同じ間違いを繰り返さなくていいんだよ
「同じ間違いを繰り返さなくていいんだよ」とある人に言われた時、なんだかハッとしたことがあった。
そのころの自分は、いっぱい行動していっぱい間違えて、また失敗して、失敗多すぎない?って思っていた。そして、「同じ失敗でも、それは失敗じゃない」と思い込んでいた。そう起業塾で習ってきたから。世の中は行動と実践と言われるからそうしてきたけど、それを繰り返すことに疲れていたのも事実。だからもう行動したくなくなって動けなくなって正解が知りたくなってた。
でもそうかって思った。成功するには実践だけど同じ間違いしてたらそれはいくら私の性格が7転び8起きでも疲れちゃうのかーと。
私よくよく考えたら同じ失敗もたくさんしていたのかもしれない。
「失敗しなくていいんだ」と言われて、急に思った。別にそれでもいいんだ。今までと違うやり方で生きてもいいんだ、と。
失敗の捉え方
行動が重要と説いている先輩が昔いた。今の若者は行動しない、とか言ってたし、私も行動しないと言われた。
その方は勢いで行動して同じ失敗してるように私には見えた。
色々法則とか知っていて、行動が重要と言ってたけど、同じところを堂々巡りしてるように見えた。ただエネルギッシュな人だからそれでもいいのかもしれないとも思った。
でも、ここで先輩が言っていることに違和感を感じたことがある。
その違和感が今ならわかる。
行動して「気づき」がない人は同じ失敗を繰り返してる。
ということだ。
スピリチュアルコーチに教わったことの一つは、「気づき」とは他人から与えられるものではなく、自分で掴むものだということ。
「気づき」と人生のスピード気づきが早い人は、人生のスピードも早いと感じる。
言語化が得意な人ほど、そのスピードは速い。でも、コーチは気づきを与える人だけど、気づきを与える側がすべてを言語化してしまうと、相手が自分で気づく機会を奪ってしまうこともあるとも思う。
それでは本当の学びにはならない。気づきとは、自分の中で見つけるもの。だからこそ、そのプロセスが何より大切なんだと思う。しかし、気づきがないと本当に堂々巡りですね。
気づきを受け入れる。その繰り返しが、私たちを少しずつ成長させてくれる。「気づき」が遅い私だからこそ、焦らずに、一歩ずつ進んでいけばいい。
それが、今の私にとっての正解と思っています。