ノアの花で占いを。できる、できない、できる……/私だった肉
ハナノア、やってみた。
旦那が「全然しみない!」って言うし、何よりハナノアのCMモデルさんが、蛇口を静かにひねったみたいにスーーーーっと一直線の水を鼻から出してるのがすごくて。全然それについての知識はないんだけど凄いことだけはわかったッス! 弟子にして下さいッス! っていうキャラの気持ちがわかったッス。
(めんどくさいからURLは貼らないけど、公式のyoutubeに動画もあるし、どっかのサイトでハナノアのCMについてのインタビューもあった。読んだ。ふつうにプロ意識がすごいって思った、ッス!)
結果的には、ダメでした。
確かにしみないし、ちゃんと正しく手順を踏んだら鼻やら口やらから水が出てきたりもするんだけど、どうやら鼻の奥に水が入ること自体が私は嫌みたいなんだ。
もしかしたら幼児の頃に体育の先生に強引に潜らされた経験が関係しているかもしれない。頭を押さえつけてプールにバシャッとブチこむメソッドにびっくりして鼻で水吸い込んじゃって、鼻の奥で塩素臭い水がキーンとした……そんな経験が私に「鼻の奥に水があるのはダメ!!」と言っているのかもしれない。
もしくは単純にすごいビビりなのかもしれない。のどぬーるとかで喉をちょんってつつくだけでウエッってなるし、インフルエンザやコロナの検査で使われる、鼻の奥に長い綿棒入るやつもウエッ。かと言って吐くのはそれはそれで怖くて、指使ってわざと吐くのもできない。
ハナノアの液体自体に刺激はないんだけど、とにかくその「ここに水あるよ」感が気持ち悪うて気持ち悪うて……。
(液体を人肌に温めると軽減されるとの話ですが、多分それでもダメだと思う)
そんなわけで。できないことが増えました。今日から私は、ハナノアがうまく使えない方の人間として生きてゆく。
さすがのたえちゃんもこれにはNo Thank You。
こんなこと書いてもしゃーないっちゃしゃーないんだけど、来年の花粉シーズンに、今日のことを忘れて同じ轍を踏む可能性がありそうだから書いとくわ。
私はできなかったけど、挑戦するにあたって使用した人のレビューいっぱい読んだから言うね。
鼻炎、花粉症、蓄膿の方は試す価値あるよ!!!!
(ぜ〜んぜん説得力ない)
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ハナノアと全然関係無いのだけど、この前やっぱり「これ書いておかないと忘れるな……」と感じたことがあった。
人間、歳をとるとイボができるのだと。私の首元にもそういうものが散見されるようになった。どうやらこれは正確にはイボではないらしい。ニキビみたいに皮膚がまんまるく膨らんでるのがイボだとして、私のそれは皮膚の一部が突然バグって、漫画太郎のババアの乳みたいにうすべったくてれんと伸びた箇所ができてしまうのだ。これはスキンタッグとか言うらしい。
先日、何の気なしに首元に触れると、そのスキンタッグ的なものがぽろりと落ちた。
首元にあるし普段なかなか見ることができないので、手のひらに小さな肉片をのせてためつすがめつ。
スキンタッグ部分だからなのか? その肉はちょっとわけわからん感じになっていた。ひでぶって言う寸前の北斗のザコみたいに、ぼこぼこの集合だ。爪の先でぐっと押してみたが、ぼこぼこは破裂するでもなく、あててみたティッシュに小さいピンクの模様ができたのみだった。
スキンタッグ、困るんだよ?
ぐって爪で挟んだらとれないかな〜って思うけど痛いばかりでとれない。睡眠薬飲んでなんかおかしくなったときに保冷剤で首をキンッキンに冷やして感覚なくして、ハサミでジョキンするのが(ある意味)いちばん楽な対処。でも取ってもまたしばらくするとできちゃうんだって。
スキンタッグに触れると「こんなちっちゃい面積でもちゃんと神経が通ってて体の一部であることを主張してきておる〜……!」って不気味でめんとくさい感じを受けたけど、いざ自然にとれたものを見てしまうと「なんでこれは私から完全に独立してるんだ? 触っても何も感じない。でもこのちょっと出た体液は私の血なんだよね?」って混乱する。
私は大きい怪我もしたことないし手術もうけたことがない、精々親知らずを抜いたくらいのもんだ。だから「私だった肉」に対面するのは初めてで、それで混乱しちゃったんだろうね。
私であって、私でなくて、かと言って食肉でもなく食用じゃない動物の肉でもない。
ちゃんと整理できないけど、たからこそ忘れずにメモっておきたい出来事だった。
皮膚科でスキンタッグ殲滅してえな〜。
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