タープを張る軽量ギア紹介
用意するもの
タープ
240x300cm(8"x10" ft)もしくは2x3m
タープ単体で設営した場合、横風と雨の吹き込みを防ぎつつ、幕内での居住性にも不可分ない大きさです。
ハンモックをしたくなったときのタープにも使える大きさなので、はじめの一枚におすすめです。
重さは300gくらいがいいです。
Trail Bum『CT Tarp』
200x280cm 320g
ポリエステル100%
ナイロンより疎水性が高く伸びにくいポリエステル。朝方、結露でだるだるになって、風に煽られたりしたとき、頭や足に触れにくい。
FREEIGHT『Swing Tarp』
267×260cm 310g
Steck20 ※オリジナル製造生地
どちらもタープの裏表両面にループがあり、蚊帳を吊るせて便利。
他に気になったのが
JINDAIJI MOUNTAIN WORKS『PB Tarp8×10』
240x300cm 300g
20d
入手困難。最低限であり十分な機能が備わっているシンプルな軽量タープ。
LOCUS GEAR『Tarp X Dup Sil』
290x290cm 470g
シルナイロン
値段は魅力。強風で生地が伸びるのを抑えるときのため、タープの中央に十字にループが4つほしい。
500gはしないけど、ちょっと重い。
ARAI TENT『ビバークタープ M』
290×250cm 410g
30dnリップストップナイロンPUコーティング
タープの中央にループが…
まあまあ軽くてちょっと重い
キャプテンスタッグ『レクタタープ』
290×180cmと小さめで450g
3580円なら、いろいろ遊べていいと思う。
ペグとガイラインは100円均一で揃うし。ポールは、ちょうどいい木の枝が落ちてたら使えるしなあ。
PYKES PEAK『スクエアタープ 1-2人用』
240×240cm 0.8kg
はっきりと重い。持ち歩くのに勇気のいる重さ。
特別なときにしか使わなくなる。
焚火やバーベキューの火の粉で穴開くだろうし、最初の一枚は安く済ませていいかも。
ポール
135cm(±20cm)。ローチェアで頭がつくかつかないかくらいの高さ。
カーボンかアルミ。安くてもスチールは重くて持ち運びたくなくなる。
トレッキングポールで代用可能
125cm 64g
仕舞い28cm
※バイクパッキングで「3本継ぎ」(51g 44cm)だと、長さが扱いづらかった。
日本のお店で見かけはじめたときは1本7800円くらい。
125cm @85g
仕舞い35.6cm
※2本セット
いま使っているカーボンポールが壊れたら、バイクパッキングで無理のない仕舞い寸法から、こっちを選ぶと思う。
125cm @65g
仕舞い45cm
※2本セット
¥6,270 (税込)2023年7月
軽!コスパいい。Φ85mm 細っ!
134cm @115g
3本継なのでたぶん48cmくらい
※2本セット Ø11mm
価格と重さのバランスでいうと、わるくはない。
150cm @240g
仕舞い35cm
A7075 Φ16.0mm
※2本セットで約500gは徒歩には重い
150cmのポールも紹介しておこうと思って。
ogawaの『AL アップライトポール150cm』が3本継ぎ55cmで1本200gらしいですけど、仕舞い寸法と値段からこちらを紹介。
いちばんおすすめ!
100~120cm 139~153g
(サイズ100,105,113,120 トレポの長さは基本、伸長の65%らしい)
仕舞い32~39cm
ポールとしては重いけど、トレッキングポールとしては軽量。どちらも持っていなかったら、兼任できるこれ。
ヘリテイジの『ウルトラライト トレイルポール』より微妙に重くて高い。けど、シンプルでかっこいい!
mont-bellなのも、すごくいいです。
ペグ8本
12本のときの一例
DAC『Vペグ』11g×4
MSR『MiniGroundhog Stakes』10g×4
FREELIGHT『Ultralight Nail Peg』9g×1
VARGO『Stake OrangeHead』8g×3
MSRx4,DACx4がはじめやすいかと思います。
ガイライン
1.8mmが使いやすかったです。
2.4mmのタクティカルコードは太すぎだと思いました。
2x3くらいのタープで、高さを150cm以下にすると、風をはらむ面積がちいさくなります。
ロープにかかる力も小さくなるので、ガイラインを細くできます。
Φ1.8mmの断面積を25とすると
Φ4mmのパラコードの断面積は125。計算上の体積で5倍の違いがあります。実際確かに1/5くらいコンパクトに収まっている感じです。
風をいなす張り方にして、ガイラインにかかる荷重を考えれば、ガイラインは2mm以下が、軽量コンパクトでおすすめです。
エバニューから『地味だけど反射する細引 Dia.1.5』という1.5mmリフレクティブガイラインが2023年に発売されました。¥3190/10m 14gは手を出しづらい。
Sea to Summitの『Reflective Accessory Cord』1.8mm 10m 13gより、どれだけいいところがあるのだろうか。
また、釣りをやっている人には馴染み深いことですが、糸の素材によって伸び率や比重、強度が違います。
ちゃんとしたブランドはダイニーマ(超強力超高分子量PE)とか、水を含みづらく伸びづらく、軽く強度のある、最適な素材を選んでいるかと思います。
JINDAIJI MOUNTAIN WORKSの『1.4mm Dyneema Core Reflective Guyline』1.6g/1mがよさそう。
ちびっこが近くを駆けまわる、公園のピクニック広場や、土日のバーベキュー場では、細いガイラインは見にくいので、視認性の高いネオンカラーが安心です。
夜間はリフレクティブでないと、自分も足を引っかけます。
高いなーって思ったけど、使ってみるととても便利
自在
太いガイライン用と、細い用のふたつがあります。
「自在結び」の簡略化があったのですが、忘れてしまいました。
その他
グラウンドシート
なければ100円均一で。
180x90cmあると快適に寝転がれる。
ペグダウンのループがついていたらベター。
マットか椅子
なければ100円均一にある『折り畳み座布団パッド』みたいなやつでいいです。
124cmのポールを使用するULテントの高さ
では、チェアの使用は想定されていません。地面です。
ただ、チェアがあると見た目がよくなるのも事実。
座面20cmのローチェアなら、ギリいけます。
タープだけでなく、手軽にアウトドアを楽しむためのギア紹介もしています。
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