個人開発でつくったプロダクトはどうやって宣伝する？
こんにちは、入江慎吾です。MENTAというあらゆるスキルを相談できるパーソナルメンターサービスを運営しています。
今回は一番相談が多い話でもある、個人開発でつくったプロダクトの集客についてのお話です。どのようににPRしていくのがいいのでしょうか。これまでの経験から語ってみます。
広告をだす？
まず思いつくのがネット広告です。しかし、最初から広告に頼るのはおすすめしません。まず個人開発ではそこまでお金かけられませんし、PMFを達成し、売上が出てCPAがわかってからで良いと思います。(ちなみに広告は数十万程度では予算的に全然少ない)
メインになるリスティングの検索広告でクリックして入ってくるユーザーはマーケティングの認知→興味・関心→比較・検討→購入の認知以降のユーザーでいうと、認知以降のユーザーがメインです。
特にまだ世の中にないプロダクトは認知から広げないといけないので、リスティングでいきなりコンバージョンを狙うのは難易度高いでしょう。
DMを送る？
TwitterなどのSNSを使ってDMを送っていくのはどうでしょうか。最初の段階では人力で集めるのはありだと思います。
でも継続的にやるのは非効率すぎますよね。MENTAでもDMでメンター誘致をやってまして、たしかに登録はありました。
でも口説いて連れてきたユーザーさんはどうしても受け身になってしまう方が多かったです。一番いいのは自然に知って「やりたい」と思って自主的にはじめてくれることです。
UGCを増やそう
そこでUGCです。UGCとはUser Generated Contentsの略で、ユーザーによって作られたコンテンツを指します。
端的に言えば口コミがまさにそれで、先ほど言った自然に知ってもらうには知り合いからの紹介がルートとして強いです。
なんか周りで聞いたことあるな…調べてみよう。という認知のところをとっていくには口コミは最強です。
口コミと相性が良いのがSNS
口コミはSNSで広がっています。誰かが口コミを書けばその周りの友人に認知が広がります。そのために個人開発者はSNSを頑張ろう、が今の現代における最強のマーケティングだと思います。
MENTAも口コミでの認知が広まっています。
思えば僕も受託をやめて個人開発に専念する宣言をnoteやtwitterで発信することで、その後にできる入江開発室という個人開発コミュニティを立ち上げ300名も集めることができました。
MENTAにしたってTwitterでアイデアを投稿し、メンターを事前募集して200名も集まったのでした。
公式アカウントでうまいことやってる事例はたくさんあるんですが、例えばIKEA。サメのぬいぐるみを使って色んなシチュエーションの写真を投稿する、というのが流行りました。
ゴールはフォロワーの多さではない
SNS運用といえばフォロワーをどう増やすかに焦点が置かれがちですが、ゴールはそこではありません。
いくらフォロワーが多くてもサービスを使ってもらえなければ意味がないのです。
失敗例として、MENTAでも昨年末にTwitterでRTキャンペーンをやりました。RT、フォローでmacbook proが当たる！というもので、1,600件を超えるRTがありフォロワーも増えました。
しかし！MENTAでの契約は増えなかったのです。いたずらにフォロワー、ユーザーを増やしてもサービスに興味を持ってもらえるユーザーでなければ効果はでません。
コンテンツを作ろう
UGCを増やすには、SNSを使って「ターゲットユーザーが知りたいコンテンツを作っていく」「サービスでユーザーが口コミをしたくなる、シェアしたくなる仕掛けを考える」などがやれることです。
公式アカウントでRTしたりユーザーさんをフォローしたり、そしてユーザーに向けてコンテンツをnoteなどのブログで作っていく。
この時に大事なのは機械的にやりすぎないこと。SEOを意識しすぎて網羅的に書こうとするとボリュームは多いですが、読みたいコンテンツにはなりません。
そうではなく自分の言葉で想いをのせて書いていく、この積み重ねが地道ですが認知拡大に一番効いてくると思います。
まとめとしては、コンテンツを作って発信する、SNSを運用して認知を広げよう！ということになります。
MENTAもまだまだこれから頑張って認知広げていきます！ちなみにMENTAでも個人開発、プロダクトまわりの相談お受けしております。
動画版はこちら
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