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封印記事を解く日が来た
彩ふ読書会には黒歴史……いや、私のーさんには黒歴史がある。よくよく考えたら私が空回って黒歴史を刻み続けているだけだった。読書会には黒歴史などない。
以前ホームページで公開していて今は削除した記事がある。Idea boxというカテゴリでほとんど誰にも読まれずひっそりと更新していたコラムだ。コラム・エッセイは今もちょいちょいと書いているが、毒気を抜いた非常にまろやかテイストなものにしている。
以前書いたものの中には34個ほど不適切な記事があった。不適切とはいっても炎上したとかそういうことではなく、むしろ炎上するほども読まれていないのだが、読まれていないことを良いことに主催という立場を放棄して書いた記事である。自主的にホームページ上から削除した。34個もだ。なぜ、そのような記事を一時期書きまくっていたのか。それには薄くて浅いワケがあるのだが、それはまた別の記事で書こうと思う。
実は文学フリマ東京の出店に向けて同人誌を作ろうとしていたとき、個人的にこれらをまとめて一冊の同人誌にしようかと思っていた。結局作ってはいないが、いずれ作る日が来るかもしれないと思い、ホームページ上では削除したが記事自体はデータを残しておいた。その封印していた記事を、「彩ふ読書会≒奔放プラン」の皆様には読んでもらいたくなった。ちなみにデータの文字数を見てみたら9万字も書いていた。不適切な文字を9万字も垂れ流していたらしい。
さて、人はバランスをとりたくなるものだ。
家でも職場でも読書会でも、私は良い子ちゃんを演じている。根っから良い子ちゃんなのかと言われればそうではない。そのためバランスの悪さを感じている。しかし家でも職場でも既に「私」という人物像はがちがちに固まってしまっていて、そこから逸れると周りがびっくりしてしまう。
読書会でもそうだ。私は彩ふ読書会を立ち上げた主催者ではあるが、常に一読書好きユーザーでいたいと思っている。最近は言い忘れていたが、皆が楽しんでもらえるよう段取りをしているだけであって楽しむためのサービスを提供しているわけではない。彩ふ読書会は皆で作る居場所なのである。けれど、彩ふ読書会という場を介して出会った方々の中には、そのことを理解していただけない方もいる。これまでにも厳しいご意見を頂くことは何度もあった。もちろん、初参加の段階でそれを求めているわけではない。慣れてくるまでは読書会を楽しんでいただけたら良い。ただ、慣れてきたのならば、今度は初参加の方が楽しんでいるかな?ということを私と一緒に気にしてほしい。
とあるスピンオフ企画のとき、お酒を飲んでほろ良い気分で楽しんでいたら、あとでとある方から個別に連絡があった。「主催なんだからしっかりしてくれませんか」とご指摘があった。主催としての立ち居振る舞いを求められることがあった。
読書会の場ではもちろん主催として振る舞うつもりではいる。ただ、それ以外の場では一読書好きユーザーでいたいという願望がある。完全に運営に徹することは出来るし、一時期はそうしようかと思っていたこともあった。だが、主催自身が楽しんでいなければ、その会は決して面白くない。私自身が一番楽しんでいなければならんのである。
まあそんなこんなで「読書会」でも皮肉なもんで私は良い子ちゃんを演じなければならないことが多いのである。それがやはりしんどいなあと思う時もあるし、それを発散する場がないというのも事実であり、そこで今回このようなプランを作ってみた次第だ。ここでは毒も吐くし下ネタも吐くしゲロも吐く(飲みすぎて)
しばらくはこの34個の削除した記事+補足記事から始めることにしようと思う。それが終わったら、月一ペースでの奔放記事公開になる。
どうぞお付き合いくださいませ。
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