほど関係ない。

色んなことに興味を持つのは悪いことではないと思ってる。
一度きりの人生だし、やりたいことはやってみるべきだ。自分に子供がいたらそんな教育方針だろう。
「興味があるならまずはやってみなさい」
そんな風に言うと思う。

だが一方で、一度きりの人生だからこそ見極めも必要だと思う。
昔観てたアニメでこんな言葉がオープニング前に毎度流れていた。

人は何かの犠牲なしに何も得ることはできない。 何かを得るためにはどれと同等の代価が必要になる。 それが錬金術における等価交換の原則だ。

鋼の錬金術師 オープニング前のセリフより

小さい頃はなんか心に響く気がすると思っていたが、大人になるとグサグサ刺さる。

人生も全く同じだ。
好きなことを好きなだけやろうとすればそれなりの対価が必要になる。
ここで言う対価は残りの時間やお金だろう。

人生100年時代と言っても健康的に生きられるのは、きっとあと40年ぐらい。

やりたいことは山ほどある。
結婚だってしたいし、カメラだって極めたいし、コーヒースタンドだってつくりたい。
でも40年って意外とあっという間なんだろう。
全てが中途半端になるぐらいなら今から捨てることに慣れたほうが幸せなんだろうか。

2023年は取捨選択を合言葉に
これからのライフプランを考えていくことにしよう。

これは誰かに向けてと言うよりは自分が忘れない為なので悪しからず。

にしても鋼の錬金術師は名言ばかりのアニメだったんだな。

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